プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

DVDやBDはレンタル販売していますが、ゲームのレンタルは業界の圧力でレンタル販売できないのでしょうか?

昔、業界でゲーム小売店の中古販売を提訴して敗訴した話は聞いたのですが、業界のしがらみがあるのでしょうか?

詳しいかたご回答御願いします。

A 回答 (2件)

著作権問題ですね。



映像は、テープ時代、コピーすると劣化するという問題があり使用料を著作権者に支払うことで、レンタルというものが確立した経緯があります。

しかし、パソコン等のソフトなどの場合、複製しても劣化しない、と言う特徴があります。

実際の所、20年以上前には、パソコンなどのソフトのレンタル店が、実存じました。パソコン店のソフマップも、パソコンソフトのレンタル店でした。

ゲームの中古販売自体が問題視されて訴訟になったのではありません。

もしそうでしたら、今でもゲームソフトの中古店はやってませんから。

問題視されたのは、名目だけのレンタル行為、疑似レンタルでした。レンタルの手続きをすると、ソフトを貸すのではなく、その場で複製したソフトをレンタル料で売ってしまう、と言う行為が昔はあったのです。無論、レンタル料でソフトを貸し出すお店もありました。

その後これは問題になると考えたのか、疑似レンタルに変化しました。店頭でソフトを売って(新品という意味ではないです。新品も中古も、同じ扱いでした)、一定期間内にそのお店に売りに行くと高額で買い取り、実質的には一定期間、その差額で借りていられるというものでした。

その当時は、複製用ソフトもそうしたお店で売っていました。

この頃は、各ソフトメーカーはソフトを買うとユーザー登録をして貰い、複製をしたソフトではこのユーザーサポートが受けられないと言うような差別化、コピーできないような特殊な方法でのメディアの作成(コピープロテクトです。今も、DVD等に掛けられてますよね)。コピーする専用ソフトを販売する会社があり、プロテクト強化、コピーソフトの高機能高性能化のいたちごっこを繰り返していました。

特に問題視していたのが、ゲーム業界と言うよりもビジネスソフト業界でした。多額の開発費と期間を経て開発し市販したソフトは、会社が1本だけ買って複製して使う、沢山のパソコンにインストールする。個人はこうしたレンタル店で買って複製してしまう。そのため、価格を高額に指定しても、開発研究費の回収が出来ないというジレンマでした。

今なら単体で一太郎なら8000円台、WORDであれば高い時期でも20000円くらいで買えるワープロソフトが、1本8万円とか10万円以上していたのです。

そうした中で、レンタル禁止論が出てきて、訴訟を行い、裁判でバックアップ以外の複製行為やその複製をするソフトの販売の禁止、レンタル禁止が決められています。

その後は、PCであればゲームは今でもほとんどのソフトにコピープロテクトが掛けられていますが、ビジネスソフトは中古販売自体が無くなったので、コピープロテクトは掛けられなくなりました。

こうした経緯があり、ゲームについては今でも中古販売は認められています。しかし、ビジネスソフトの中古販売や買い取りはなく、レンタルもないのです。

現在レンタルを行うことは、著作権法上難しいですね。会社内で複製して使用する、複数の本体にインストールする、個人でソフトの複製をすることは、数十万の罰金が科せられる行為となってますし、企業の場合は、複製した本人や複数の本体にインストールした本人ではなく、その企業自体に億単位の罰金が科せられますので。
    • good
    • 0

著作権の問題。



ここら辺を参照に。

ゲームレンタル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC% …
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!