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レイテ沖海戦に投入された栗田長官率いる艦隊と
横須賀 佐世保の自衛隊の艦隊(イージス艦総動員)が
戦ったらどうなりますか?
(自衛隊側に米海軍のイージス艦4隻と改オハイオ級原潜が2隻含まれているとします

A 回答 (4件)

 栗田艦体VS海自イージス艦オールスターとUSNAVYイージス艦4隻、さらにそれに加えてSSGNオハイオ級2隻ですかぁ(-_-;)



 これって世間ではイジメって言われますよ。ということで、リクエストに忠実にお応えして、徹底的にやったりましょう!(笑)

 まず彼我(どっちが我々の味方なんてことはこの際おいといて)の戦力の比較からいきますと、栗田艦隊は第一遊撃部隊を編制していた第1、第2部隊を合計して、戦艦5隻・重巡10隻・軽巡2隻・駆逐艦15隻ですね。

 対する日米TFはUS・DDGが4隻・オハイヨ級SSGN2隻プラス、憎っくき寝返り海自は6隻2タイプのイージス艦ということです。今回は米海軍のイージス艦は最新のフライトIIAをおごっちゃいましょう。

 武器は栗田艦隊では13ミリ機銃から46センチ砲まで全てに、規定どうりの弾薬数があるものとします。日米TFも条件は同じで(って、この時点でもう涙が出そう…)、まずオハイオですが、21インチMk48魚雷が15本で4隻の60本。メインの巡航ミサイルは対地攻撃用のBGM-109cが標準搭載数の半分として77発。対艦用のBGM-109Bが残りの77発で、これが2隻でそれぞれ154発ずつです。
 もちろんどちらも通常弾頭です。本当はすべて対艦用にしてもいいのですが、あまりにもかわいそうで…。

 日米のイージス艦ですが、米海軍アーレイ・バーク級フライトIIAはこれまでの同級艦と違ってVLSの装填方法が変更したので、90発から96発に増えていますので、これをまた半分にしてスタンダードSM-3とSMLSトマホークで按分します。ということで米海軍はトータル192発ずつのSM-3とBGM-109Bを抱えて出陣です。

 ほかに5インチ砲がありますが、これは大雑把に200発とします。ただし127ミリだからといってなめてはいけません。フライトIIAの5インチ砲はMk45Mod4を搭載していますが、これがなかなかの優れもので、ERGMというGPS誘導の砲弾を使用すると、なんと射程が116kmとなり通常弾の5倍近くになるんです(海自も同じ5インチ砲ですが、普通なのがらしいというかなんというか)。もうこれだけでもこれ以上書く意欲が…。

 気を取り直して、艦載ヘリですがもちろん海自イージスにはありませんが(あたご級はフライトIIAに準じますが、対艦ミサイルを装備していないのではしょります)、米イージスにはそれぞれ2機のSH-60Bがあり計8機となります。これらは主に敵艦隊の位置や動静を探らせます。ただこれもちょっとした曲者で、対艦攻撃用にAGM-119Bペンギン、AGM-114B/Kヘルファイヤを運用できます。

 そして最後に本家本元の対艦ミサイルハープーンです。これは海自も同じですので計10隻のイージス艦に8発(次発装填はなしです)で80発です。

 ということで、これだけの対艦ミサイルと艦載砲を見るだけでもう勝負はあったようなものですが、なんとかそのなかでもウィークポイントを見つけてみたいと思います。

 さて見敵必殺というか、戦いは先に敵を発見したほうが有利に戦況を動かせるのは自明です。ということで日米TFがはるかかなたより栗田艦隊を発見します。ただし栗田艦隊も各種水偵を飛ばして索敵に励みますが、残念ながら敵艦隊を発見することもなく、スタンダードミサイルに粉みじんにされてしまいます。

 栗田艦隊発見により日米TFは戦闘態勢に入りますが、多分栗田艦隊では戦闘食のおにぎりを乗組員たちが頬ばっている頃でしょう。一応当時やっと実用化?された電探・レーダーが大和などに搭載されていましたが、これがカタログデータどうりの実力を発揮したとしても、最大探知距離30キロですので…。

 まず日米TFに先行して前進配備されていたオハイオ級2隻が、日米TF旗艦「あたご」より(ありえませんが気分的なものでということで(^_^;))海中の潜水艦へ敵位置情報をデータリンクで受け、トマホークへの諸元を打ち込み、2分間隔で2発ずつを合計それぞれ20発発射します。
 2分間隔で2発ずつというとまだるこしい感じですが、ここが日米TFの唯一の弱点で、対空ミサイルと違って対艦ミサイルは多数の一斉発射をすれば、同目標に複数発が着弾する可能性が強いのです。
 フォークランド紛争でもアルゼンチンの戦闘機が発射した貴重品のエグゾセが、英海軍駆逐艦の「シェフィールド」に二発命中しています。ということで、発射は最小限でしかもタイムラグを設けて発射というのが、今回の弱点(でもないか)になるわけです。

 なにはともあれ、これでまず一番RCSがでかい大和級戦艦と他の戦艦、そして重巡に次々とトマホークが突っ込みます。もちろん栗太艦隊の艦船にはCIWSもなければECMもないので、はっきりいって袋叩きです。ただトマホークは総重量2トンにたいして炸薬量が500キログラムですので、重巡はちょっと痛いとしても戦艦群はそれなりに戦闘力がまだ残っているのが救いです。

 この時点で戦艦3隻と重巡4隻が戦闘不能になり、重巡3隻軽巡1隻駆逐艦2隻が撃沈されます。

 栗田艦隊はまだ日米TFを発見できていません。オハイオ級SSGN2隻は敵との距離が35キロになった時点で、Mk48・21インチ魚雷8発を一斉発射してこれで今回の任務は終わりとなります。45キロ以上の
射程を持つMk48は有線とアクティブ、そしてパッシブの3通りの誘導方法で攻撃しますが、今回はパッシブにセットしていました。

 これも同目標同時着弾の可能性がありましたが、なんとか重巡1隻駆逐艦3隻を艦底下(キール)爆発方式で屠りました。

 これで栗田艦隊の損害は…、今は止めておきましょう。
 さてここで奇跡が起こります。日米艦船がいっせいに各対艦ミサイルを発射しようとした矢先、旗艦「あたご」の艦長が突然攻撃中止を命令したのです。理由は「どうせ我々の勝利は動かないのだから、せめて敵艦隊に我々の姿を見せてやりたい」という、いかにも日本的なものでした。

 米艦隊の強硬な抗議もなんとか抑えた日米TF艦隊は彼我の距離を30キロまで詰めていきます。ようやくレーダで敵艦隊を確認した栗田艦隊の残存艦隊は、復讐の念に燃えて次々と砲火を開きます。しかしこの距離で砲弾が届くのは戦艦の主砲のみです。駆逐艦は酸素魚雷の長射程を頼みに一斉発射します。

 降り注いでくる敵の砲弾はイージス艦のSPY-1レーダーにより、その弾道と将来着弾位置が解析されます。それぞれ大きな距離間隔を取ったイージス艦は、ガスタービン機関のダッシュ力を活かして難なく砲弾をかわしていきます。

 駆逐艦が発射した酸素魚雷も高性能のソナーによって航跡が解明され、これも無駄に終わります。そして栗田艦隊の重巡群の主砲の射程に入ったとき、旗艦「あたご」より全艦一斉攻撃の命令が出されました。

 全艦から正確な間隔を保った白煙が、雲ひとつ無い真っ青な空に向かって昇り、10門の5インチ砲が鋼鉄の塊を次々と吐き出していきます。

 数十分後海面からは何本もの黒い煙が立ち上り、対艦ミサイルを発射することのなかったSHー60が海面に漂う敵乗組員の生存者を捜索し、かすり傷一つ負うこともなかった日米のイージス艦から降ろされた短艇群が、海面から生存者たちを救助していた。
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こんにちは



1EF(第1護衛艦隊群:横須賀)と2EFだけでも豪勢なのに、加えて

> 自衛隊側に米海軍のイージス艦4隻と改オハイオ級原潜が2隻含まれているとします

ですか・・・。うーーん Over Spec(笑 つか、イージス艦いっぱいあっても本想定下
では、そんなに有効な打撃力にはならないような気がします。

せいぜい
■自衛隊側
・DDH(ひゅうが)x1:策敵
・DDG(こんごう or ちょうかい)x1:情報統制、戦闘指揮
・DD x4:警戒、防空、攻撃
■米軍側
・DDG(アーレイバーク級 Ages DD)x1:戦闘指揮、連絡
・SSGN(改オハイオ級) x2:攻撃(雷撃)
くらいで、充分ではないでしょうか?

予想される戦闘の推移は
1) ひゅうが搭載の哨戒ヘリ(SH-60K) 4~6機による航空索敵の実施
2) 栗田艦隊発見の場合、こんごう(ちょうかい)で SH-60Kからの情報を元に
同艦隊に対する戦闘計画を立案
3) こんごう から アーレイバークに戦闘計画の伝達、同時にソリューション(発射諸元)
情報も逐次伝達
4) アーレイバークとこんごう間で計画調整のうえ、オハイオに攻撃の下令
5) オハイオが攻撃開始位置に移動後、魚雷(Mk48 ADCAP)による攻撃を開始
6) SH-60Kによる攻撃評価の実施。必要があれば次攻撃計画の立案。以後 3)からの
繰り返し
7) 重要攻撃目標が戦闘不能状態になった後、他の目標に対してDDによる対水上攻撃
(対艦ミサイル、火砲 による)を実施

と いうような具合になるかと思います。
さらに戦闘が夜間であれば、栗田艦隊は攻撃を受けた後もしばらくの間はどこから
どいつがどうやって攻撃しているか?も正確に把握出来ないまま戦闘が推移すると
思われますので、自衛隊+米軍が圧倒的に有利でしょうね。

重要攻撃目標としては、大和、武蔵などの戦艦群を最優先とし(WW2当時の戦艦の
打撃力は今でも相当な脅威ですから)ともかくそいつらを早めに戦闘不能状態に
もっていくことが肝要でしょう。
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この回答へのお礼

やはり大和 武蔵を先に沈める必要がありますか・・・
ありがとうございます参考になりました

お礼日時:2009/10/14 18:02

栗田は敵の艦隊と逆の方へ進むことが、何度かの海戦で証明されていますので、栗田が指揮官であれば、戦いにならない。

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おもしろいご質問で・・。


当方、あまり詳しくは無いほうなので的をはずすかもしれませんが、対空装備では自衛艦隊が圧倒的でしょう。ただ、対艦兵器としては基本的にひと艦ハープーン4連装×2のみの自衛艦隊は不利なのではないでしょうか。127mm砲ではたいした打撃力にはならないのでは?
また改オハイオ装備のトマホークは対地タイプが殆んどではなかったですか?自衛艦隊側に米空母が必要でしょうね。
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