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ニューシネマパラダイスでの疑問

最後のキスシーンのフィルムは誰が編集したのですか?
アルフレード?トト?アルフレードとトトの共作?

アルフレードが失明する前、幼いトトに技術を教えている間に
ひそかに編集していたのでしょうか?

私の理解力がないのか、わかりません・・
どなたか教えていただけませんか?

A 回答 (4件)

正解はトトです。

アルフレードから映写技術を伝授される過程で避けられないフィルム編集を、不要なキスシーンを利用したのでしょう。その意味ではアルフレードの共作と言えなくもありませんが。
アルフレードではない理由は
(1)本来公開終了後切り取ったキスシーンを復元しなければならない立場に居たにも拘らず放置していたほど雑に扱っていた事実。
(2)編集のプロが繋いだにしては雑すぎる編集(除去されていない汚れ、傷み、指紋、フィルム接合のズレ等々)
そしてフィルムを収めた青缶は、編集室に目立つように飾られていました。これを以ってしてもトトに内緒でアルフレードが繋いでいたとするには無理がありますね。更に火事の後アルフレードに青缶を託した人物はトト以外には考えられません。アルフレードが死ぬまで持ち続けていたのは、自分の目が見えていた頃のトトとの二人の思い出の唯一の形あるものだからでしょう。トトに贈るつもりで繋いでいたのなら死ぬまで持ち続ける意味がありませんね?
後年、映画監督になったトトは大成功を収めるも、決して幸福感を得る事はできませんでした。大事なものを失っていたからです。40年ぶりに村に帰り、そして全ての真相を知った後、片身として受け取った幼い頃に初めて自分が作った一本のフィルムを映写した時になって初めて自分が失ったものが何であったのかを理解できたのです。それはかって自分が映画が大好きで大好きで毎日が映画と一緒だった「映画を愛する」その気持ちです。その瞬間、トトは本当の意味でアルフレードの望んだ映画監督になったのです。
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アルフレードだと考えるのが自然です。

アルフレードは映画を愛していたので、検閲を理由に作品が損なわれるのが残念だったのでしょう。誰だって愛しているものを捨てるのは忍びないですよね。

あの時点では、村の和を乱さぬよう、また青少年の健全な育成のために、神父の検閲に従っていましたが、いずれ時が来た時に、損なわれた分を、映画を愛する人々に見せたかったのだと思います。それを「トトに技術を教えている間に」かどうかは別として、自分の自由な時間を使って密かに編集していたのでしょう。

一方で、トトも映画を愛し、愛し続けるだろうとアルフレードは思っていたので、損なわれた部分を、とりわけトトに見せたかったのだと思います。監督になったほどのトトですから、損なわれたシーンは村を出てからどこで見たかもしれませんが、あの編集された映像にはアルフレードの、映画とトトに対する愛情が込められていたので感動したのでしょう。
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一般公開前に神父によって行われた検閲の際にカットされたフィルムをアルフレードが廃棄せずに残しておいてつないだ(スプライシングした)ものと思います。

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アルフレードの形見のフィルムですね。


アルフレードが編集していたと私は解釈しました。
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