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子供のころ漫画として楽しんだのは
手塚治虫氏の「鉄腕アトム」・「リボンの騎士」くらいで
あとはたまに手に入ったとき馬場のぼる氏の「日吉丸」(題名が違うかも)

その後「ベルばら」・「エースをねらえ」くらいのもので
漫画がブームになったのをどちらかと言えば苦々しく眺めていたものでした。

いまや日本のサブカルチャーとして世界を席巻しているとか。

となると、改めて気になりだしたのが、タイトルに書いたように
「漫画」と「劇画」の相違。

友人の説では、ストーリーのあるのが「劇画」
1コマとか3コマ、あるいは4コマのような短いものが「漫画」だというのですが…

ほとんど触れることのない世界ですので
どなたか端的に分かりやすい解説をして下さいませんか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

漫画というのはさまざまな種類の笑いを引き出すために描かれた絵物語と言うところでしょう。

それは何も数コマのものに限らず、たとえば昔のノラクロなどはかなり長いですがマンガに属するものだと思います。鳥羽僧正の鳥獣戯画もマンガとよぶべきかも知れませんね。これに対して各種の絵巻物は劇画と呼ぶべきで、劇画というのはいわゆる絵草紙のように話の筋を絵で表わしたものでしょう。その意味で手塚治虫のマンガはすべて劇画と呼ぶべきでしょう。
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この回答へのお礼

Willytさま

せっかくご回答下さいましたのに
締め切ってしまってました、ごめんなさい。
なにせ、えどっ子なものでせっかちがこんなことに…。

新しいというか、きちんとした歴史を紐解く方法で
漫画と劇画の違いをご説明頂き
あらたな知識として、記憶することに致します。

お説にある「鳥獣戯画」は
たしかに漫画と言えるのかも知れませんね。

興味深いお話しでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/16 20:39

劇画も、漫画の一部だが、



端的にいうと、ストーリーあり劇的な展開でも、
手塚治虫先生一門のような可愛らしさある画風は、
劇画でない漫画。

劇画は、ゴルゴ13 の さいとうたかお先生のような
一見冷たい細部にまで書き込むストーリー漫画、が劇画

白土三平(『カムイ伝』など)小島剛夕(『子連れ狼』など)川崎のぼる(『巨人の星』など)
平田弘史(『座頭市』『薩摩義士伝』など寺沢武一(『コブラ』など)
長谷川法世(『博多っ子純情』など)
が劇画の代表作であるといえば、理解してもらえるかな
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この回答へのお礼

kusirosiさま

そうとう漫画、劇画の世界に精通されておられるんですね!!

さいとうたかをの名を
#1でご回答下さったのを見たときに
「ゴルゴ13」の作品名が浮かびました。

そしてあなたさまの解説の中にある
白土三平(『カムイ伝』など)小島剛夕(『子連れ狼』など)川崎のぼる(『巨人の星』
は、さすがにわたくしも名前だけは知っておりました。

その他の方は
作者の名前も作品名も寡聞故わかりませんが
ご説明は理解できました。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/16 20:13

劇画はさいとうたかおさんの造語らしいですよ。



つまり、さいとうたかお作品は劇画。

それ以外で作者本人が「劇画」だと言わないものは「漫画」と言っていいのではないかと思います。

詳しくはさいとうたかおさんに聞かないとわかりませんが…。
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この回答へのお礼

noname9046さま

ビックリするくらい早いご回答ですこと^^

そうなんですか。
劇画という単語が「さいとうたかお」さんの造語だというんですね。

すごいことですね、
ある一人の作者が作りだした言葉が
このカルチャーに浸透し
かつ、わたしのような門外漢というか
無関心派でもその「劇画」という単語を知っているんですもの!!

とても興味深い解説でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/16 20:04

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