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福島原発事故により空気中に飛散したストロンチウムの量はどれ位だったんでしょうか?

また土壌から検出された時の数量が分からないので不安になるんですが・・・。

A 回答 (1件)

ストロンチウムは検出に時間が掛かるから、


空気中の飛散量は分らないんじゃないかなぁ。

土壌検出の最初のニュースは、平成23年4月12日前後だったかと思います。
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空間放射線量の高かった福島県浪江町と飯館村の計3カ所を調べ、
ストロンチウム89は1キログラム当たり13~260ベクレル、
ストロンチウム90は同3・3~32ベクレルだった。
※産経ニュース2011.4.12データより抜粋
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あと、拾えたのが (()内は私の補足です)
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土壌は(平成23年)4月29日~5月1日に採取した。
原発から西南西約2キロの大熊町夫沢では、1キロあたり最大で68ベクレル(のストロンチウム90)
が検出された。他の3カ所では2.5~12ベクレルだった。
半減期が約50日と短いストロンチウム89も4カ所で出ており、
過去の核実験によるものではなく第一原発から放出されたものとみられる。

 文科省が3月中旬に浪江町と飯舘村の土壌を採取したときは、
最大で1キロあたり32ベクレルが出た。(このデータが先の4月12日の記事のもと)
東京電力が4月中旬に第一原発の敷地内で採取した土からは約570ベクレルが検出されている。
※asahi.com 2011.6.1データより抜粋
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こんなデータ。
多く見積もって、30km圏に凡そ30ベクレル程度ってとこでしょうか。
(完全に私の想像ですが、10Km圏で90ベクレル位、かな?)

金属元素で重いはずなので、飛散距離は少ないという説明ですけど
30km圏外の検出もあり、それより外側はなんとも。

また、汚染水が垂れ流し状態のときに海中に染み出して、
海での拡散と魚による生物凝縮でとんでもない所で検出できる可能性もあったり。

少なくともヨウ素やセシウム-原子質量が140前後-がこれだけ出ているのですから、
ストロンチウムやイットリウムも同じくらい出ているハズなんですけどね~。

例)ウラン238→核分裂=137セシウム+90ストロンチウム+2~3水素 他
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。大変よくわかりました。

お礼日時:2011/06/09 01:51

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