
皆様よろしくお願い致します。
私の好きな映画は岩井俊二監督の「リリィ・シュシュのすべて」「Picnic」、「エヴァンゲリオン旧劇場版」などです。
最近では「桐島、部活やめるってよ」も良かったです。芸術的というよりハートフル寄りですが、「八日目の蝉」も良かったです。
もちろんハートフル(いわゆる良い話)な感動でも良いのですが、できれば上記で挙げたような芸術的・Artisticな感動・刺激のある映画をお願いします。アクションやコメディなど、ただ単に「面白い」というようなエンターテイメント作品は除外させて頂きます。邦画・洋画は問いません。
こんな私に何かオススメの映画がありましたら教えてください。
よろしくお願い致します。
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
邦画がお好きなようですので、橋口亮輔監督の映画はいかがでしょうか?
ハッシュ!と、ぐるりのこと、渚のシンドバットとすべてとっても良い映画です。
もし見ていなければ是非見てみてください。
No.6
- 回答日時:
芸術的という観点から行きますと、洋画です。
テオ・アンゲロプロス監督(ギリシャ)の作品をおすすめします。
ギリシャの辿った悲劇の数々をギリシャ神話を織り交ぜ描かれた
作品の多くは「映画は芸術」という思いをもたれるのでしたら外せません。
昨年亡くなられていますけど、作品の数々は国際的評価も非常に高いです。
私は高校時代に初見、その衝撃は失礼ながら黒澤明監督以上でした。
ただ難点は作品の多くが2時間30分~4時間以上と長く、
レンタル店にも並んでおらず、購入しかないといった
簡単に手に取れる状況になく、
そう簡単には作品への理解にも監督の作品のほぼすべてが許さないことです。
そのなかから1本挙げるなら「旅芸人の記録」です。
代表作で、悲しい歴史に翻弄される旅一座の物語です。
4時間以上あります。ただやはり難解であることを最後に。
ありがとうございます。
4軒ほどレンタルビデオ店に問い合わせてみましたが、やはり置いていませんでした。
さすがに購入までは考えておりませんが、もし機会があれば観てみたいと思います。
No.5
- 回答日時:
スレ主さんが挙げられているのは、アクションやコメディなどの単純なエンタテインメント系作品とは一線を画した、作り手のカラーが色濃く出た映画のことですね。
つまりは「芸術的な映画」というより「作家性が前面に出た映画」のことではないかと思います。ならば、そういう路線の作品を(ここ10年間に封切られた映画の中から)いくつかピックアップしてみます。まずは邦画から。
「ぐるりのこと。」監督:橋口亮輔
「歩いても 歩いても」監督:是枝裕和
「ヒミズ」監督:園子温
「ヘヴンズ ストーリー」監督:瀬々敬久
「キャタピラー」監督:若松孝二
「海炭市叙景」監督:熊切和嘉
「天然コケッコー」監督:山下敦弘
「紙屋悦子の青春」監督:黒木和雄
「まほろ駅前多田便利軒」監督:大森立嗣
「カミュなんて知らない」監督:柳町光男 etc.
次に洋画です。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」監督:ポール・トーマス・ アンダーソン
「息もできない」監督:ヤン・イクチュン
「白いリボン」監督:ミヒャエル・ハネケ
「別離」監督:アスガー・ファルハディ
「その土曜日、7時58分」監督:シドニー・ルメット
「ブロークバック・マウンテン」監督:アン・リー
「インファナル・アフェア」監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
「トゥルー・グリット」監督:ジョエル&イーサン・コーエン
「ソーシャル・ネットワーク」監督:デイヴィッド・フィンチャー
「灼熱の魂」監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ etc.
なお、評論家や映画マニアが「芸術映画」と呼ぶものは、以下のような監督の作品を指すことが多いようです。
溝口健二
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0107320.htm
勅使河原宏
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C4%BC%BB%C8%B2%CF …
衣笠貞之助
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0033090.htm
イングマール・ベルイマン
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=815
アンドレイ・タルコフスキー
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4 …
ルキノ・ヴィスコンティ
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=5 …
ルイス・ブニュエル
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6 …
サタジット・レイ
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=4 …
等々
ありがとうございます。
chandosさんのおっしゃる「作家性が前面に出た映画」で間違いないようです。
特に「別離」は素晴らしいものでした。ラストシーンは映画史に残る名シーンだと思います。
「息もできない」はクライマックスのお涙頂戴をもっとさらっと流した方が良かったと思いましたが、それ以外は非常に良かったです。
「ぐるりのこと。」は佳作ですが、丁寧に撮られ地に足の着いた好感の持てる作品だと感じました。
「ヒミズ」は主演2人が素晴らしく、「愛のむきだし」も観ましたが、この監督の他の作品も観てみたいと思わせるような作品でした。
「カミュなんて知らない」は秀作なのか、秀作に見せかけただけの崩壊した作品なのか、判断しかねています。
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は中盤が冗長でしたが、クライマックスは圧巻でした。
「灼熱の魂」は本来秀作だと感じるはずの作品だったと思うのですが、拷問人の見た目が実年齢とかけ離れているというズルがあったのが非常に残念でした。
いずれにせよ、chandosさんにオススメして頂いた作品は私の求める方向性に非常にマッチしています。
もし、「作家性が前面に出た映画」で他にオススメがありましたら、是非教えてください。
よろしくお願い致します。

No.4
- 回答日時:
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