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IPS細胞の研究が進展し、話題を呼んでいることは知っています。
またSFジャンルにサイボーグ化技術のなどのテーマが存在します。

私の質問は第一に、臓器移植などをする際に、ドナーの臓器がレシピエントに「合う」「合わない」といった壁があり、移植を断念すると言った話しを聞きますが、あれは何故ですか? 私自身はそれを「入って来た異物を体が受け入れない」から「合わない」という事態が引き起こされるのだと認識していますが、この認識の間違い、或いは甘さを指摘し、正して欲しく思います。

第二に、サイボーグ化技術を「臓器の機能を人工物に代替、または補助させる」と定義するならば、例えばペースメーカーや義足、歯の矯正などの形で既に世に存在すると思います。この時何故体は、人工物を異物と見なして拒絶反応が起きないのでしょうか? 

第三に、これは完全に架空の話ですが、有機物だけで出来た義眼を作り出すことに成功したとします。この義眼は性能が高く、人間の目よりも遥かに遠くを見渡せるもので、目を失ったひとはこれをはめこんで実際に見えるようになったとします。
1この義眼はただの有機物で遺伝子を含まない。
2この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変された遺伝子は本人のものではない。
3この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変もとの遺伝子は本人のものである。
以上の三つで試し、例えば目を傷つけたり、或いは放っておいても細胞は死んで行く/機構が破壊された場合、それぞれは普通の目と比較してどのような弊害を産むでしょうか。

第四は第一と第三に帰結するような気がしますが、もっとも根本的な疑問です。
他人のDNA、又は別のDNAで構築された臓器を体に取り入れた時、その移植されたDNAは、ずっとそのままなのか。つまりレシピエントはずっと他人のDNAを抱えたまま生きて行くのか。それともそのDNAを自分のDNAにいつのまにか置き換えるのか。

第五に、これも完全にSFなのですが、「遺伝子改変人間」と「遺伝子改変された臓器(体のあらゆるパーツ。筋肉とかも含む)を移植された人間」の違いとは何ですか? 

優先順位は14235です。
長文で尚かつ回りくどい質問をして申し訳有りません。質問自体が的を射ていない(意味不明)と思われる場合は、そうお答えください。補足させていただきます。
どうかご教示の程よろしくお願いします!

A 回答 (3件)

一部だけ。

私の他の人への以下の回答参照。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7862983.html

移植が成功した場合は、いわゆるキメラ状態になります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A1%
生物学における キメラ (chimera) とは、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。

>キメラとはテュポーンとエキドナの娘。ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。

移植が成功した場合は、その状態が持続します。血中では上のリンクの骨髄移植を参照。基本的に同じです。

通常は、免疫系が異物として移植片を攻撃するので、移植できません。よって免疫系を一時的にマヒさせるような手法を使います。
ーーーー

追記

免疫系を一時的にマヒさせると免疫寛容という状況が起きることがあるようです。免疫系によって自己と非自己の区別(DNA情報が違う)はされています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2013/03/26 21:22

>>他人のDNA、又は別のDNAで構築された臓器を体に取り入れた時、その移植されたDNAは、ずっとそのままなのか。

つまりレシピエントはずっと他人のDNAを抱えたまま生きて行くのか。それともそのDNAを自分のDNAにいつのまにか置き換えるのか。

幹細胞がある部位まで移植すればずっとそのままです。代謝の仕組みを考えれば分かることです。臓器移植による好みの変化はDNA云々ではなく臓器移植は肉体に重大な負担をかけるために体調に大きな変化を与えますのでその影響でしょう。

>ドナーの臓器がレシピエントに「合う」「合わない」といった壁があり、移植を断念すると言った話しを聞きますが、あれは何故ですか?

人体には免疫系という異物を見つけ出して攻撃する機能があるからです。臓器移植をする場合は薬物などで免疫系を抑制したりするなど様々な処置でこれを解決しています。

第二に、サイボーグ化技術を「臓器の機能を人工物に代替、または補助させる」と定義するならば、例えばペースメーカーや義足、歯の矯正などの形で既に世に存在すると思います。この時何故体は、人工物を異物と見なして拒絶反応が起きないのでしょうか?

起きます。

>>第三に、これは完全に架空の話ですが、有機物だけで出来た義眼を作り出すことに成功したとします。
1この義眼はただの有機物で遺伝子を含まない。
2この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変された遺伝子は本人のものではない。
3この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変もとの遺伝子は本人のものである。

1の場合は傷ついても再生しません。2と3の場合は再生に関わる機能を改造していなければ普通の目と同じように再生します。改造していればその改造次第です。

>>第五に、これも完全にSFなのですが、「遺伝子改変人間」と「遺伝子改変された臓器(体のあらゆるパーツ。筋肉とかも含む)を移植された人間」の違いとは何ですか? 

遺伝子改変人間は全身自分自身の肉体で構成されています。
移植された人間は異物を移植された人間です。移植された部位によって遺伝子は違うでしょうから拒絶反応の問題があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2013/03/26 21:22

>他人のDNA、又は別のDNAで構築された臓器を体に取り入れた時、その移植されたDNAは、ずっとそのままなのか。

つまりレシピエントはずっと他人のDNAを抱えたまま生きて行くのか。それともそのDNAを自分のDNAにいつのまにか置き換えるのか。

ひとつ、面白いエピソードがあります。臓器移植をした際に、食物の好みが変わったと言う人の話があります。お酒が好きでなかった人が急に酒好きになったそうです。また、運動好きになったそうです。何かしら自分のDNA他のDNAと影響しあうのかもしれません。

>私の質問は第一に、臓器移植などをする際に、ドナーの臓器がレシピエントに「合う」「合わない」といった壁があり、移植を断念すると言った話しを聞きますが、あれは何故ですか? 私自身はそれを「入って来た異物を体が受け入れない」から「合わない」という事態が引き起こされるのだと認識していますが、この認識の間違い、或いは甘さを指摘し、正して欲しく思います。

免疫が自己、非自己と判断するかの違いと思います。東海村臨界事故のように中性子による重度の被爆に陥り、免疫が作用しないような方は、方が違っても異物と認識し攻撃されなかった。移植された細胞は増え続けた。つまり自己の免疫はまったく機能していない。


>第二に、サイボーグ化技術を「臓器の機能を人工物に代替、または補助させる」と定義するならば、例えばペースメーカーや義足、歯の矯正などの形で既に世に存在すると思います。この時何故体は、人工物を異物と見なして拒絶反応が起きないのでしょうか? 

おきてますよ。材料によっては、アレルギー症状を起こす方がいます。千差万別で一概には言えませんが。皮膚が絆創膏でかぶれたりしますが、よい例です。

>第三に、これは完全に架空の話ですが、有機物だけで出来た義眼を作り出すことに成功したとします。この義眼は性能が高く、人間の目よりも遥かに遠くを見渡せるもので、目を失ったひとはこれをはめこんで実際に見えるようになったとします。
1この義眼はただの有機物で遺伝子を含まない。
2この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変された遺伝子は本人のものではない。
3この義眼は人間の目を遺伝子改変して作られたものだが、改変もとの遺伝子は本人のものである。
以上の三つで試し、例えば目を傷つけたり、或いは放っておいても細胞は死んで行く/機構が破壊された場合、それぞれは普通の目と比較してどのような弊害を産むでしょうか。

ここまでできる技術ができている頃には、自分の細胞を培養して、目やら足やら臓器やら作れて移植できるでしょう。あえてこのようなやり方では技術は進化しないと思います。というか機械的なものと、生物の融合は容易ではない。心臓も人工で作れば、とてつもない大きさになりますし、人工透析も完璧ではありませんし。

>第五に、これも完全にSFなのですが、「遺伝子改変人間」と「遺伝子改変された臓器(体のあらゆるパーツ。筋肉とかも含む)を移植された人間」の違いとは何ですか? 

良く判りませんが、遺伝子がごく僅か違うだけでチンパンジーと人間ぐらい違いますから、もう人間とは言えないでしょう。
そう表現するならば、チンパンジーは遺伝子改変人間とでも表現できてしまいますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2013/03/26 21:22

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