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はずかいい話ですがSD295とSD345の区別がはっきり説明できません。そういうのが載っているサイトでもいいですので教えて下さい。

A 回答 (4件)

「役に立つ質問」という評価になっていますが、補足すべき状況と判断してしゃしゃり出て参りました。



両者の違いは強度と考えていただいて差し支えありません。295、345の数値は既に回答にあるように降伏点を表しています。同じサイズならばSD345の方が高強度ということになります。さらに高強度なSD390、SD490という規格もあります。

一般的には径の太いものほど強度の高いものが用いられます。

この数値を超えると切れてしまうのではなく、引っ張ったときに伸びだけが進み、発揮される強度が伸びにくい状態になります。厳密な話を抜きにすれば、材料が塑性の状態に入りますので、荷重を解除しても元の長さには戻りません。

許容応力度については土木と建築では基準が違います。また、常時作用する荷重か、地震や風のように一時的に作用する荷重かによって値が異なります。さらに、鉄筋の径や使用部位によっても数値が変わるものがあり、詳しく知りたい場合は専門書などを調べる必要があります。

溶接については建築の世界では接合方法の1つとして採用されており、禁止はされていません。しかし、溶接を行う場合はそれに適した材質を選ぶ必要があります。

SD295にはSD295AとSD295Bがあり、前者は溶接接合を前提としないため、化学成分の規格がないのに対し、後者とSD345は化学成分の規格があり、溶接性が確保されています。

本来SD295Aは溶接には適していませんが、溶接に頼らざるを得ない場合が少なからずあり、採用されているのが実状です。

ただし、溶接が好ましくないという考えは誤りではなく、不用意な溶接を行うべきではありません。
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●仕様の違い


 単に降伏点強度が違います。
  SD345 σsy=345N/mm2
  SD295 σsy=295N/mm2

●設計上の使い分け
 鉄筋の許容応力度は、通常1.7の安全率を見ますので、
  SD345 σsa=200N/mm2
  SD295 σsa=180N/mm2
 となりますが、引張鉄筋として用いる場合、180N/mm2を超えると、
 コンクリートのひび割れが大きくなるため、SD345でも、
 180N/mm2に抑えてているのが普通です。

 したがって、明確な差は設計上はあまり出てきません。
 圧縮応力で決定される場合、耐震設計のように降伏点強度まで
 鉄筋応力を考慮する場合のみに、若干の差が現れます。

●溶接性
  鉄筋の溶接は一般に禁止されていますので、
 両者による差はありません。
  また、圧接やエンクローズド溶接など、認められている
 溶接方法についても両者の差はありません。
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鋼材に含まれる炭素量に差があると認識しております。

 よって主筋等に溶接する場合、SD345の方が炭素量多い為、溶接が難しくなることから、主筋に溶接は、あまりよくないと言われています。ちょっと的が外れた回答なのかも知れませんが、ご参考まで!!
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【鉄筋コンクリート用棒鋼】


強度特性は降伏点強度により示される。表面の状態により普通棒鋼(丸鋼:SR)と
異形棒鋼(SD)に区分される。(JIS G 3112)

SDは異形棒鋼を、3桁の数字は「降伏点」を基準にした強度を示しています。

http://www.hokume.co.jp/03/01/u-con.htm
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