
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
”そもそもグローバル化が騒がれだしたのはいつですか?”
↑
歴史上、グローバル化には色々ありますが、最近騒がれた
のは、ソ連が崩壊し、社会主義国が市場経済に
参加するようになってからです。
その時を同じくして、ネットによる情報革命が
勃発しました。
この情報革命と社会主義国の参加によりグローバル化
が始まったのです。
例えば、Tシャツ製造です。
米国で設計し、中国で生地を造り、韓国でボタンをつけ、
インドで染色して・・・最後は米国に持って帰って
売る、これで30%も安く提供できるように
なりました。
”なぜ最近はグローバル化は騒がれなくなったのですか? ”
↑
グローバル化というのは、人、物、金が地球規模で
動くことです。
日本でもユニクロが出現し、外国に工場を建てるなどの
産業空洞化が進んでいます。
100兆円を超えるお金が、瞬時に世界中を駆け巡って
います。
人の異動も既に地球規模に達しています。
改めて、グローバル化と騒ぐ必要がなくなったからです。
No.11
- 回答日時:
グローバルというものが年月が経ち浸透してるから言われないのでしょう。
グローバルは75年頃に考え出されました。
それは長年続いた資本主義が行き詰まり、終焉を迎えたからです。
そこで新しい経済イデアオロギーを考えるべき所を、米英がもっと金の儲かるシステムとして、従来の資本主義に、電子・金融・投資を盛り込んだのです。
ITの完成とともに、95年グローバリズムが本格的に始まり、日本では2000年以降の小泉(当時首相)のかけ声、金持ちを優遇し、日本経済を引っ張ろう!で定着していきました。
しかし、このグローバルというものは、格差を広げ、富が一極集中する仕組みです。
ITを利用したりして、世界中に投資でき、世界中に工場を移転できるようになったのです。
先進国から工場が逃げ、開発投資された途上国に集まる。それがグローバル化です。
投資ですから、単にコンピューターをめぐり数字だけが移動してる。
実社会に金が回らないのですから、景気が良くなるはずが無い。
日本でも何度か好景気と言われましたが、実感ありましたか?
まったく無かったと思います。
実際に金が回ってないからです。
だから投資家しか儲からない。
アベノミクスとか単に株価を上げ、景気が良くなったと見せかけてるだけ。
今はちょっとした株バブルなんです。
グローバル経済での金融緩和も意味の無い話で、じゃぶじゃぶ刷るお金も全て投資と無駄な公共事業に回り、過剰投資となる。そのコスト維持費は国民負担。
もし公共事業をするなら、今あるものを補修工事にまわせば、維持費コストもそのままなのに。
今日本にまともな政治家と本物の経済学者、思想・哲学科がいれば、新たな経済イデオロギーが作れそうなんですが。
それを構築できれば、日本は安泰でしょうね。
だが、実際は頭の悪い政治家と利権と天下りしか頭に無い官僚。旧態的な考えを未だに持ち、政府に取り入る太鼓持ち学者、そしてこの国を売り渡そうとしてる竹中のような御用学者ばかり。
水野和夫氏の資本主義の終焉と歴史の危機という本を読めば、今の景気感のない好景気が何故なのかがわかります。

No.10
- 回答日時:
TPP問題もそうですが、今「日本市場を(適切に)開放」することが求められています。
TPP問題の時も「日本の国益を守る」と言う勇ましいお言葉があったように、未だに日本は「自分たちさえ良ければ、良い」です。
ですから、もう外国から「日本市場開放」の要求が強すぎて「グローバル化を叫んで、さも取り組んでいるように見せかければ済む」と言うような状況ではなくなってきて、「グローバル化に抵抗する」しかできなくなっています。
つまり"グローバル化"は、「掛け声倒れ」と言う事です。
No.9
- 回答日時:
・大学はどこも「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成」とかやっています。
・パソナグループ取締役会長 竹中平蔵「グローバルマーケットで勝ち抜ける人材の育て方」
・文部科学省 グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」について (2014/01 )
・池上彰と考える「グローバル人材とは何か」
・安倍内閣「国際展開戦略_グローバル化を進め積極的な世界市場展開し、対内直接投資拡大等を通じ、世界のヒト、モノ、お金を日本に惹きつけ、世界の経済成長を取り込みます」
No.8
- 回答日時:
最近は中国問題やウクライナ問題などでむしろ経済のブロック化(例:中国排除、ロシア排除)が政治世界で起き始めています。
グローバル化と逆行する動きが起き始めているのですね。その意味では今は「グローバル化を騒ぐ」時代ではありません。それでもグローバル化は進んでいます。ただし「真のグローバル化」を行っている企業は世界に9社、日本には2社(ソニー、キヤノン)しかなかったという意見というか研究結果があります。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/2 …
理由:
1. ホーム地域(自国とその周辺)の外からの売り上げが半分を超える企業(=ホーム地域だけに依存しない企業)はおよそ 12% しかなかった。(2001年)
2. 世界の主要三地域(「北米地域」「欧州地域」「アジア太平洋地域」)で、まんべんなく売り上げている企業」は9社しかなかった:インテル、フィリップス、ノキア、コカ・コーラ、フレクストロニクス、モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン、そしてソニーとキヤノン。その後のマツダを加えると3社。
つまり現在の世界は「中途半端なグローバル化」「セミ・グローバリゼーション」の状況にあるというわけです。
そういう議論がなされる位にはグローバル化は進んでいるということです。
No.5
- 回答日時:
おじさんです。
グーバル化やグローバリゼーションは確かに大きく叫ばれませんね。
これらは高度経済成長の絶頂期によく言われました。
それは1980年代の日米通商交渉から始まったのです。
日本の貿易収支の黒字が増え、円高が止まらなかった時期です。
困った米国が日本の企業や国の体質に問題があると指摘してきたのです。
安い賃金、サービス残業、長時間労働などが貿易収支黒字の原因だとし、国際的な経営体質や労働市場への転換を迫ったのです。それがグーバル化やグローバリゼーションということです。
そして今は、随分とそれらが浸透しました。その結果あまりいい社会にはなっていないということです。
ですから、あまり叫ばれなくなったのです。
No.4
- 回答日時:
NO.1です。
追加で。グローバル化などで生産が効率化すると当然、仕事も効率化したものがあるので、需要も増える分にみあうだけ仕事も増えるかという問題があります。
最近は技術革新などありましたし。
ですので、グローバル化が批判なしに良いというものでも確かにないです。
効率化してしまって、失業も増えてしまうということも現に生じているんだと思います。
やはりそうなると特に現在の日本はかなりここ15年くらいは不利に動いたようにも思えます。
技術革新などでポータブルなどでいつもSNSを触ってたり、ゲームしているとドーパミンがいつも高い状態で大丈夫なのかとか私個人は思ってしまいます。
グローバル化、技術革新の歪み、あるいは当初わからなかったことをどう直すかなど現在の課題かと思います。
No.2
- 回答日時:
いいことじゃないですか。
結局、世で言われているような「グローバリズム」なんてものは「普遍的な価値」でも「国際的」でもなんでもありません。単に「多数派の原理」・・・つまりこれはどういうことかというと「ビジネスに都合がいい」ってだけのことです。だからビジネス主義かつ人口の多い米国なんかは特に、グローバリズムが素晴らしくて有難いものの様に主張するのです。
特にヨーロッパや日本のような独自の優れた文化や伝統を持つ国にとっては一長一短なものなので、「グローバリズム」というものを扱うには慎重にならなくてはなりません。現にヨーロッパでは反グローバリズムを掲げる人は若者なんかにも多いんですよ。
自分は実感はありませんが、もし日本もそうなってきているのだとしたら、そろそろヨーロッパの国々と同様にグローバリズムの落とし穴に薄々気付き始めているのかもしれません。
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