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「卒業」にまつわる知っておきたいマナー3選

「卒業」にまつわる知っておきたいマナー3選幼稚園に通っている我が家の子どもの卒園式が迫ってきた。「卒業」というと、筆者にとっては寂しさがつきまとうものというイメージがあるが、幼い子どもは案外ケロッとして楽しみにしているようだ。

子どもにとってみれば、目の前にある卒業よりその先の新しい一歩の方に目がいくのかもしれない。そんな子どものように生きていたいものだが、大人には色々と複雑な思いがある。

そんな大人だからこそ気をつけなくてはならないことの一つが「マナー」、卒業に関するマナーにも色々なものがある。「教えて!gooウォッチ」で卒業にまつわるマナーについての情報を探してみたところ、以下の3つが発見されたので紹介しよう。

■卒業祝いのメッセージにはどんなマナーが!?


卒業を迎える人に対してお祝いのメッセージをおくる場合、どのような言葉を選ぶべきなのだろうか。

教えて!gooウォッチの「卒業シーズン到来!お祝いのメッセージはどうすればよいか、専門家に聞いた」という記事では、小学校、中学校、高校、大学のそれぞれの卒業にあわせたメッセージの例文が紹介されている。

世界に通用するマナーを教える矢部惠子さんによると、小学校の卒業に向けたメッセージの例文はこうだ。

「小学校卒業おめでとう! ランドセルがからだより大きかった入学式から6年。今では立派なお兄さん(お姉さん)ですね。中学生になっても充実した毎日を過ごしてください」(矢部さん)

また、高校の卒業であればこのような例文になる。

「高校卒業おめでとうございます。これから環境も大きく変わると思いますが、高校で過ごした3年間を一生の財産として、未来に向かって大きく羽ばたいてください」(矢部さん)

どのケースにしても「別れという言葉を使うより、『旅立ち』や『これからの明るい未来』などポジティブな言葉を心がけましょう」と矢部さんは言う。前向きな言葉をおくるように心がけたいものだ。

■卒業式に履いていくストッキングの色は何色がベスト?


また、母親が子どもの卒業式に参加する場合、ストッキングの色選びにもマナーがあるという。

マナー講師であり、イメージアッププロデュサーの桜美月さんによると、ベージュ系がベストとのこと(教えて!gooウォッチ「卒業式のストッキング、何色がマナー?」より)。

「基本的に、卒業式などのフォーマルな場に参加する場合は、『準礼装』や『略礼装』の服装をするのがマナーになります。卒業式の時期はまだ寒いですが、ストッキングの色は、肌に近いベージュ系。黒タイツや柄物のストッキングはマナー違反です」(桜さん)

黒のストッキングやタイツは弔事を連想させてしまうという点がよくないのだとか。その上でストッキングを選ぶコツは以下の通りだという。

「ストッキング選びは、素肌より少し濃い色がいいですね。必ずサンプルを手に取り、中に手を入れて手の内側の自分の肌と合わせてみることをお勧めします。美脚に見せたい方は、着圧のベージュストッキングがオススメですよ」(桜さん)

卒業式の雰囲気を壊さぬよう、かといってあまり暗い色使いになってしまわないよう注意したい。

■女性が卒業式で袴を着用するようになったのはなぜ?


特に大学の卒業式で多く見かけるのが女性の袴姿である。なんとなくそういうしきたりだと思っていた自分だが、よく考えてみるとその理由はよく知らずにいた。

晴れ着の丸昌 袴美人サイトの担当者によれば、この習慣は明治時代に始まっているという(教えて!gooウォッチ「卒業式でなぜ袴姿の女子が多いのか?」より)。

「明治時代、袴は女学校で制服として採用され、教師も袴を着ていました。当時、高等女学校への進学率は低く、女学生は、いわば特権階級でした。彼女たちの袴姿は『女学生』という身分の象徴であり、多くの女子たちのあこがれだったようです。現在、生徒たちの旅立ちの舞台である卒業式で、女子学生や教職員に袴スタイルが受け継がれているのは、こうした学業との結びつきという側面もあるのでしょう」(晴れ着の丸昌)

ちなみに袴は、平安時代の宮廷に仕えていた女性たちが十二単の一部として身につけていた衣服であり、江戸時代では宮廷の女官たちをのぞいては身につけることが禁じられていた衣服だったという。つまり、いずれの時代にも由緒正しい身分の人が身につけるものだったのだ。

「従来の着物に帯というスタイルに比べ、動きやすいという機能面はもちろん、優美さと礼容を兼ね備えているという点も、袴が制服として採用されたポイントだったようです。こうした歴史からも、袴は卒業式という厳かな式典の場の衣装として用いられているのでしょう」(晴れ着の丸昌)

卒業という舞台をおごそかに迎えるための大事な衣装だと意識しながら身につけるようにしたい。

上記を踏まえて「卒業」という機会を大事に迎え、人生の門出を晴れやかに祝うようにしよう!
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