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今まで私は、アメリカでのゴジラの評価や人気というのは、あくまでB級モンスター映画としての嘲笑の対象だと思ってたのですが、さすがにハリウッド殿堂入りを見て、まともに評価してくれてたんだ、と思いました。

でも未だに信じられないのも事実です。

モンスター映画としてもキングコングの二番煎じだし、ジュラシックパークと違って設定がメチャクチャだし、ショボイSFだし。

どうしてアメリカで受け入れられたのでしょうか?
まともな映画として評価してくれたのでしょうか?

A 回答 (2件)

正確な時期は忘れましたが、確か1970年代から1980年代ごろにかけて、土曜の朝に子供向けの映画などを放送する時間を設けていたチャンネルがあり、そこで毎週のようにゴジラが放送されて人気を博していったのです。


 アメリカ人はどこの国のものであろうと「いいものはいい」と素直に認めてくれるところがありますので、ゴジラについてもきちんと評価してくれていると思います。
実際ゴジラグッズのコレクターも大勢いるし、毎年年末にはわざわざ来日してゴジラを見に来る人もいるくらいです。
 またハリウッドの人たちにもファンは大勢いて、タランティーノやスピルバーグ、ティム・バートンなどは有名ですね。特にスピルバーグとティム・バートンは一時期ハリウッド版ゴジラの監督候補として名前があがっていたこともありますし、スピルバーグがジュラシックパークを作ったのもゴジラの権利が獲得できなかったからだとも言われているくらいです。
それに引き換え、日本人のゴジラに対する態度のなんと恥ずかしいことか。
世界に誇れる日本生まれのキャラクターだというのに、
きちんと見たこともなく卑下する人の多いこと。
確かにミニラが出てきたり、シェーをするようになったころは無かったことにしたいなあという気もしますが(笑)、少なくとも1作目は反戦や反核のメッセージをこめつつエンターテイメント性も追求した優れた映画です。
 逆に私はあなたにお聞きしたいのですが、ゴジラ(少なくとも1作目)をちゃんと見たことありますか?
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1954年につくられた「ゴジラ」は、p9fosさんがおっしゃる通り、反戦反核を訴えたすばらしいモンスター作品です。

1953年につくられた「原始怪獣現る」がモデルですが、この作品は見て頂ければわかるように、ミニチュアをコマ撮影したカクカクした動きの映像でした。それをかの円谷英二氏が、着ぐるみでの表現で行ない、非常にリアルなモンスター映画をつくりあげたのです。
「ゴジラ」は、56年に海外版もつくられ、全世界で公開されています。日本映画で海外で受け入れられた作品は初めてだったのではないでしょうか。
その後の「ゴジラ」映画はだんだんと子供向けになってしまい、本来の姿を失ってしまった(それを好きな方も大勢いますが)感がありますけども。。

円谷英二氏は海外でも有名なSFX監督で、海外で発刊されているSFX
関連本にも紹介されているくらいです。また、彼のつくった「ハワイ・マレー沖海戦」の空中戦シーンは、「スターウォーズ」などのその後の飛行戦闘シーンのお手本にもなっているんですよ。
「ゴジラ」ではないですが、「サンダ対ガイラ」などもとても優れた作品ですよ。「ウルトラQ」や「ウルトラマン」にしても、すばらしいSFXの数々です。

最近はCG全盛でできない映像はなくなってしまったくらいですが、当時の限られた技術の中で、これだけの作品を産み出しているのはすごいことなのです。
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