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ドラマ。関西住みです。今、夕方に白い巨塔の再放送をやってますが、今じゃ考えられないくらい、喫煙シーン多いですね。病院でタバコ?ほぼ偉いさん喫煙者、昔てそうでしたか?

A 回答 (6件)

戦後生まれですが、記憶に残っている昭和の時間が30年以上ある爺です。


喫煙者は多かったですし、社会が喫煙を容認していました。

それを物語るのが灰皿だと思います。

他の方の言葉にもありましたが、鉄道の車両でもバスでもタクシーでも飛行機でも、必ずと言っていいほど座席には灰皿がありました。

電車やバスでも、何人かが並んで腰掛けられる長椅子の場合は灰皿をつけようがないのでありませんでしたが、それ以外ではまず必ずありました。

2人掛けの椅子が向かい合わせのボックス席の場合、窓の縁のすぐ下にありました。
3ドアの電車の車両のドア横の2人席でさえ、ボックス席の背もたれの裏側に必ずついてました。

飛行機では、座席の肘置きの先端に蓋の付いた金属製の灰皿が必ずついていたもんです。

列車の車内販売でも、必ずたばこは売ってました。
盆暮れの混雑期の長距離列車は通路やデッキまでぎゅうぎゅう詰めに人が乗っていたので車内販売はカートではなく手提げのバスケットで回っていましたからもてる商品が少ないにもかかわらず、それでもタバコは必ず売ってました。

電車にしろ、バスにしろ、タクシーにしろ、飛行機にしろ、乗って直ぐに灰皿を見て、吸い殻が残っているかどうかで『清掃をきちんとしているかどうか』の判断にされた時代でした。

それに対して、喫煙者の方のマナーは最低でした。

今のように喫煙場所などというものはありませんでしたから、喫煙者はどこはばからず吸っていました。
私が嫌だったのは飲食店、とりわけお酒を飲む時間帯、お酒をたくさん飲む人が来るような店ですね。
タバコの煙が店の中でスモッグの層のようにたなびいたりしてました。

携帯用の灰皿などという言葉さえありませんから、町はポイ捨ての吸い殻であふれてました。
繁華街でものを落としたとき、水っ気のあるところに落とすと、決まってその水たまりにはたばこの吸い殻が入っており、その水は茶色で、落としたものにはたばこのやにの染みと匂いが付いたものです。

『ほぼ偉いさん喫煙者』ではなく、『男はすべて喫煙者』ぐらいの世界でした。

これは私信ですが、この喫煙習慣の蔓延は戦争の影響が大きいと思います。

戦地には行かずとも、軍に束縛された生活では、生活上の楽しみは多くはなかったでしょう。
特に軍に召集されて兵卒として暮らしていると、持てるものはリュックサックに入るモノだけ。
そのリュックも、戦うために必要なもの、生きるために必要なものでいっぱいですから、文庫本さえ入れる余地がなかった。
まして、戦地に行って補充を受けられるものなんてタバコぐらいしかなかったと思います。
よほど偉い階級でもない限り、お酒なんて手に入んなかったでしょうから。
かくして戦争が終わると、喫煙習慣にどっぷりつかった復員軍人で世の中はいっぱいになったわけです。

そんな習慣が染み付いた人でなりたつ社会で『マナー』のように大多数の人が行うことで成り立つ特性を変えるには、人の代替わりに依るしかなかったんだと思います。

復員軍人が社会の第一線から引退し、その次世代、つまり復員軍人世代の人たちが作った子どもたちがつくる『団塊の世代』が引退した今になって、ようやくう喫煙が普通でなくなってきた。
復員軍人多子を見て育った団塊の世代の人たちは、喫煙習慣を見て育ったので、それを悪とは捉えなかったことでしょう。
しかし、それをまねて喫煙する人も居たけど、それは戦地での環境のように『それしかない』のではなく『ちょっとしたあそび』程度でしかなかったから、喫煙者人口は戦時ほど多くはならなかった。
そこで喫煙者人口の減少を加速させたのはたばこの値上げだったでしょう。
私が親にタバコを買いに行かされてた頃、そのたばこの値段は50円とか30円とかでした。
缶や瓶のジュースの半分以下の値段でした。

翻って戦前の喫煙風景はどうだったか。
私の生前なので聞いたり読んだりして知ってる限りですが、昭和一桁以前、あるいは日露戦争以前の社会では、戦後の社会より喫煙人口は多くなかったように思います。

それも、今のような紙巻きたばこではなく、キセルで吸う形態だったようです。
だから、せいぜい一口二口吸うとポンと灰を捨てておしまい。
今のようにダラダラ吸うものではなかったし、慢性中毒者のように1時間ごとに数なんて言うことはなかったように聞いています。

そう考えると、こと喫煙にまつわる背景は、日清・日露のような近代の戦争が始まる前ののんびりした日本にあった喫煙の世界に戻ってきたのかもしれません。

それに加えて『マナー』や『煙害』などの現代の事情があるので、喫煙人口はもっと減るように思います。

ちなみに、私はプロファイルに記したような在米の隠居爺です。
私が今暮らしているところは、かつてこの国でタバコが最盛期だったころにたばこの生産で栄えた地域です。
その最盛期も第一次大戦と第二次大戦の時代でした。

その後の衰退は日本の喫煙者の減少の背景と同じだったようです。
今、当地にはその当時の面影はまったくありません。
あるのは、当時のたばこのブランド名を冠したものぐらいです。

電子タバコも含め、街で見られる喫煙者人口も日本の比ではありません。
近くには近隣3都市が使う年間利用者数一千万人規模の国際空港がありますが、3つある大きなターミナルビルのどれにも喫煙所はなくなりました。
当地ではもはやタバコは死に絶えたと言っていいと思います。
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この回答へのお礼

長文でのご回答ありがとうございます。飛行機!?考えられない話ですね。他の皆様もご回答ありがとうございます!

お礼日時:2023/07/27 22:19

今から、20年位前でしょうか?


喫煙者・愛煙家、多かったですね。

消防法の規制も、今ほど厳しくなかったし
職場でも、飲み終わった「缶コーヒー」の
「缶」が灰皿の代わりになって、事務所内で
平気で吸っておられました。

ファミレスに行っても、タバコを吸わない
人は、なぜか暗く、狭いブースに案内されて
喫煙者が広いブースで、店内での喫煙もOK
でしたよね。

嫌煙家にとっては、いい時代になりました。
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昔の映画やドラマを観てるとそうですね。


成人男性はほとんど吸っている印象です。
戦後間もない頃はまだ列車の中でも喫煙できたようです。
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多よね…田宮二郎のバージョン?とにかくタバコタバコのシーンだわ…

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そんなもんです。


どこの病院にも喫煙所があって、入院患者も吸ってました。
もちろん、医者が診察中に吸うこともあります。
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昭和のうちであればそんなものではないかと。

成人男性の喫煙率が8割を超えていた時代です。海外でも同様であったようで、アメリカの肺がん専門のヘビースモーカーなドクターによる、自身が肺がんになった闘病記、なんてものも読んだことがあります。

平成になってしばらくすると、劇的に喫煙者が減った印象があります。
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