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新めの映画でチェ・ゲバラの映画を見ました。
この映画を見て、カストロが主役のような感じで
ゲバラ自体はその右腕みたいな扱いでした。
サブキャラの様な感じでした。
そこで質問なんですがゲバラは何をして映画のタイトル
にもなっているし、英雄的な扱いを受けているのでしょうか?
大体のことは分かりますが映画を見た感想は
上記のような感じでしたので良く分かりません。
あと、カストロ(と言うよりキューバ自体が)
は最後の方で非難されるような事態になってました。
彼は何をしたのでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

 カストロの右腕としてキューバ革命で戦い、更にキューバの工業大臣という顕職を投げ打ってボリビアの革命闘争に参加して非命に倒れた、生涯一革命家、というのが一般的なゲバラに関する認識でしょう。



 波乱万丈、といえばこれ以上ドラマティックな生涯も他にはちょっとない、と言えば言えます。彼は1967年にボリビア政府当局により処刑されましたが、1997年に遺骨が確認されるまで生存説がささやかれていた点でも、ある種のロマンチシズムを刺激する存在でした。
 また、一生を通じて地位や名誉や富貴に未練を持たない革命家であり続けた(ように見える)、という点で、同時代の進歩的な人士から尊敬を受けていました。また、彼のゲリラ闘争理論はラテンアメリカ・アフリカの社会主義革命運動に多大な影響を与えています。
 従って、1960年代の左翼的人士にとって彼は有言実行の、理想的な革命戦士であったわけです。逆に言えば、この時代の「革命闘争」(たとえば、パレスチナゲリラやベトコンの闘争)にプラスの意味での思い入れがない人にとっては、彼は単なる社会不適応者かつテロリストにしか過ぎません。

 なお、彼はアルゼンチンの生まれなので、キューバでもボリビアでも革命を主導する立場にはなれませんでした。ですから、キューバ革命の部分でカストロのほうが主役に見えるのはむしろ当然といえます。
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墓の方が詳しく回答しているので、経緯は割愛しますが、キューバの最高指導者に落ち着いたカストロと、キューバ革命に成功した後も革命運動を広めるために次の地を求めたのがチェ・ゲバラということです。



カストロとの決別後、最後まで革命の理念を追い求め彷徨い、ボリビアで壮絶な最後と遂げたことが共感を呼んで伝説的な人物になったのだと思います。つまり富や名声を求めず、理想を追求した姿がコミュニストのみならず、一般の人にも通ずるものがあったと思います。
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革命前のキューバは1898年のアメリカースペイン戦争でキューバがスペインから独立して以来、アメリカの裏庭の傀儡政権的な政府が続き腐敗していました。

若きカストロはこの事態を憂慮しメキシコで革命の準備をしてキューバに侵攻しました。このとき、アルゼンチン出身で、中南米の貧富の差を憂慮して何かしなければいけないと思っていたゲバラが合流したのです。すなわち初めから主役はキューバ人のカストロです。

キューバ革命が成功してしばらくして、ゲバラは南米
(ボリビア)に次の革命の場を求めましたが、同国は
貧困層はインディオの農民が多く、キューバと事情が
違っていたため革命に失敗し、最後はCIAの協力を
得た(一説)政府軍に追い詰められ逮捕、銃殺されました。この時、ゲバラの死体の写真を撮って海外に流した地元の写真家がいたために、ゲバラの悲劇として
世界中で有名になりました。その写真を撮った人が先日亡くなり再び世界のマスコミがゲバラ最後の写真を報道しました。
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カストロは生きています。

 ゲバラは死んでます。 その差だと思います。 カストロは指導者です。 ゲバラは単に戦闘員です。 でもキューバ独立後も他の国の為に戦って捕まって殺されて、美化されるところが多いのではないですか。
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カストロはヒーロー、ゲバラは参謀という役所でしょう。


ゲバラがいなかったら内戦は負けてたと思います。
豊臣秀吉と、黒田如水のような関係ですね。

最後にゲバラが死んだのは、カストロがゲバラを売ったからという説もあります。

天下を取った後は、協力してくれた有力者を順に抹殺するというのは、どこの国にもあったことです。
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