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新米管理技術者をしております。よろしくお願いします。先般新築物件の建物に付属するキュービクルのA種接地抵抗を計りましたら12Ωでした。こりゃだめだよと施工電機やへいったら「なにをいうか 施工時にこっちで計ったときは4Ωだった」といいます。
現場は建築中の店舗で20m×80m程度の鉄骨平屋建てでキュービクルは建物の橋5m程離れてたっております。
聞いてみると電気屋は補助局を建物方向へほぼ並行(近づけるように)こちらは建物とは反対方向へ補助局をひっぱりました。その要はよいと聞いていた覚えがあったからです。自信はありません。この場合どっちが正しいのでしょうか?計器の誤差,補助極接地抵抗や補助局の長さ,角度はどちらも問題がなかったものとして先輩諸兄のご指導をお願いします。

A 回答 (7件)

補助極は、接地極を含め直線上になるように、かつ同一地質であることが望ましいです。

また、この直線から90度(左右180度以内)には、大地の抵抗を低減させるような構造物がないことが望ましいです。

補助極までの距離ですが、接地抵抗計により多少異なると思いますが、8mから15m間隔とにします。他の条件により、多少増減することがありますが5m以上は必要でしょう。また、接地極の形状により距離が増える場合があります。

接地抵抗計では、補助極を含め、3極で接地抵抗を測定しますが、距離の短い2極間で、大地の状態(抵抗値)が異なる場合、正しい値を示しません。この計測誤差は、2極間の抵抗値の差が大きくなれば激しく誤差となって現れます。

工場や、変電所などでメッシュアースを使用する場合、接地銅板を使用する場合などは、接地極の水平幅の5倍から10倍の距離に設定しないと、正しい値を測定できません。
測定したい接地極と、大きな関係を持った構造物がある場合(同一接地線を使用する建物、制御用を含めシース付ケーブルで接続されている建物)、アースメッシュ上に補助極を設定した場合の測定値は信用できません。
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この回答へのお礼

重ねてのご丁寧なる回答ありがとうございました。回答に対するお礼が遅れましてどうもすみませんでした。お陰様でだいぶわかってきました。私としてもあちこち調べているのですがなかなかズバリのヒントがなくて。今回はどうも有難う御座いました。

お礼日時:2005/09/22 20:02

接地極の埋設位置ですが仮にキュービクルから5m離れた所だとして、補助極をキュービクルから10m接地極と同じ方向に引っ張ると実際には1本目が5m,2本目が15mになるという意味です。


 建物にそって補助極を引っ張る件ですが、建物からの距離にもよりますが若干影響は受けます(経験上)。
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この回答へのお礼

重ねてのご教授ありがとうございました。お礼が遅れましてどうもすみませんでした。電極間が短いのはよろしくないということがよくわかりました。経験では影響があったとのこと 貴重な経験談をありがとうございました。機会があったら又宜しくお願いします。

お礼日時:2005/09/22 20:07

補助極の位置が2~3mはいかにも短い気がします


極間は通常10m,少なくとも5mは必要です。
それから、3点は一直線上にあることが大切です。

なぜ距離をとる必要があるかは
下記のURLに良い説明があります

参考URL:http://cgi.din.or.jp/~goukaku/denko/chap5/1-5-3. …
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この回答へのお礼

早速のお返事誠に有難う御座います。参考ページのご紹介有難う御座いました。見させて頂きましたがご指摘の事項についてはその理由については理解しておるつもりです。他社へのお礼文中にも書きましたが2,3mというのは電気屋さんがやったかもしれないという意味で当方は測定方法は見ておらないのであくまで想像です。補助極の引っ張り方向についてはどのようにお考えかご意見を賜れれば幸いです。

お礼日時:2005/09/21 06:10

 接地抵抗の測定では、接地極を埋設した場所がどこか確認することをおすすめします。

キュビクルから測定すると接地極と補助極の距離が不足する場合測定値が低く出ます。工事屋さんと逆に補助極を引っぱると値に変化が出ますが4Ωと12Ωは大きすぎますね。
 施工時と竣工試験時に値が変わることはたまにあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答誠に有難う御座いました。接地棒の打ち込み位置を確認し補助極との距離が近くならないようにというアドバイスはなるほどなと思いました。電気屋さんの計っているところは見ておりませんんのでそれこそ2,3mの長さしか補助極をひっぱらなかったかもしれません。    それにしても鉄骨の建物に近づけるか遠ざかるように補助極を引っ張るかでどちらが正しいのでしょうか?それともどちらでも良いのでしょうか?

お礼日時:2005/09/20 21:46

接地抵抗の測定をする場合、測定したい接地極のそばに補助極を設定するのは、正しい方法とはいえません。

また、補助極を設定するとき、周囲に明らかに導電性の高い物があってはいけません。
そのほか、電柱でグランドや、変圧器の接地極が付近にある場合や、他の建物、またはそれらの接地極がある場合も、低めに測定されます。
補助極の2極が、あまりにも条件の異なる地質に設定した場合も、正しい値を示しません。
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この回答へのお礼

早速のご回答誠に有難う御座いました。大変参考になりました。しかし改めて自分の質問文を見直ししてみると誤字はありますしよく意味が伝わらなかったかとおもいますがかいつまんで要約しますと補助極の引っ張り方向は私は建物からなるべく遠くなる方へ(直角に)引っ張りましたが電気屋さんは近付けるように引っ張りました。このことは測定結果に関係するかしないか どちらが正しいのだろうかという趣旨でした。貴殿の回答では当方の方法で正しいと解釈してよろしいのでしょうか>(当方はP,C極は一直線にコードは10mと20mを目一杯伸ばしました)

お礼日時:2005/09/20 22:04

差し支えなければ測定結果そのまま示していただけませんか?


測定個所のキュービクル をC
補助極1
補助極2
としてC-1、C-2、1-2間の抵抗はそれぞれいくらだったのでしょうか?
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この回答へのお礼

早速のご回答誠に有難う御座いました。しかしながら貴殿の質問ですが接地極以外の接地抵抗はメータにでませんし極を入れ替えてそれぞれの抵抗を計ることはしておりません。これは補助極の接地抵抗が高すぎてうまく測定できなかったでは?というご指摘でしょうか?もしそうなら測定方法には問題はなかったものと思っております。

お礼日時:2005/09/20 22:14

接地埋設時と竣工時の接地抵抗は、埋設後の地面の状況により、変わることがあるはずです。


測定用補助極の接地抵抗、長さ、角度、測定器に問題がないとすれば、本当に接地抵抗は、12オームということだと考えられます。
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この回答へのお礼

早速のお返事誠に有難うございました。接地施工(板ではなく棒を打ち込んだそうですが)から3日ほどたっておりますが確かに経年変化と言うことはありえますね。それにしても補助極を引っ張る時の建物に対する方向は無関係と言うことでしょうか?何かの本で関係があると読んだことがあるような気がするんですが・・・?

お礼日時:2005/09/19 11:03

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