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先の問題で地耐力の設定は地盤図や近隣のボーリング図から行うと教えていただきました。
そこで、
1、更なる質問なのですが、地盤図や近隣のボーリング図はどこで手に入れるのでしょうか?

2、敷地でのボーリング調査を費用の都合で省略しそういった地盤図や近隣ボーリング図を元に推測して地耐力を設定した場合、着工後に地耐力不足や沈下等の問題が発生した場合 やはり全て設計者の責任になるのでしょうか?

教えてください。

A 回答 (6件)

質問者さんが,建築に関係する職業のようなので,それなりにアドバイスします。



1 私の場合,近隣のデータは,地質調査会社,杭の施工業者,地盤改良業者などにお願いして手に入れます。少なくとも,その敷地を挟む複数の敷地のデータを手に入れ,それを比較します。地層の状態やN値等に余り差が無い場合は,どちらか不利なほうを採用します。

ただ,住宅のような単位面積当たりの重量が20kN/m2以内の小規模な建物の場合は,
例えば,私の体重は,W=0.67kNで,片方の靴の面積は,大体A=0.08x0.27=0.0216(m2)ですので,W/A=0.67/0.0216=約30kN/m2程度であることを考慮して,敷地内及び敷地周辺を歩いてみるのも,判断の根拠になりうると思います。

その結果,軟弱な地盤であると,設計者が推定した場合は,建築主を説得して,簡易な調査方法であっても地盤調査を行い,それなりの対策を講じるべきです。

2 私は,全て,建築士の責任になると認識しています。建築仕法第18条業務執行,建築基準法第2条17設計者,及び施行令第38条基礎,の条文によって,建物物の基礎は安全性に関する責任は,全て設計者が負う事になっており,且つ,「建築主の指示があった場合は,建築基準法等の条文を守らなくても良い」,というのは,条文のどこにも書いてありません。よって,
>問題が発生した場合 やはり全て設計者の責任
は,たとえ費用の都合上であっても,全て設計者の責任になる,という結論になると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2005/10/09 09:38

お住まいの、建築士会に県内の地盤図がないか問い合わせてみてください。

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2 私は,全て,建築士の責任になると認識しています。

建築仕法第18条業務執行,建築基準法第2条17設計者,及び施行令第38条基礎,の条文によって,建物物の基礎は安全性に関する責任は,全て設計者が負う事になっており,且つ,「建築主の指示があった場合は,建築基準法等の条文を守らなくても良い」,というのは,条文のどこにも書いてありません。よって,
>問題が発生した場合 やはり全て設計者の責任
は,たとえ費用の都合上であっても,全て設計者の責任になる,という結論になると思います。 >>>>。
未来のことは、解かりませんが、設計士が設計ミス弁済した例を、知りません。医療ミスと同じですね。
現実、下水分流地域で、合流図面を書いてきて、入札されたとき、設計士は、金銭的には、1銭も負担しませんでした。結局、施主と施工業者を泣かせただけです。

つまり、4者合意設計契約を結び、設計事務所標準設計報酬契約を結んでも、設計士は、保険でもかけないかぎり、弁済など出来ようもないのです。

設計士の責任とは、現実、何もしない、あるいは、設計変更料くらいサービスする程度ですよね。もともと、弁済できる担保を持っていないのですから無理ですよね。

なお、設計士もピンからキリまでいて、全く構造図面や設備図面が読めない人、施工図の書けない人など、まあ、ほとんどの人が、不得手な部分を持ち、その部分を専門設計士に下請けに出せばいいのに、こずかいかせぎで、自分で手を出して失敗する設計士もいますね。

内科医が外科手術をするようなものです。1人の設計士では、建物が完全に建つのは難しいと思ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変参考になりまいた。やはりもちは餅屋ですね。

お礼日時:2005/10/09 09:40

近隣のデーターで計画するのはどちらかというとRCや鉄骨造などの建築で、木造のベタ基礎であれば、一応調査は行います。


3万程度でスウェーデン式サウンディング試験ができますので、不等沈下の可能性と地耐力のチェック程度は行います。

1 近隣のデーターで計画する時は、構造事務所に構造設計を依頼する時です。ボーリング屋さんや、過去の出版物などから見つけていますね。

2 設計者が調査をするようにアドバイスしたにもかかわらず、施主が近隣データーでやるように指示したなら、施主の責任です。
地質調査業務は設計業務ではありませんから。
しかし近隣データーでやる時は、普通は構造設計者は安全率をかけて設計しますから、調査した場合よりも立派な基礎になっているケースが多いですね。
ベタ基礎であれば普通の地盤であれば問題はありませんよ。
長年日本の住宅は布基礎でやってきていて、ほとんど
クレームは出ていません。
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地盤図や近隣のボーリング図は役所で手に入ることが多いです。

あとは、ボーリング調査会社や建設会社(住宅メーカー)などですね。相談している建築士や工務店などがあれば、そこからボールング調査会社に電話して取り寄せてもらうといいと思います。あとは、近隣のお宅にたづねて見るとか。。。マンションなんかあれば必ずボーリング調査をしているので、そこの管理会社に見せてもらってもいいと思います。

2.については、分別のつくまともな設計者は、地盤調査が必要かどうかを施主に進言します。その進言を聞くか聞かないかは施主の責任になります。
(基礎についての進言がないような設計者はその設計者としての能力に??ですので、諸々問題が生じる恐れがあります。)

もっとも、地盤調査を行ったとしても、その地盤調査書を正確に読める設計者は実は少ないので、要注意だったりしますが。。
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1、地盤図は、役所の防災課とか、ボーリング会社かくらいでしょうか、土木設計コンサルとか、ですか。

。。で、役所以外は、商売道具ですので、余程、コネクションがないと、見れないでしょうね。

自分の場合は、自分の土地の廻りで、他人の土地をボーリングに来たら、どこの下請けか、聞いたり、設計士を看板で確認したり(設計士はN値表とか、コアサンプルを保存している場合が多い)して、いざというときの情報にしています。
低料金で重要な情報が得られるし、そのときのくいが、RCかPCか、直径は?長さは?何本繋いでいるかとか、柱あたり、何本打っているかとか、メモしておきます。(ボーリングの時期やくい打ちの時期は、工事用の柵を外さなければ仕事にならないので、丸見えですし。)


2.施主の責任でしょう。必ず、設計者は、ボーリングを勧めるはずですから。。。というか、ボーリングなしで、地質が解かれば、この商売が成り立たない。そして、他の費用を削っても、地盤は大事ですよ。ビルでもきちんとした基礎なら、補強してその基礎も使えますが、ボーリングなしの基礎は、基礎も掘り起こして、処分しないといけません。50年後の費用を考えると、ボーリング費用は大事ですよ。

3(特別)設計士は、設計ミスがあっても、裁判でもしない限り、1銭も払いません。個人的には、不満ですがね。
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