準・究極の選択

調べているうちにわからなくなってしまったので、アドバイスお願いいたします。

いわゆる「ネオコン」と本来の「ネオ・コンザーバティブ」は違うということを知りました。

「ネオコン」はブッシュ政権の立場で、「小さな政府」、軍事力強化、民主主義を世界に伝える(ある意味押し付ける)などの特徴がある。

本来の意味の「ネオ・コンザーバティブ」=新保守主義は元はリベラル派で、カーター政権の軟弱さにあきれて(?)離れて行き、新保守主義となった。
レーガン・サッチャー・中曽根がこれに当たる。
(伝統的)保守主義と「大きな政府」を支持する点において違い、大型社会福祉や規制を進めるが、強固な対外政策という点では同じ。

「ネオコン」も新保守主義も(伝統的)保守主義も、自国を大事にする点で共通している。

このように理解しているのですが、あっているのか自信がありません。

日本にも新保守主義が台頭していると言われますが、それは「ネオコン」の考え方なのでしょうか?
それとも、新保守主義の考え方なのでしょうか?

ご存知の方、是非回答お願いします。

A 回答 (2件)

認識は問題ないと思います。



日本の場合は、アメリカと政治体制もまるで違うので、無理矢理こじつけるのはいかがなものでしょう?
日本の場合は、今でも相当大きな政府となっています。実質的な公務員数ではなく、少ない公務員が、国のGDPの8割を牛耳っているわけですから、社会主義国家といっても大差ありません。
又、拉致問題で明らかになったように、北朝鮮の出先機関のような政党や、派閥が多数派であった訳ですし、自治労や日教組をはじめとする労組が国家の基本的な所で影響力を発揮していた訳ですから、中道に戻そうとする為の一時的な右方向への揺れでしょう。

日本に、本当の意味で小さな政府を目指そうと言う人はいません。
今の官僚制度を廃止して、小さな政府をつくることなど想像すらできません。
与党も野党も、官僚を中心に据えるという体制は、口では批判しながらも、それを打ち砕く手段も可能性も見いだせないと言う所でしょう。

日本の場合は、左翼アレルギー的保守主義と、満州残党的保守主義の両者があるようです。どちらかといえば、中曽根レーガンあたりでしょうけど。

日本の軍閥ともいうべき三菱は、政争を主導する立場にはありませんから。ただし、米軍再編という荒波に巻き込まれているのは事実ですから、この機に宿題を処理しようと言う勢力はあります。しかし、小さなレベルの話です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

認識は問題ないとのことで、一安心しました。

日本は大きな政府だから、郵政民営化などの新自由主義的な政策が支持を得るのですね。
今の日本には新自由主義と新保守主義が相補的関係にありながら存在しているとの文献をいくつか目にしているのですが、この場合の新自由主義が何を指しているのか、わからないのです。
もしよろしければ、またアドバイスお願いいたします。

お礼日時:2006/01/07 23:42

かつては、アメリカで『保守主義』と言えば、白人・アングロサクソン至上主義のことをさしていたが、今は圧倒的な軍事力を背景にした『新保守主義』と別にされている。


其の中に、ネオ・コンといわれるブッシュ政権,PNAC(アメリカの国際的指導力の促進を目的に強力な軍事力と米国の価値観を海外へ広め国際的リーダーシップを取ることが方針。国防予算の大幅増額、中東・中央アジアでの米軍の基地の建設、反米政権の打倒、米国の利益と両立しない国際条約の破棄、世界のエネルギー資源の支配、宇宙の軍事利用、サイバースペースの支配、核兵器)メンバーはブッシュ政権の共和党実力者。新保守主義(ネオコンの政治理論)に立って、レーガン政権から活躍。
ネオコンは旧左翼を起源とする保守派ムーブメントで現在はアメリカ至上主義要素を含むイデオロギーになってる。(日本文芸社『タブー』の世界地図帳より)
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