誕生日にもらった意外なもの

現在女子大2年生です。商空間デザイナーという仕事を知って、夢のある仕事ではないかと思い、キャリアスクールや、経験者に聞いて調べています。また本を読むと、女性が多い分野で、能力を発揮できるとも書いてありました。でも、具体的にどういう仕事をするのか、思っているような仕事なのか、経済的なものはどうなのか、競争が多いのか(そういう人がたくさんいる)等々、よくわかりません。建築とは全く関係のない学部で学んでいますが、そういう学部では建築家出身の人と比べて不利なのか、ということも気になります。どなたか、商空間デザイナーの現状と将来性について、教えて頂けると幸いです。

A 回答 (6件)

現在店舗や住空間、家具等のデザインの仕事をしている者です。


この分野は夢のある職業だと思います。興味を持っているのであれば、頑張ってデザイナーになって下さい。
ただし、現状はかなり厳しいのは事実です。
単純に言ってしまうとお金にはあまりなりません。
私は現在30になりますが、20代後半までは不眠不休で仕事をしても定時で帰宅する同年代の
月給と同じくらいしか収入はありませんでした。
今でこそ、そこそこ贅沢(とは言っても知れていますが…)が多少出来る生活を送っていますが、
不眠不休にはあまり変わりありません。
時給に換算すると、酷いものですよ…
しかし自分のやりたい仕事なので、そこまで苦にはなっていません。
自分が構想する空間が現実のものになった時の喜びは言葉では言い表せないくらいです。(ちょっと大げさかもしれませんね)
ただ、女性には厳しい生活だと思いますよ。
実際夢を持って仕事に就いた友人(女性)でも半数は辞めていきます。
また、現実的なことを言いますが、この世界は「センス」がものを言います。
センスの無い者はやはり次の仕事が回ってきません。来たとしても、ありきたりの店の
パースを作成するような業務ばかりと言うのも事実です。
また建築に関する知識も多少は必要ですし、少なくとも素材に関してはかなりの知識が必要です。
色彩感覚も重要です。照明に関する知識も必要です。
図面の作成は出来ますか?スケッチは描けますか?最近はCGパースの作成は当たり前です。
CGの制作は出来ますか?
これらのことを一通り出来てから、やっと自分のイメージを施主に伝えることが可能になります。
勿論全てが出来なくても構いませんが、そこには最大の武器である「センス」がやはり最終的に問われます。
芸大や建築学部に通っていないのであれば、今その勉強をしている者に勝ることはかなり難しいと思います。
(もし勝っているのであれば、今頃開花していると思えますし…)
商業建築に興味があり、一生その仕事に就きたいと考えているのであれば、
やはり今からでも学部を変えてみてはいかがでしょうか?
まだ若いのですから修正はいくらでもききます。
頑張って下さい。
※日本におけるデザインに対する評価は諸外国に比べてかなりレベルが低いので、
高収入を求めるのであれば、無難に他の職を考えた方が良いかもしれませんよ。
ちなみに将来性は少なからず今よりはあると思っていますが、その反面この手の仕事に就きたいと
思っている人たちが多いのも事実です。
現実は厳し~(×_×)

この回答への補足

ご丁寧な回答、ホントにありがとうございます。いま、ご指摘の通り、その方面の知識がないので、そのコースのあるキャリアスクールに1年、休学して通って見ようかとも考えています。しかし、1年で身に付くものがどれだけあるのかというのも判断がつかず、正直不安もあります。それについても何かアドバイスがあればお聞かせ下さい。

補足日時:2006/01/23 23:06
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建築の設計をしてます。

仕事がら「商空間デザイナー」という人との付き合いも多いです。
そういう人たちも、大抵は建築系の大学か専門学校を卒業してますよ。店舗のインテリア設計も、建築の基礎が分かってないと無理だと思います。
仕事をしながらでも勉強は出来ますが、そもそも就職が出来ないと思いますよ。店舗デザインはかっこよくて人気の職種なので、競争率が高いと思います。
もし、本気で「商空間デザイナー」になりたいのなら、専門学校でよいので建築系の学校で勉強されることをお勧めします。
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この回答へのお礼

専門家の方から、厳しいご意見、ありがとうございます。このところ、いろいろ調べて、おっしゃることに突き当たることが多いです。じっくり考えてみようと思っています。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/02/01 18:58

No1.2.3で回答した者です。


想いを現実に最短で実現出来る(確証はありませんが…)
手段を私の経験から言わせて頂きます。(参考にして下さい)
1.建築系専門学校へ入学
※在学中にCADや3Dパース作成の勉強は出来るでしょう。
2.卒業時に二級建築士資格取得(インテリアコーディネータの資格も同時に取得出来れば更に良い)
3.デザイン系短期大学へ入学
※芸大に入学する人は、やはりどこか変わっています。何らかの刺激を与えてくれる筈です。
※専門学校でも、芸大でも友人は沢山作りましょう!
4.芸大では、様々な作品造りに没頭して下さい。個展(もしくはグループ展)なんかに出品するのも良いでしょう。
また、様々なコンペに作品を出品することは必ずプラスになりますよ。
5.芸大卒業後→様々な職場があると思いますので、自分に合った場所を探して下さい。
※いきなりフリーで仕事を始めない方が良いでしょう。人脈は必要です。就職して人脈を作って下さい。

一応最短で夢を実現する方法を記載しました。
勿論感性の豊かな人で、誰もが驚くような空間構成が出来るのであれば一部省略は可能です。
また、上記内容はあくまでも「最短」にこだわった内容です。もっと学びたかったら
短大では無く四大でも構いません。
資格を取ることはやはり大きなメリットです。ですが自分が他人より遙かに勝る感性の持ち主であれば
資格は不要で、その感性を生かせば作品は出来ます。
始めに専門学校への入学を薦める理由は、まず入学のしやすさと言う点です。
芸術系の大学は入試でデッサンは最低限必須項目となっています。
今からデッサンを学ぶとなると、やはり1年は必要です。
しかし専門学校であればそのような項目はまずありません。
次に芸大ですが、大学(短大)によっては社会人入試や、特別入試と言ったものを設けている
ところが最近はかなり多いです。
もし専門学校卒業で更に二級建築士の資格を持っていれば、おそらく面接のみで入学出来る筈です。
(やる気、意気込みは大切ですが…)
今なら来年まで待たずに専門学校も入れる筈です。決断は早い方が良いでしょう。
※但し最低限卒業後に資格が取れるかと言ったことは確認した方が良いでしょう。
(3Dパース作成に関して学べるかなどと言った内容も)
ちなみに資格のあるデザイナーであれば就職はかなり有利ですよ。
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この回答へのお礼

何度もご丁寧にアドバイス頂きまして、ホントにありがとうございます。大いに参考になりました。決断するのに(この道を選ばないという選択もふくめて)何歩も前進したような気がします。もう一度、自分というものを見つめてみて、また周囲、社会というのも見渡してみて、よりよい選択が出来れば、と考えています。nakajima244さんも、お仕事がんばって下さい。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/25 18:43

  建築・デザインを特別に専攻もせず、商空間デザインをされている女性が居るそうです。

時々 当方が立寄るお店のデザインをされたとかで、店内にホームページアドレスとプロフィールが貼って有りアクセスしてみた過去があります。質問者さんの経緯と類似点が有るのでは?? と思ったのでURLを添付します。一度 参照されてみては如何でしょう?

  デザイン等は感性が物を言うと感じます。過日、寄ったフレンチレストラン兼カフェでは入店早々にインテリアやテーブルの配置から落ち着きのなさを覚えました。素人の当方はたまたま落ち着きの無さを感じただけですが… 学習で身につくもの、感覚で判る物と色々あると思うので、一概に「近道は○○!!」を言い辛い気もします。

  充分にお調べになられて、納得できる御職業に恵まれますように。

参考URL:http://www.fuwari-works.com/
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この回答へのお礼

素適な方がいらっしゃるのですね!全然知りませんでした。元気がもらえるような気がしました。ただ、彼女の辿った道のり、なかなか常人には出来ないような道のりだなーとも思いました。でも簡単に叶うようなら、夢ではないですよね。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/01/25 18:49

補足:1年くらいではかなり厳しいでしょう…


   1年後、仕事が出来る!と言う状況にはなっていないような気がします。
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キャリアスクールとは専門学校と言うことで宜しいのでしょうか?


専門学校で知識が身に付くかと言われれば、正直分かりません。
反対に大学の建築学部に入ったからと言って完全に知識が身に付くかと言われれば、
それも断言出来ません。
要するにどこまで自分が頑張るかと言うことに尽きると思います。
確かに大学で学ぶ方が奥が深いのは事実だと思いますが、決して専門学校で学べないと言うことではありません。
ただし上記で学べることは専門知識であって、決して「センス」を磨くと言った
ことではありません。
センスを磨くことは多少コツがいると私は思います。センスと言う定義が何なのか
上手く説明出来ませんが、
人によっては感性と言う言葉で表す場合もありますし、才能と言う言葉で表す場合もあるようです。
よっていくら頑張っても生まれ持った才能や感性は磨き上げることはまず無理!と言ってしまう人もいるくらいです。
私の考えでは、センスは磨く(?)ことは出来ると思います。
勿論生まれ持った才能や感性はどう頑張っても自分の能力以上にはならないのかもしれませんが、
そう言ってしまえば「自分には他人に勝る才能(感性)が無い!」と思う人はデザイナーになれなく
なってしまいますね。
※ちなみここで説明している「デザイナー」とはむしろ「作家」と言った方が正しいのかもしれません。
デザイナーは万人受けするものをカタチにする人、もしくはクライアントの要望するものを
作り上げる人のことで、作家とは自分の創造するものを自由に表現し造り上げる人のことです。
一般的にデザイナーは自分の感性で自由にモノ造りをしているように思えますが、
厳密に言えば、予算や規模、工期、耐久性、年齢層なんかを色々考慮してカタチにしていく人のことです。
よって一般的に言われている「デザイナー」になることはそこまで難しいことでは無いのかもしれません。
専門知識とちょっとした個性があればむしろ誰にでも出来る職種です。
※ちなみに設計士もデザイナーです。
ですが、そのような考えでは他人とは違う考えの空間構成はまず無理でしょう。
大衆が見て関心する空間や興味を持たれる空間とはやはりセンスが必要になってきます。
センスの磨き方は人それぞれですが、最も簡単な方法はまずは「見る」ことです。
様々な建築物を見たり、それを写真に撮ったりと言ったことです。
次に自分で想像してみることです。「自分ならこの空間をどう生かすか」と言ったことです。
そして対人関係を築くことでしょう。デザインや芸術に興味のある人やその仕事に携わっている人達と知り合いに
なって下さい。
※仕事をする時の手助けに必ずなります。
まっ、これらを得る最も簡単な場所と言えば芸大でしょうか。
ちなみに私は芸大卒です^_^;
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