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去年の夏に勤め先の会社が労働基準監督署から勤務時間の超過で指摘を受けました。
社員と元社員が監督署へ相談に行ったのがきっかけだったようです。
その後全社員が召集され、会議が行われました。
会議にはUIゼンセンという組織の方がこられていました。「労働組合を作りましょう」ということだったらしいです(というか、組合を作るので皆さんも加入しなさいということですでに組合の役員も社員の中から選出されておりました)。
それ以降は出勤・退社時間を毎日「勤務月報」に記入して提出させられるようになり、会社側も社員の超過勤務が減るようにある程度の努力はしたようですが最近明らかにおかしな点が見え隠れするようになったのです。
それは、明らかに超過勤務している人間の勤務時間が
勤務月報ではきちんと時間内におさまっているのです。何人かの社員から聞いた話では上司から「帰りが遅くなっても月報には超過が分からないように記入しろ」と圧力をかけられているようです。
実際私も今日直属の上司から「月報の時間をごまかして書くように・・それが会社の為だ」と言われました。
しかもその上司は労働組合の役員に選ばれた人間です。社員(労働者)の代表として労働条件を少しでも良くする役割を任せられた人間の発する言葉とはとても思えません。
それが上司の独自の考えなのかそれとも会社の上層部からの指示なのかは分かりませんが非常に残念です。
そこで(前ふりが長くなりましたが)、もう一度しかるべき所から会社側にきちんと指導をしてもらいたいと思うのですが、監督署に相談に行くべきなのかそれともUIゼンセンに相談するべきなのか迷っています。今現在勤め先の会社を監視している機関は監督署なのでしょうか?それともUIゼンセンなる組織なのでしょうか?この2つはどのような関係なのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

御質問の内容からみれば組合よりは監督署でしょうね。


労働組合と労働基準監督署、「労働条件の向上」を目的とすることでは一致していますが、ベクトルが違います。
労働基準監督署は労働基準法の遵守を指導するところです。悪質な場合は刑事処分を課すこともできます。厚生労働省の出先機関になります。

一方で労働組合は集団で使用者と交渉する権利を持ちます。
労働組合の方が数の力を使って使用者に待遇改善を迫ることができますから効果的な場合もあります。監督署は法律に従ってしかできませんから。しかし、組合の幹部までが労働基準法違反(サービス残業疑い)に手を貸している状況下では組合に頼むのは得策ではないでしょう。上に行っても役員に下達してそのまま握りつぶされる可能性もありますから。そうなると、労働基準法の遵守を監督する労働基準監督署の方がいいと思います。

UIゼンセン同盟は連合系の労働組合でそれなりに力もあるところです。勿論労働基準監督署とはなんの関係もありません。
http://www.uizensen.or.jp/
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