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「たけしくん、ハイ」という小説に次のような一節があります。
(たけしがやっとこさなけなしの金で電気機関車を買うが、線路がないから金持ちの子供に借りに行く。)

☆で、その電気機関車持ってね、金持ちの子供のところに行くんだよ。「動かさして」って。
「線路貸してくれませんか」ってさ。マヌケだよ、ほんと。昔の東武線じゃないってんだよ。

このくだりにある、「昔の東武線」が「線路を借りていた」事情など、詳しい方、教えてください。

A 回答 (2件)

この小説の表現が史実を踏まえたものかどうかしりませんが、東武鉄道は、その昔、北千住が起点でした。

その当時の北千住は、市街地から離れた集落でしたから、なんとか東京の中心部に近づきたくて今の亀戸線を作って亀戸から両国まで総武鉄道(いまのJR総武線)に乗り入れて、なんとか東京の端っこにたどり着きました。(1904年)これを「線路を借りて」と表現したのかもしれません。

早くも1908年には曳舟から浅草の対岸の業平橋まで線路を延ばし、両国乗り入れは廃止になり、1931年に浅草まで延ばし、ようやく自前の線路で東京にたどり着いたのです。
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この回答へのお礼

これは、すごいです。
まさにこれなんじゃないかという気がします。

お礼日時:2006/08/17 01:37

彼特有の冗談です。


千住近辺の下町ののんびりした雰囲気を表現する文芸上の一表現です。現実の話ではありません。

東武鉄道が個人に線路を貸し出したりするわけがないですから。
時代背景も含めて、「東武電車ならまぁ、貸すなんつーことがあるかもしれないなぁ」というほのぼのイメージがあることは確かですが。
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この回答へのお礼

なるほど。でもわたしは、東武線が貸すんじゃなくて 東武線が借り手だと解釈したんですけどね。。文脈からはどちらともとれるわけですけど。

お礼日時:2006/08/17 01:36

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