
A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
一筆献上
著者:山本周五郎
題名:さぶ
これは人生の師匠(支障?)と思っている人からの紹介で呼んだ本でした。これを手に取るまで私は、探偵小説・推理小説・耽美主義の小説みたいなものしか読まない極めて偏った読書人でした。
時代は江戸。栄治は職人で男前で器用な男。それに比べてさぶは不細工で不器用でやる事なすこと栄治には及ばない。しかし、修行時代からの友達なのだ。そう、『さぶ』は、実は主人公ではないのです。主人公・栄治がさぶの文句をつらつら言い立てる。色々な人生経験で栄治が成長していく。途中『さぶ』のことを忘れてしまったのかと思えるくらい栄治の事ばかりが描かれております。しかし最後には・・・・・・・・
どう読んでもこの小説の主人公は栄治です。でもこの小説のタイトルは『さぶ』です。この不思議な感じを味わってみてください。お勧め!
乱筆乱舞
ご回答ありがとうございました。
どちらかというと私自身が「さぶ」のキャラクターなので、文句を言われる側に立つようで辛いかも知れませんが、普通に読めば面白いかも知れませんね。
No.3
- 回答日時:
講談社ノベルスの戯言シリーズ 西尾維新 著
文句というかタイトルとうり主人公が戯言ばかり吐く、シリーズです。
フリッカー式―鏡公彦にうってつけの殺人 佐藤友哉 著
主人公がかなりふてくされてるかもしれないので良いかもしれません。
ご回答ありがとうございました。
2作とも知りませんので、探してみたいと思います。特に後者は「かなりふてくされてるかも」というところが惹かれます。

No.2
- 回答日時:
あまりに文句ばかりなので(?)最後までまだ読んでいないのですが(笑)
笑う話じゃないか・・・最後まで読まないと何ともいえないだろうし。
『地下室の手記』ドストエフスキー
ただのふてくされではないんだと思いますけどね、文句らしきことはたくさん言っています。
それと、ある意味では文句が多い人。
村上春樹の『風の歌を聴け』など初期三部作に出てくる、主人公の友人の“鼠”(ねずみ=あだ名です)
夏目漱石の『坊ちゃん』も文句が多い気がします。
「ふてくされ」とは合わないかもしれませんが、文句ということで。
ご回答ありがとうございました。
『地下室の手記』は読みました。やはり不満の多かった高校時代に。懐かしいです。また読んでみようかしら。他の2作も読んだことがあります。確かに文句、多いかも知れません。
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