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ニュースで「党 対 官邸 の対立ですね」などというフレーズを耳にしましたが、詳しく言うとこれはどういう図式なのでしょうか?
内閣と与党と官邸(内閣官房?)の関係がよくわかりません。
なるべく簡単に教えて頂けますでしょうか。
大変初心者の質問で申し訳ありません。

A 回答 (5件)

確かに日本では三権分立はイメージし難くても仕方ないと思います。


明治政府の昔から行政が力を持っている国ですからね。

三権分立はご存知だと思いますが一応簡単に説明します。
立法府=国が何をするか、どういう国にするか、つまりは国のやる事を決めるところ=国会
行政府=立法が決めた事を実際に実行するところ。その頂点が内閣
司法府=世の中にある矛盾や間違いをチェックするところ≒裁判所

こんな感じで内閣総理大臣は内閣の頂点にたつ人の事をいいます。
内閣とは、各省庁の長である大臣と総理大臣の集まりです。各省庁の最高権力者が集まるわけで、非常に強い影響力を持っています。そしてそこの長が総理大臣ですので、総理≒内閣のような使われ方を良くされます。

内閣官房とは、内閣の調整や事務などを司る役所です。調整や事務などというとたいしたことないと聞こえるかもしれませんが、内閣で決まった事は強い影響力を持つので『内閣で何を決めるか』決める内閣官房は非常に重要な官庁です。
ここの長が官房長官です。内閣官房は内閣の心臓部ですのでここの官房長官は総理の右腕のような物です。

官邸とは総理が普段いる事務所みたいなところです。ここに総理の親衛隊が集う、ある意味総理の城のようなものです。
一時期騒がれていた首相補佐官はここに所属しています。

次に与党とは国会で多数派を形成している勢力の事を言います。
内閣総理大臣は国会が選ぶので与党に選んでもらえないと総理にはなれません。ですので総理大臣になるにはまずは与党で一番の実力者(今で言えば自民党の党首)になる必要があります。
また国会は最終的には多数決で決まるわけですから、その与党を納得させないとやりたい事があっても法律化することが出来ません。
また予算も国会の承認(同意)が必要ですので、通す事が出来ません。
しかし総理を選ぶ以外にはイマイチ影響力を示せていないと思います。
特に日本は党議拘束が強いので、党の大物をウンと言わせないとほぼ間違いなく国会を通す事が出来ないわけです。

さて党と官邸の対立で言われる騒動は
自民党の議員と総理もしくは官邸や内閣の誰かとの対立という事です。
自民党の総裁は阿部さんで内閣の長も阿部さんです。つまり一番上はどちらも阿部さんです。
しかし同じ会社内で派閥対立があるように、一番上が同じだろうがなんだろうが喧嘩する時は喧嘩します(一番上が別の時よりは少ないだろうけど)。
特に国会議員は一国一条の主としてのプライドがありますので、気に食わない事があると文句を言う事があるわけです。
さらに日本は内閣が絶対的な権限を持っている分引き摺り下ろしやすいという怪しい慣わしがあるので、党が総理の足を引っ張る事は良くあることです。

簡単な説明は以下のマンガを読むと分かるかなと思います。
三権分立
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/manga/5/index.html
政党
http://seiji.yahoo.co.jp/guide/manga/4/index.html
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官邸の実権者=渡辺氏



ユダヤ政商のプロトコールでは・・・・

強硬な政策法案を通させるのは、
大衆が選出した首相の時代に、
官僚の次長クラスの政策提案、計画、実行するシナリオ実力者に、
過酷なシナリオを書き、遂行させる。。
(例、角栄氏の政権では、角栄氏の最も大切な方針が、アメリカ属国から、脱却することだったので、外相だけ大平さんにして、
後は、渡辺・中曽根氏に渡すことで、
首相の席を約束された。。
勿論、「列島大改造論」は当時の通産省の次官が書いたとされます。。

今、塩崎さんが何か大切なことを発表する時、
同じ車で渡辺氏と来庁したり、
恐らく、彼はこのように言うんだと、
何度も何度も最後のギリギリまで、
要点を言いきかせてるんでしょうか・・??

現官邸の実験者は渡辺氏と学会幹部、
安倍氏(無派閥)は、彼らにとって都合の良い理論で自民党の黒幕としてCIAの意思を表現してきた岸派閥(児玉通じ、関東系ヤクザ含む)のシンボライズすることで、
政権の正統性を表現したいのではないか?!?

一方、渡辺氏(無派閥)は、美智雄諸大臣と共に、
山口組を使いつつ、
CIAの信頼を得、
又、CIAの裏を知ることで、
彼らに自分たちを裏切ることを許さない・・

しっかりと、利益の分配を要求することで、
日本国内で確実に権限が大きく育ってきている・・・?!?

広島県の中川氏は、渡辺氏の子分格?!?

あと、この世のあるべき姿、方向性よりは、
何はともあれ、
チンピラがボスから守れと言われた人物が
どのような人物であるか考えもせず、
ただ闇雲に、ガードして守る人物のことを、
兎も角も、どんな理屈を使ってでも、
守り、そのライバルや敵対するものに罵声を浴びせる。。
国会で、野党が壇上に立ってる間の彼は、
中高生が、ある教師をボイコットする為に
無視して大げさ場手振り身振りで周辺の議員とバカ喋りをしてる、、、

安倍氏の側近とは、、こういう人物・・?!?

それと柳澤大臣は、、、恐らく家族か誰か身近な人の出世?身分?と引き換えにしてるか?
あるいは、山口組系に尻尾を捕まれてるか・・
政治家としては弱さを感じる、、官僚タイプ・・
自分ひとり腹をくくれば良いという状態ではない
弱音を握られている?!?・・

小沢氏も側近も実は渡辺派議員、、彼らに囲まれ、
動きが取れない・・

彼らは小沢氏を立ち上げて、
一気に民主党を乗っ取ろうと企てている・・?!?

菅さんを都知事に出そうとした一派が彼ら?!?

これで見えてきたのは、、
真の民主党員は・・・
菅さん、鳩山さん、松本さん、岡田さん、、そこまでしか分からない・・
渡辺氏はおいしい方へ転がる、、?!?
兎も角、小沢氏の周りには、
小沢氏を渡辺氏のお面としての安倍氏のように、
傀儡さえようと狙ってる気配が感じられる・・
それが誰なのか・・?!?
彼らは渡辺氏と組むだろう?!?・・、

共産党は、、志位さんのシナリオを書いてる人物がどんな人なのか、、
とても気になる。。

官邸vs党というが、、

実は、日本属国推進主義vsと日本国独立主権主義とのせめぎ合いが、
共産党でも、民主党でも起こってる点にも目を配りたい・・・?!?
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党は国会で影響力を発揮でき、内閣は行政府だからです。



まず基本から、
日本は国の権力を三権分立(行政・司法・立法)として3つに分散しています。立法は国会で、法律を作り行政府の長である総理大臣を指名することができます。逆に行政府である内閣は、衆議院を解散する権利をもっています。司法に対してもそれぞれ、弾劾裁判所を設ける権利(国会)や、最高裁判所長官を指名する権利(行政)をもっています。
すごく簡単に説明した例
http://www.kantei.go.jp/jp/kids/senior/3_2.html
を見てみてください。

さて、これでわかったと思いますが、官邸は内閣総理大臣が仕事をする場所です。ここは行政府になります。行政はお役所仕事のことです。
現実的に、法律は日々の問題から改正したりするものが多く、国会で法律を作るといっても、役人が下書きしている物がほとんどです。(だから官僚主導いわれるのです)
しかし、内閣は権力(行政権)をもっていますので、自分の出身与党が反対する法律案でも、国会に提出することができます。
また、実際には内閣総理大臣は、出身与党のトップであることが多いので、与党内で反対が多くても、法律に賛成するように圧力をかけることができます。
これが実際に行われたのが、小泉首相の郵政問題で、ごり押しされても賛成しなかった与党議員は、解散選挙(内閣が解散権をもっています)で与党から応援してもらえず、それどころか対立候補まで立てられて惨敗似終わったのは周知の事実ですね。

このように、与党から出した総理大臣であっても、必ずしも与党と考え方が同じになるとは限らないのです。
このときにつばぜり合いを演じるのが、内閣の取りまとめ役である内閣官房長官と、与党の取りまとめ役である政調会長です。
官房長官は行政府の意見をなるべく法律に反映したい、政調会長は与党の各議員の意見をなるべく法律に反映したい、と考えます。
結局同じ与党の議員が投票し法律が決定するので、内閣の声が大きいか与党の声が大きいかは、より実力のある人がどのポストにいるかでもきまります。

小泉さんのときのように、国民に圧倒的な人気があれば、解散選挙が怖いので与党議員は、内閣になびきます。
逆に人気の無い内閣なら、解散選挙でも任期満了選挙でも、内閣解散後の自分が、議員(しかも人気がない)として当選するためには、政党の組織力が必要ですから、与党の発言力が増していくことになります。

このようにずっとつばぜり合いをしているのが、政治なのです。
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 この場合の「官邸」とは比喩的表現で官邸にいる人々(総理はじめ内閣の面々)をあらわします。


 以下、おおまかにご説明します。

 日本で総理大臣になるには、国会でできるだけ多くの国会議員たちから支持を得て、「この人を総理にしよう」という「指名」を受けることが必要です。例えば、安倍総理は何百人といる国会議員たちから、一番たくさんの人に支持をされたので、国会で総理大臣に指名(=総理大臣になる)されたのです。ちなみに次に支持が多かったのは小沢一郎さんでした。ただし、200票近い差が開きましたが。

 では、なんで安倍総理はたくさんの支持を得ることができたのでしょうか。それは安倍さんが国会でもっとも多くを占める「自民党」に所属する国会議員だったからですね。仲間の「自民党議員」たちが安倍さんに投じてくれたわけです。ちなみに、「公明党」は自民党の仲間なので、連動する形で「公明党議員」も、安倍さんに投票しています。

 また、小沢さんが何で次点だったかといえば、これは小沢さんの仲間である「民主党議員」の数が「自民党議員」よりも少なかったからですね。

 
 このように、安倍総理は国会で多数を占める自民党と公明党(与党)の人たちの信任、信頼の上に誕生したわけです。「安倍なら大丈夫だろうよ」と。
 言い換えれば、安倍総理は自民党の人たちの支持がなければ総理になれなかったともいえます。ものすごく乱暴に言ってしまうと、安倍総理には自民党に恩があるのですね。なので、自民党の意見を聞きながら、総理大臣として政治を行っていく必要があります。(例えば、自民党議員の支持を得て総理大臣になっておきながら、民主党の政策ばかり採用するのはおかしいですよね?)

 ところが、安倍総理は総理大臣(官邸側)の権限を強化しようとしているのです。首相補佐官などはその象徴です。つまり、「オレが総理なんだから、党の連中は黙って従え」(あくまでイメージの話で安倍さんが実際に発言したわけではないです)というわけです。本来一緒に仕事をしていくべき立場の二人のうち一方が強くなってしまうわけですね。
 「教育再生会議」というのがありますよね。これも、官邸側が主導で政策を進めかねないもので、自民党の、特に「文教族」といわれる教育政策に影響力を持った議員からは反発があります。自民党内での審議で決まったわけではなく、教育再生会議という外部の人たちの集まりで決まったことを国の政策にされるのではたまらん、ということです。

 また、選挙も絡んでいます。自民党内には例の柳沢問題について、柳沢大臣を早期に更迭する(クビにする)べきだった、と主張する声がありました。が、安倍総理は今後の政権運営のことを考えて、柳沢大臣を守りましたね。こういった点などは特に選挙をあずかる中川幹事長や参院選のことが気になって仕方がない青木参院議員会長にとっては苦々しい限りだったと思います。

 こんなところです。
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党=自民党三役(幹事長、総務会長、政調会長)


官邸=首相、官房長官
の事と、具体的に言うと、なりますが、報道上、ぼやかして言います。

報道で、信頼すべき官邸筋と言うときは、官房長官のことを言います。
なんで?と言われると、そういう風習だからです。
官房長官が、正式決定ではないが、世間や自民党内の反応を見るために、報道機関に「まぁ そんなこと」と私的な会合とかで発言すると、こうなります。アドバルーンを上げるとか言います。様子見ですね。

党 対 官邸 というのは、小泉前首相が、自民党をぶっつぶすと宣言して、官邸機能の拡大(=ストレートに言うと、各官庁から、内閣官房に出向者を増やしました)を行ったために、それまでの自民党主導の政策立案に対して、官邸主導での政策立案が増えたために言われるようになりました。
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