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トラスロッドは、ギターの製造年代によって利き方が違うと思います。
PRSに至っては回す方向が逆ですし。

トラスロッドは特にどのフレットに対して効果あるのでしょうか?
1Fの順反りにはあまり効果ないんじゃないでしょうか?
5-7Fに特に効果があるのでしょうか?
さきほど、90度回転を3~4周させてもネックとフレットの隙間が・・
12Fあたりの隙間が、0.2mmぐらいしか変化がなくて一杯になってしまって
(回せそうだけどロッドの反応がキツくなった)
自分のギターは1~2Fが極端に順反りしてるように、
ギターを側面から見た場合見えたのでこのレスポールタイプの
ギターはリペアショップしかないかなと思ってます。

また、トラスロッドを回したあと3時間ほど放置しておいた方がトラスロッドの本来の効果が出るということはありませんか?
例えば十分に回してて、3時間放置してたらネックは正常になるのに、まだ正常にならないと15分のうちに目に見える効果が
ないからって一気に回しすぎてしまってむしろ3時間後には逆反り気味になるということはないでしょうか?

A 回答 (3件)

再び失礼します。

返信読みました。

トラスロッドを回す時のことについてですが、トラスロッドのネジがヘッドの根元についているタイプの場合、弦やペグポスト、ストリングスリテイナーやテンションバーなどが邪魔になることがあります。その場合は、特に付属品としてよくついてくるタイプのくの字に曲がっているレンチでは、レンチを回す都合上、弦をどけないと構造的にトラスロッドの調整が自由にならないことが多いでしょう。
また、フェンダーの古いタイプなどは、トラスロッドのネジがネックの根元に入っていて、ネック自体を外さないと調整できないものもあります。それは当然ながら、弦を張ったままでは調整できません。
ヒールの横にトラスロッド調整用のネジが仕込まれていて、強く張られた弦がトラスロッドの調整の邪魔にならないタイプもありますが、そうした構造でない限りはどうしても調整の際に弦を緩める、あるいは外す必要は出てくるでしょう。先のアドバイスで書いた緩めざるを得ない状況というのはそういう意味です。
また、ネックの反りを変化させた場合、ナット位置が相対的にずれることで弦のテンションが変化する可能性も考えられます。その場合、結局またチューニングをしなおす必要が出るでしょう。そうしたことが起きることを考慮するとすれば、あらかじめ弦を緩めてから調整に入ることに理がないとは言えないと思いますがいかがでしょうか。

また、トラスロッド調整についてですが、局所的に大きな反りが見られる場合は、先にも書いたように、その反りにはトラスロッドでの補正が利かないことが多いでしょう。トラスロッド調整はネック全体について弦に対抗する力を調整するもので、局所的な反りに対応するためのものではありません。どこからどこの範囲の局所的な反りを補正したいから、トラスロッドをいじるということは適切な判断ではないことが多いでしょう。そうした場合は、ネックをアイロン処理などで強制的に真っ直ぐにするとか、指板を削って平らにするとか、あるいはフレットをすり合わせてフレットの並びについて演奏上支障のない状態を作るなどの対処の方が、下手にトラスロッドをいじくり回すよりは適切な対処だと思います。そうしたリペアについては、素人が手を出す範囲を超えるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。確かにそうですね。
今回はありがとうございました。

お礼日時:2007/03/27 23:50

ロッド調整は結構リペアに出しても「チカラ技」を使います。


ロッドを締めても余り状態が変わらない時は、強引にネックを折るような力の掛け方をして元のクセを矯正します。
緩める時も同様です。
弦を張った時に少し「あそび」を無くす為に引っ張るような物です。

☆但し!!このチカラ加減は「大胆にかつ繊細に」なので経験が浅い人がやったら取り返しのつかない事に成りかねませんのでマネはお勧めしません!!

ロッドの効きは木材の強度と製造工程によって大きく変わります。
例えばネック材、指板材によって勿論変わりますし、相手は「木」ですので「個体差」が大きいのです。また、代表的な工程には指板を貼る前にネックに仕込む方法とメイプル1Pネックの様にネックの裏から仕込む方法があり、それぞれに力加減が変わります。

また普通は、ネック側面から見るとナットとネックエンドが指板面に近く、その中間点(大体7F位)に頂点(ネック裏側)が来るようにロッドが弧を描いて入っていますが、モデルやメーカーによって微妙に違います。

なので構造的に7Fより低い方に効くと言えるかも知れません。

>(回せそうだけどロッドの反応がキツくなった)
と有りますがこれも理由によります。ロッドは長いボルトの様なモノなのですが、閉めるときに使ってる「ネジ山」がそれ以上無いのか、ネックを矯正すること自体の摩擦なのかによって限界の解釈は変わります。
(通常はロッドのネジ山はそんなに長く切っていません)
ネジ山の限界が来ていたら勿論回りませんが、矯正の為の摩擦ならそれ以上回さないとネックのリペアになら無いですよね?
でもやり過ぎると最悪、指板が剥がれたりするなどのハードのトラブルも考えられます。
この力加減も「経験」がないと難しいかもしれません。感触が一番大事なリペアなのです。

出来れば粗大ゴミの様なギターで練習すれば少しずつ解かって来る物なのですが、一度普通の楽器屋で無く工房を持っているショップでネック調整を目の前で見せてもらい、ついでにコツやポイントも質問するのが良いかもしれませんね。
(その際は時間も費用もそんなに掛からないはずですが、リペアマンに見学したいと先に伝えた方が良いと思います)
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この回答へのお礼

なるほど!
>ネジ山の限界が来ていたら勿論回りませんが、矯正の為の摩擦ならそれ以上回さないとネックのリペアになら無いですよね?

むしろ、それまでが本当にゆるゆるに簡単にロッド回ってたので・・
それでしたら全くリペアになってなかったってことですね!

正直、粗大ゴミに出すようなギターだったので・・
やってみたいと思います。
本当にちょっとずつ・・・
そうか、引っ掛かるようになってからが、15度とかちょっとずつってことだったんですね。

自分の感覚で、折れそうなのを見極めて、
できるだけ「規正するような」回し具合でギュッギュッと
いきたいと思います。
運も必要ですが・・・

メーカーによってロッドの入ってる角度、ブーメラン具合も違うということですね。ありがとうございます。

お礼日時:2007/03/27 01:13

トラスロッドの構造について、整理して把握してみるのが良いと思います。



トラスロッドですが、特にどのフレットに対して効くというような、ピンポイントに効果を期待するようなものではありません。
アジャスタブル・トラスロッドは、基本的にはフィンガーボードの裏に順反りの曲線に沿うような形で湾曲させて埋設されています。このロッドは、絞ると真っ直ぐになろうとする力を増す構造になっていて、それによりネックに対して弦の引っ張りに対抗する逆反り方向の力を加えることで、ネックの状態を安定させるというのが基本的な仕掛けです。
ですので、どのフレットに局所的に効くというようなものではありません。通常はネック全体の反りについて、全体的に影響をもたらすものになります。
なお、トラスロッドは各種の反りに対応できるものではなく、基本的には弦の引張りが原因で起きる、ネック全体にみられる順反りに対する対応が主になると捉えるのが良いでしょう。局所的に変化している反りやねじれ、元起きなどは、トラスロッドでは補正できません。

トラスロッドの調整についてですが、調整後は念のためネックの状態が安定するまでこまめにチェックするのが良いとは思いますが、トラスロッドを回してから何時間すると状態が急激に変化するというようなことはまずないでしょう。それほど高度でメカニカルな構造ではありません。

なお、ネックの反りの調整については、弦をチューニングして状態を見たあと、反りが見受けられる時には弦を緩めてからトラスロッドを回し、その後チューニングをしなおした状態で再度反りの状況をチェックするのが良いでしょう。
トラスロッドを回す時は、弦を緩めてからの方が良いでしょう(通常の構造であれば、トラスロッドを調整するためには弦を緩めざるを得ないはずですが)。弦の力が強く加わっている状態では調整もやりにくいと思います。それと、一度に大きくトラスロッドを回しまくってしまうと、ネックの木材などがそのロッドの状態変化についていけず、悪い時にはひび割れなどを起こすこともあるかも知れません。一度に大量にロッドを回すことはお勧めできません。
また、トラスロッドを回した後のチェックは、弦が緩められていると弦からネックに加わるはずの張力がなく、演奏時のネックの状態を正常にチェックできません。弦のチューニングを合わせた状態では、弦がネックを引っ張るために、弦を緩めてある状態とは反りの具合が変わります。
ですので、ネックの反りの調整はチューニングを何度もやり直しつつ状態を見直すという、根気のいる作業になります。

また、ネックの反りの状態のチェックについては、見た目で安易に判断しない方が良いと思います。ネック周りの下手な調整はギターに大きなダメージを及ぼす危険性があります。
ネックの反りのチェックについては、タッピング法と呼ばれる方法がわかりやすいと思います。ESPのサイトなどで紹介されていますが、チューニングを合わせた弦が真っ直ぐになろうとすることを利用し、1fと最終フレットを押えて間のフレットトップと弦との隙間を見る方法です。この方法で、中間あたりのフレットと弦の間にどれくらいの隙間があるかを見ます。隙間がなければ逆反り、厚紙一枚程度の隙間があれば正常、それより開きが大きければ順反りと判断します。見た目での判断は案外ごまかされやすいので、きちんと基準をとったチェックができる方法で判断するのが良いと思いますよ。

いずれにしても、ギターの調整の仕方について、今一度慎重に見直してみるのが良いと思います。特に、トラスロッドの調整については慎重に対応する必要があると思います。もし手に余るように感じるのであれば、扱いに慣れている人にお任せするのが最も堅実な対処です。
なお、ギターの調整方法については、メンテナンスを中心に解説した教則本などもあります。そうした本を入手して参考にされるのも良いでしょう。

参考まで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
いくらか再度質問したいのですが
まず最初に気になったのが

>トラスロッドを回す時は、弦を緩めてからの方が良いでしょう(通常の構造であれば、トラスロッドを調整するためには弦を緩めざるを得ないはずですが)。

ということなのですが、
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar/7571/neck.html
によりますと


「◆トラスロッドを調整するとき、チューニングを緩める必要は特に有りませ
んが、回しにくいギターも有りますので、そのときは、やりやすいように弦
を緩めたり、はずしたりしてください。しかし、直線性のチェックは、あく
まで弦を正しくチューニングした状態で行いますから面倒です」

とあります。つまり緩めざるを得ないということはないかもしれません。
自分も、弦高やオクターブ調整の要領で
念のため、緩めてやったのですが、弦の張りには全く作用がありませんでした。いくらロッドを回しても弦がゆるくも強くもならないのです。
以上のことから、基本的には弦を緩めるという行動は不要なのでは
ないかと思いました。どうなのでしょうかね・・・?
ただ、そのサイトの人は今度リペア関係のDVDも発売する方ですので、いい加減なことを言ってるのでなければいいのですが。


>トラスロッドですが、特にどのフレットに対して効くというような、ピンポイントに効果を期待するようなものではありません。


ただ、昔どこかで「トラスロッドが効く範囲は
○F~○Fぐらいです」
という書き込みをみたことがあるんです。
そこがすごく気になりました。
構造を考えてみても、1F周辺にはあまり効果がないのではないのかと思ったのです。


反りのチェックはそのESPの方法で行ってます。
正確に反りを見極める能力はついてると思います。
ギター10本以上の中からそれぞれ反ったギターや正常なギターを
触って確認しているので大丈夫だと思います。
弦との隙間を確認しています。

しかし、今回初めて手を出したのですが隙間が
0.1~0.25mmぐらいしか埋まらなかったのが残念です。
ロッドはもう固いので一杯になってしまったようです。

お礼日時:2007/03/26 23:00

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