リチャード・ギアの事件から、欧米人にとってのハグ・キスとは？

リチャード・ギアがインドで女性のお尻をさわりながらキスをした事件で感じた欧米人の文化や意識についての疑問です。

私からすれば強制わいせつに見えるのですが、あのような行為は欧米人にとっては普通なのでしょうか？
どのような意識で行っているのでしょうか？
●挨拶の延長　●自分はスターだから　●ジョーク　などなど？

数年前のアカデミー賞でエイドリアン・ブロディがプレゼンターの女性に同じようなことをしていたのを見たことがあります。
なぜ行われ、許されるのでしょうか？

宜しくお願い致します。

No.1 ベストアンサー 回答者： nidonen 回答日時： 2007/04/27 20:16

　これはもう、文化の違いとしか言いようがないのですが、リチャード・ギアの

意識は「 挨拶の延長 」の範疇でしょう。ふだんより大げさな表現ではありますが、
おそらく「 私はインド（ インド女性 ）が好きだ 」という表現が、あのような形に
なったのだと思います。米国人同士なら何らおかしくない行動です。

　個人的な体験では、知り合いの米国人に会うと、その彼女がハグしてきます。
向こうの文化なので合わせますが、私は背中に回した腕をギュッとはできません。
もし自分の彼女に米国人がハグしてきたら、文化とは思いつつ不愉快にはなります。
もちろん日本人が同じことしたら、「 何考えてんだ！ 」ってなりますよね。

　まあ、こういうのは程度の問題なので、欧米から見れば「 なんでアジアの人は
こんなことで怒るの？　親愛の情でしょ？　アジアの人は親愛の情を示さないの？ 」と
なってしまうんですよ。その昔、咸臨丸で米国に渡った武士が歓迎の舞踏会を見て、
「 肌を露にした男女がカラダを寄せ合うなど、なんと淫らな！ 」と憤慨したという
話がありますよね。でも現代人の我々は、さすがに淫らだとまでは思いません。
価値観がそれだけ変容したからです。

No.4 回答者： madrigals 回答日時： 2007/04/28 12:37

アメリカ、カンザス州に留学している者です。

あのリチャードギアの行動は、確かに日本人の目には「うわっ」って思うかもしれません。おそらくハイテンションか何かになっていたのでしょう。しかし、もしアメリカであの行動（抱いて頬にキス）を盛り上がったパーティーか何かでやればこっちではまったく問題のない範囲だと思います。僕が映像を見る限りお尻を触ってるようには見えないのですが、本当に触ってたらこれはいけません！いくらアメリカでもお尻を触るのはご法度です。

しかしハグはこっちでは挨拶、頬にキスは年配の方なら挨拶にされる方も多いです。僕も男女関わらず友達とは平気でハグします。男友達の場合は、まず握手して引き寄せて背中をポンポンと叩く。女の子にはギュっとするハグを２～３秒ってなところでしょうか。相手が落ち込んでいるときにするハグはもっと長いです。
僕がこっちの文化になれてしまったのか、なぜあそこまでギアが騒がれているのかよく分かりません。確かに口にキスしてお尻触れば問題にはなるかなと思いますが・・・

ハグする文化がない日本からは受け入れがたい事実かもしれないですね。僕はまったく気にしませんが・・・むしろハグは好きなので(笑)　モチロン日本に帰国したときは気持ちを抑えますが・・・

結論として、インドや日本などでは騒がれているかも知れませんが、別にこっちでは何の話題にもならないぐらい関心は薄いです。文化の違いでしょうね・・・

貴方が「おかしい」と思うか「そうなんだ～」って思うか、どっちをとっても間違いではありません。これは文化の違いであり不思議に思って当然のことです。

No.3 回答者： tomo-nobu 回答日時： 2007/04/28 10:36

あれはどう見ても行き過ぎだと思いました。

北米で生活してたこともありますが、恋人同士でもないのに公衆の面前であそこまでの（しつこい）キスと（むりやりの）抱擁を見たことがありません。ハグの域は完全に超えてます。
たしかに「ケツ」触ってましたし；
shall we dance？のパロディーのつもりなのか、ただ欲情したのかわかりませんが、場所が場所だけに軽率だったとしか言いようがありません。
スターであろうと一般の人間だろうと、外国へ行った際は極力相手方の文化を尊重すべきだと感じました。

No.2 回答者： nanapatkal 回答日時： 2007/04/28 00:27

文化や意識の違いは全く関係ありません。

映像を見る限り、彼はただのスケベジジイです。
shall we dance? の優雅さのかけらもありません。
尻つかむなよっ！腰だろっ、こしっ！

あれが通常の職場だったら、欧米では確実にセクハラで訴えられます。
アカデミー賞等の場で許されるのは、映画界の力関係による揉み消しだと思います。

シルパ・シェッティと言えば、イギリスでも人種差別発言を受けて物議をかもしたことがありました。
http://www.afpbb.com/article/1280229

今回リチャード・ギアの行為の裏にこの件があったかどうかは定かではありません。