この人頭いいなと思ったエピソード

私は吃音者の男です。吃音をご存知でない方もいらっしゃると思いますが、言語障害だと思ってください。物心ついた時から自分には「どもり」がありました。吃音は人間に与えられた、言葉を発しコミュニケーションを取るということに対して悪い意味で妨げになっています。
そのため、小学校から吃音に対しては心の底から悩まされてきました。悔しい気持ち、悲しい気持ち、情けない気持ち、劣等感に襲われる気持ち、自己嫌愛に陥る気持ち、死を考えたことなど。実際、周りの人間からあざ笑い受けたり、まねをされたりして、嫌な気持ちになったこともありますし、今でもそうです。言葉を発することが億劫なることもあります。
人には一つぐらいは悩みがあると言われますが、私のように吃音者の場合は、悩み(会社、学校、恋愛など)+自分は吃音者である悩み、というように、必ずプラスαで吃音者であるという悩みが付きまとっています。例えば、人前での発表や面接など人間ならだれもが苦労することを私の場合は二倍も三倍も苦労しなけらばなりません。さらに、これまで、吃音者であるため自分の挑戦したいことにセーブをかけ、可能性を縮めたこともありました。
そして、吃音という悩みは障害なので、自分自身を受け入れ、私がこの世を去るまで付きまとう悩みとなり私から一生消えることはないでしょう。今のところ、確立した治療法がないのが現状です。度々ネット内で吃音の治療法などが紹介されていますが、それを利用しお金儲けを考えている残念な人間がいるのも現実です。
私自身、毎日どうして自分は吃音なんだろうと考えたり、特に人と話すときは条件反射的に吃音のことが脳裏に浮かんできます。自分が吃音者であると長時間考えなくてよいときは眠っている時だけです。
吃音という障害と一生付き合って生きて行かなければならないのかと思うと、心が痛みます。ちなみに、自分自身が吃音者であること以外は自分のことが全て好きです。特技とはいえませんが、歳を重ねるにつれて人の何かしらの悩みや失敗などの痛みが分かる人間になってきたような気がします。
私は学生ですが、来年から社会へ出て働くわけですが、これまでのように仲の良く気の会う仲間と一緒にいれば良いという甘い世界ではなく、今まで以上に吃音者をあざ笑い批判する人間に出くわすことが多々あることでしょう。私はまだ、学生で真面目に誠実に事を進めてきた自信はありますが、社会では結果を求められる場であり、吃音が本当に壁になることも心配です。
私はこれから社会で生きていく中で吃音をどのように自分自身を受け入れ、生きていけば良いのでしょうか?社会は受け入れてくれるのでしょうか?
また、今まで恋愛に臆病になっていた自分もいますが、このような人間をきちんと受け入れてくれる女性の方はいるのでしょうか?
長々と分かりにくい文章でしたがよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

私の主人も子供のときからずっと吃音があります。


言葉が出にくく、言葉を発するときには目をつぶり、体を前後させ、ゆすります。確かに、周囲の人がそれを見たとき、少し違和感を感じるようです。
でも、私は主人と出会ったとき、主人の吃音なんて全然気になりませんでした^^
「言葉が出にくいんだなぁ。ゆっくりと話を聞いてあげなくちゃ」と思ったくらいです。気持ち悪いとも、関わりたくないとも、怖いとも思ったことは全くありません。
私の家族が主人とはじめて会ったときも、そんな否定的なことは思わなかったようです。「言葉が出にくいから優しくゆっくり対応してあげないといけないね。」と言っていたくらいです。

私は主人の吃音なんて気にならないほど、主人を男性として、人間として大切におもっています。
人間的にすばらしければ、吃音のような1つの欠点なんてきにならないどころか、愛おしいものになります。
こんなことを言うと、吃音を持っている方に怒られるかもしれませんが、私は主人の吃音が愛おしいです。
一生懸命自分の伝えたいことを伝えようとしている姿です。
気持ち悪いなんて思うわけがありません^^

確かに、主人は社会人となったとき、電話対応や営業の仕事ができませんでした。かなり苦労したようです。
面接では心無いこともたくさん言われ、営業などではろくに仕事にならなかったようです。
けれど、職を変え、肉体労働の仕事をさせれば、会社で信頼されるほど、しっかりと手早く仕事をこなせました。

吃音のあるなしに関わらず、自分に合った職場というのが、必ずあります。あなたも、傷つきながら、苦しみながら、もがきながら、自分に合った仕事、働きやすい職場を見つけていったら良いと思います。
仕事は営業だけではありません。事務仕事だけでもありません。
人間は心無い人間ばかりではありません。すばらしい人間もいます。
必ず、あなたが真面目に誠実に仕事をこなしていれば、見てくれている人は見てくれています。そのような人は、吃音なんかで、あなたのことを判断したりしないです。必ず評価されます。
だからこそ、前向きに生きていけるよう心がけることが大切です。

吃音は劣等感の強い人間によく出るようです。
精神的な部分がかなり影響しています。
あなたが吃音を気にしていること、障害だと強く思い、劣等感を持っていることが余計に吃音を強めてしまっているということも言えます。
そして、苦手意識から無意識に緊張し、話をするときに急いでしまうことも原因です。
主人にもよく言うのですが、まず、話をするときには深呼吸をして、頭の中で言いたいことを整理し、ゆっくりと話すことを心がけましょう。
そして、最も大切なことは、吃音を障害だと思わないことです。
主人もこれに関しては「無理だ。」と言いますが、無理だといっているから吃音が軽減されないのです。
世の中にはいろんな障害があります。
みんな何かしら持っています。あなたが知らないだけです。自分のことばかりを可愛そうだと、辛い障害を持っていると思って生きていて、幸せになれますか?

難しいでしょうが、「吃音があるけど何か?!」と言えるくらいになれるよう、心がけながら生きていくのと、「吃音なんて辛い障害を背負った・・不幸だ・・」と思いながら生きていくのとでは、先の人生は180度違ってきますよ。
今は、悩みの真っ只中で辛いでしょうし、悲観的になってしまうでしょうが、社会に出て、いろんな風に当たり、いろんな人を見ることで、傷つくこともあるでしょうが、新たに気づくこともあります。そんなとき、自分にとって吃音がどうでもよくなる日も必ずきます。あなたに自信を与えてくれる人も必ずいます。

吃音なんかで大切なものを見失うよりも、吃音を忘れてしまうほど、がむしゃらに大切なものを探し求める男性になってほしいと思います。
吃音を前向きに考えることはすぐには難しいでしょうが、そうなれるよう、少しずつで良いので、努力してみましょう。
あなたの悩みは、あなただけが抱えている悩みではありません。
少なくとも、私の主人はあなたと同じ悩みを抱え、苦しんできたのです。(今でも少し悩んでいますが・・。)

年齢と共に、そして、自分を受け入れてくれる人がいると実感できればできるほど、吃音は和らいでいくと思います。
大丈夫ですよ^^あなただけじゃないです。
吃音を含めたあなたを全て愛してくれる女性が絶対に現れます。
きれいごとではなく、単なる励ましではなく、本当に心から私はそう思います。
私は吃音は誠実に言葉を出そうとするからこそ、生じてしまうと考えています。誠実に言葉を1つ1つ選んでいるんだと思っています。
そんな誠実なあなたなら、必ずあなたの苦しい思いは報われます^^
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
rapisupyonさんのご主人様はあなた様のような方に出会えて幸せに感じていらっしゃるでしょうね。私は吃音は精神的な面が99%関わっていると思っています。社会へ出て色々な批判を受けたりすると思いますが、何とか前向きにやっていきたいと思います。

お礼日時:2007/11/18 23:44

苦しい心中お察しします。

自分は特に障害を持っているわけではないので、良いアドバイスになるかわかりませんが…。自分のコンプレックスの乗り越え方を参考までに、お話します。まずは自分のコンプレックスをさらけ出すことですね。隠しても、自分が内向的になっていくだけなので、孤独感から疑心暗鬼になりさらには自己嫌悪と悪循環に陥ります。中には理解してくれる人はいますから、そういう人を見つける為にも、逆に積極的に自分のコンプレックスを出していきます。人は本能的に自分より劣った人間を捜し優越感に浸りたいものなんですよね。(某人気クイズ番組はそういう所も人気の一因かと思います。)笑いたい人には笑わせてあげればいいかと。そういう人はそういう部分でしか、優越感を感じることが出来ない小さい人間なのですから。自分の考え方ひとつで、物事の捉え方というのは変わりますから。あとは自分が自分自身を好きでいないといけませんね。最終自分を許してあげられるのは、自分だけですから。社会に出ても人間関係の作り方は変わりませんし、いかに自分の味方を多く作れるかで、社会に出てからの居心地が変わります。自分を悪い所込みで、より多くの人に知って貰い、その上で、良い所がアピール出来ればいいと思います。そういった例はたくさん見受けますね。恋愛に関しても、同じだと思います。大変な事だと思いますが、頑張って下さい。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
世間にさらけ出すことはなかなか出来ません。そのようなことをしたら、自分の周りから人がいなくなる様な気がしてきます。自分の良い面をきちんとアピールできるにしていきたいです。

お礼日時:2007/11/18 23:26

うーん


私は普段は方言丸出しで話しますが
接客業やるときは訛ってると指摘され
標準語を話そうとしてしばらくどもるようになりました
今は直りましたけどね、、無理に直そうとするとそうなるのかと
思いましたね、
質問者さんはスキャットマンジョンしってます?
あの人の生き方は素晴らしいと思いますよ
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/18 23:17

こんにちは。


私は言語障害をもっていないので質問者さんの苦しい気持ちが十分わかってあげられませんが意見させてください。

日本は障害者や精神病に対しての認識や受け入が最悪だと思います。経済的だけでなくもっと人に対して豊かな国なら質問者さんのように悩まずに社会で生きることが増えるのに。。と思います。

これから社会に出て壁になることも多いと思います。ただ、社会に出るといろいろな人と会うことになりその中には人間的にすばらしい人もたくさんいます。そんな人との出会いがあるといいですね。社会は結果を求められる場であるから質問者さんがベストをつくして自分なりの結果をだせるようがんばってください。社会にでるときは本当に不安です。障害のある質問者さんですから不安は膨らむばかりだと思います。でも今の状況ではベストをつくすしかないのでは?

恋愛は人間と人間の絆です。質問者さんのことを受け入れてくれる人はいるとおもいますよ。社会にでればいろいろな女性とであうこともあると思います。
人のいたみがわかる人は素敵ですよね。

もし精神的に苦しくなって自殺まで考えてしまうようになってしまったら海外にいくということもできますよ。私は日本に耐えられなくなりアメリカにきましたが(英語はまったくだめ)ここは障害者でも外人でもがんばって生きればなんとかなるし、障害があるからあの人は・・なんてことは言われません。
本気で今すすめているわけではありませんが、もし絶えられなくなったら他の生きる道(逃げ道)もあるということを知っていただきたいだけです。

応援しています。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
社会へ出て出会ういろいろな人、恋愛を対象として出会う中で素敵な人たちと出会えればよいと思っています。

お礼日時:2007/11/18 23:15

初めまして。

34歳主婦です。
文章を読ませていただきました、とてもしっかりされた、好感のもてる文章でした。
吃音であったことで色々ご苦労され、またそれに負けないよう様々な努力をされてきたであろう事が、「吃音の事以外は自分がすき」とおっしゃるってることから読み取れます。
努力してない人間は自分を好きだと思えないからです。素晴らしい事だと思います。
確かにkyacyakyaさんがおっしゃるように、社会には冷たい部分があります。学生時代の冷たさなど、冷たさと呼べないほどの冷たさが普通に存在します。
逆に学生の時と違い、年齢を重ねて苦労を重ねられてる方も多いので、学生時代以上に暖かい方もいらっしゃいます。
私は思います、「自分が短所だと思ってるところをいくらみつめても仕方ない、それより長所をたくさん伸ばした方が自分にとっても周りにとってもプラスになる」と。
つまり、自分にとって悩みである吃音が気にならないくらいプラスな事があふれていたら、誰も(自分自身を含めて)吃音については気にしないという事です。
仕事においても恋愛においてもそうだと思います。
ただ仕事はkyacyakyaさんがおっしゃる通り、かなり結果を重視されます。結果がでて当たり前の世界です。
なので吃音という個性をもたれてるkyacyakyaさんは、何らかの工夫が必要になるかもしれません。ただそれは、誰もがやってることだし、仕事の経験を重ねていけば段々どう工夫すればいいかが判ってくると思います。心配はいりません。正直、吃音かどうかにかまってられるほど仕事は暇でないという事もあります。
社会にでるにあたり、ここまでしっかりと考えを持ち、方向性を考えられる、その段階ですでにあなたはかなり努力された素敵な方だと思います、自信を持っていただきたいです。
恋愛に関しても全く心配いりません。
好きになればどんな相手だろうと、全てを受け入れる努力をするものです。
自分の本当の相手と出会うまでは様々な経験をされると思いますが、赤い糸の相手はいると思いますよ^^
今まで努力して来た自分を誇りに、更に努力を積み重ねていく、これで大丈夫です。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
今まで以上に生きていく素手を見つけていけないと思っています。社会へでも挑戦したいこと、やりたいことはあるので多くのことを経験し、自分の物にしていきたいと考えています。

お礼日時:2007/11/18 19:06

私の場合も同じですが、どうしても揚がってしまうと喉が痙攣して、うまく喋れないのだと思います。



昔の吃音の直す本には、人前で平気で喋るトレーニングがありました。

本当は、大衆の面前で平然と喋りまくるのが良い方法ですが、
最初は、人のいない所で声を出して喋る練習をしてください。

根本的に治すには、揚がらない=人を人と思わないで動物だと思う気持ちで話すと治ります。

動物を人間に見立てて、練習するのも良いと思います。
話せるんだ。と言う自信がつけば、自然と治ります。

ひとつひとつ試し頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。
独り言などではどもりも少なくなるんですけどね。

お礼日時:2007/11/18 19:00

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