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エコが流行ないしは商売になっている昨今の風潮を懸念しています。テレビでもラジオでも何かというと「地球のためにできることをしよう」などと言い、到底実効性のありそうにない無意味な無理や我慢を我々消費者に押し付けてきます。いわく「割り箸はやめてマイ箸を持ち歩こう」、いわく「エコバッグを使ってレジ袋を断ろう」、いわく「近いところなら徒歩で、遠いところなら電車やバスを使おう」...
これは官民一体となった一大偽善環境キャンペーンとでも名付けるべきだと思うのです。なぜなら、テレビでもラジオでも日本全体が割り箸を一切やめたらどのくらいのCO2の削減となり、地球の気温上昇が今後100年で3度上昇するところが何度に抑えられる、といった具体的な数字は全く見たことがありません。活動を強いる割にはそのメリットが具体的に示されていないと思うのです(今は電車やバスで移動したほうが安いのでそのメリットは大きいですが、地球のためになっているという実感はあまりない)。
一方で、なんにでもデメリットってあると思うんです。割り箸やレジ袋を使わなければ業界はおまんまの食いあげ。車はとても便利な移動手段ですがその利便性をあえて手放すことになる。
こういったメリットとデメリットを天秤にかけると、メリットは小さくしてデメリットばかりが大きいような気がしてなりません。
「無駄な電気を使わないように節電に心がける」「自動車アイドリングストップ、発進時にアクセルをそっと踏む」といったことは家計への負担が確かに減りました。デメリットよりもメリットのほうが大きかったから実践しています。しかし、上にあげたようなことは個人ではわからないことが多いので実践する気が起りません。
質問です。
1)日本人が割り箸、レジ袋を全面的に廃止したら、また自家用車を使わずに電車バスばかりを使うとしたら、どのくらいのCO2の削減につながるのか
2)そうして生み出されたCO2削減量が何%くらい温暖化防止に寄与するのか
3)1)の活動によるデメリットと2)の答、すなわちメリットを比較したとき、日本人はどういう選択をすべきか。
具体的な答えをお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

時間ができたので今度は割り箸について考えてみました。



割り箸のCO2排出に関するデータがないので紙を参考にした(ともに原料が木で、焼却時の排出がカウントされない)。
日本の紙の生産量は3100万トン(2006)、
パルプ・紙・紙加工業者のCO2排出量は3,168万トン(2006、環境省)
 (これは日本の2006年の排出量13億6400万トンの2.3%)

割り箸の2006年輸入量は244.7億膳(林野庁)
(後述するが国産割り箸の5.4億膳は対象外とした)
今手元にある割り箸を量ってみたら6gぐらいだから、
輸入割り箸全ての重さは244.7億×6g=146,820トン
これは、紙の生産量3100万トンの0.47%

紙との生産量比から輸入割り箸の排出量を考えると、
紙の排出量が日本全体の排出量の2.3%だから(この数字は加工業者まで含んだもの、紙そのものの生産だったらこれ以下になる)、
輸入割り箸の排出量は日本全体の排出量の0.01%に相当する、ということになる。

これほど少ないとは。予想を越えてました。
(一応、計算間違いやデータの拾い間違いがないか確認してみましたが・・・)
なぜ割り箸がやりだまになるのか不思議ですね。
使い捨て商品の象徴で身近、大企業が関係しない、こんなところでしょうか。

あと、箸はこんな風に箸を分類できますが(竹製の割り箸がないとか、細かいことはさておき)
(1)国産材で作ったマイ箸
(2)外材で作ったマイ箸
(3)プラスチック製マイ箸
(4)間伐材の割り箸
(5)輸入割り箸
もしマイ箸を使えと言うんだったら、。(1)まで言及すべきでしょう。
これもおかしいですね。

ちなみに、この中で環境負荷が一番少ないのは(4)。環境負荷が少ないというより、むしろ環境にいい。大学時代の造林学の教授は国産ものは割らずに2膳を一膳として使え、と言っていました。理由は、
・間伐後、一時的に山林のCO2固定量は減少するが、残った木の成長が促され、後に間伐前の固定量を上回る(輸送で排出するCO2も相殺できるというデータもある)。
・国内なので輸送距離が短くてすむ
・土砂流出防止等の山林保護効果がある
また経済的メリットもあり
・間伐によって材の質が上がる。
・間伐の収入により、材の生産コストが下げられる。

 ただし、価格が高い(輸入箸一膳1、2円に対し国産5円)。また、もともと間伐材は国産材生産の副産物であり、供給量に限りがある。価格的な理由により国産材が流通しない現状では、いきなりは間伐材の生産量を増やせない(と思う)。もし間伐だけを行ったらおそらく間伐材の価格は上がる(と思う)。

 ちょっと話がそれてしまったが、みんなでマイ箸を使えば、飲食店等のの原価削減になって、店の人が喜ぶでしょう(笑)。
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この回答へのお礼

またまた具体的な数値を掲げての分かりやすい回答、大変ありがとうございます。

>輸入割り箸の排出量は日本全体の排出量の0.01%に相当する、ということになる。
びっくりの少なさですね。レジ袋同様、割り箸削減は全く意味がなさそうだとますます確信できますね。

>大学時代の造林学の教授は国産ものは割らずに2膳を一膳として使え、と言っていました。
これも目から鱗、かつ説得力のある説ですね。
いずれにせよ、マイ箸持参の胡散臭さを露呈された気がしますね。

お礼日時:2008/06/17 21:39

いま私達が車を使い、電気・ガス・水といった生活に必要なものをこれまで便利と言われながら、思いどおりに使ってきました。


しかしこれは人間が社会発展を成功させた反面、今後は地球滅亡につながる要因にもなることが数十年前から言われてきていますが、なんら目に見えたエコ活動をしている人はそういるものではありません。団体活動はしている人はいますが、地球規模で言えばこれも「焼け石に水」ってところでしょうか。と言ってしまうとエコに反対と言ってるみたいですが、考えれば人がいまさら利便性のある車や電気などの使い道を制限することで温暖化防止にはつながるとは思っていません。それをすることで今度は社会の衰退の方が大きく係わるのではと思っています。
いま工場や車から排出された二酸化炭素はオゾン層に到達するまで10年余り掛かると言われています。仮にこれらを全面ストップしたとしても最低10年は温暖化ストップには繋がらない計算です。CO2制限だけでは僅かに遅らせることができても着実に温暖化は進んでいるわけです。
考え方は個人それぞれですが、私個人の考えとして、こちらを立てればあちらが立たず、あちらを立てればこちらが立たずでどちらを選んでも
無駄に等しいと思っています。
ガソリン節約しても車を乗らないわかにはいかず、夏の熱い時はクーラーも入れたいでしょう。こうしてPCを使うのも関係しています。
いまさら何を眠いことを言ってるんだろうと政治家や国のお偉方を批判します。さらに綺麗ごと言っても戦争に加担して兵器を試したり作ったり、それに協力してる国もあるではありませんか。そのほうが大きいと思いますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>私個人の考えとして、こちらを立てればあちらが立たず、あちらを立てればこちらが立たずでどちらを選んでも無駄に等しいと思っています。

そうですね。本当にCO2を削減するとなると日本も世界も文化や経済は全滅で無政府状態になるのではないか、という気がします。そうなることをだれも望んでいない、すなわち掛け声だけで本当に実効性のあるエコ活動は誰もしようとしない、って流れが皆が無意識のうちに出来上がっているように思いますね。

お礼日時:2008/06/18 18:50

今世界中で問題になつている地球温暖化の原因が、炭酸ガスか


どうかの問題はさて措いて(各国の利害が絡んだ発言が多く、
素人には分かりづらい)身近な問題として、私は仕事柄、時々中国
に行きます。そこで申し上げたいことは、どの地方に行つても昼間
の太陽が薄ぼんやりと赤い 空気も汚れています。このような現実
を経験もせずにネツトでとやかく論じても始まりません。
私は中国で大正12年に生まれ育ちましたが、薪をもやしていた
あの時代、アカシア並木を吹き抜ける空気は澄んで、太陽もまぶしく
燦々と輝いていました。それが石油を使い放題に使いだした北京や
上海それに大連までもがこの始末、6~70年前と見比べて隔世の
感がします。スモツグ、スモツグですよ 以前東京都でも埼玉でも
光スモグでばたばた人が倒れたことがありましたね~当時の石原都
知事の決断した条例で今は殆ど見られなくなりました。スモグの
原因はお分かりですね~ メタンやハイドロカーボンを野放図に
大気中に放散するから紫外線に当てられてスモグになります。
それでは燃やしてしまえば良いが、ここで燃やしたあとの炭酸ガス
をどうする?となります。メタンやハイドロカーボンを回収する
には大変な設備投資が要ります。だから経済界は厭だ厭だとごねて
います。それならば「炭酸ガスの売り買い」にと話しが続くことに
なるのです。炭酸ガス1トンが2000円で売買される時代になる
とは昔を経験しているこの年にして驚き------
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
失礼ながら質問に対しての答にはなっていないようですが、こういった体験談は貴重なものがありますね。

お礼日時:2008/06/16 19:29

細かい数字とか理論は他の方が回答されているので書きませんが、今の環境至上主義に疑問を感じておられる方がいるということにすごくほっとします。

エコとか地球に優しくとかのあふれんばかりのテレビ、新聞報道って異常な感じです。長年市民がとりくんできた分別収集にしたっていったいどれだけ効果があったんでしょう。もう20年は日本のあちこちでやってきたんじゃないでしょうか?でも分けたものはそのまま燃やしているらしいですね。犯人は自分達だったという感じです。なぜ私達はいつまでたっても、それは本当だろうか、合理性はあるのだろうか、と立ち止まって考えられないのでしょう。日本は高度な科学技術はあっても科学的思考は乏しい国民なのかもしれません。高学歴でいっけん賢そうな人ほど環境環境と叫んでいる感じがしますね。これは人権や平等と同じく誰も批判しにくい問題だからかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答(?)ありがとうございました。
全く同感ですね。テレビもラジオも行政も立法府も、「地球が危ないぞ」「子供たちの未来のために今できることをしなければ」なんて叫んであおるだけで、この行動をしたらこう変わりますよ、と具体的に示してくれませんからね。
レジ袋をやめると一人年間○○トンのCO2排出削減につながる、なんていってますけど、私に言わせれば数字で騙すテクニックを使っているだけで、全く無意味な、いや有害な情報としか思えません。それだけのCO2を減らすとどの位地球温暖化防止に貢献できるのか、ってところまで突っ込んで示してくれないと。
きっとテレビもラジオも行政も政治も、だれもわからないのでしょうね。

お礼日時:2008/06/15 17:37

レジ袋についてちょっと計算してみました。



レジ袋1枚の製造~焼却で排出されるCO2は61g(環境省)
年間3億枚消費されるそうだから、61g×3億=1,830,000トンCO2の排出となる。
また、日本の年間の温室効果ガス排出量はCO2換算で1,364,000,000トン(2005年)
したがって、日本の年間CO2排出量に占めるレジ袋由来の割合は、0.134%ということになる。

ただし、各家庭が一切レジ袋を使うのをやめたら0.134%削減できるかといったらそうはならない。エコバッグを作る、輸送する(原料輸入も含む)、廃棄するのにもCO2が排出されるから、実際には0.125%くらいになるだろう。(根拠は無いが、価格比から排出量を、レジ袋30枚=エコバッグ1つ(各5円と1500円)とし、51102005(H18)世帯が年間一つエコバッグを消費するとした)。

さらに、である。名古屋市では一部の区でレジ袋有料化が始まり、今後拡大していく予定なのだが、それに先行してゴミ袋が有料化されており、市指定のものを買わなくてはいけない。
何がいいたいかというと、レジ袋の使用を止めた家庭でも「エコバッグ+ゴミ袋」を消費することになるわけだが、「エコバッグなしでレジ袋とゴミ袋を共用」した場合とどちらの方がCO2排出量が少なくて済むか。どこかの帰りにちょっと買い物、というときは結局、レジ袋を買わなくてはいけない。しかしそのレジ袋はゴミ袋には使えず、最後はゴミとして燃焼される。それならば環境負荷はほとんど変わらないか、もしかしたら後者の方が少ないかもしれない。

この名古屋市指定のゴミ袋の製造は許可制なのだが、何か環境とは別に政治的意図が働いているとしか思えない。各スーパーがゴミ袋(規格統一のみで許可制でないもの)をレジ袋とし配ってくれた方が、消費者にとってはその方がありがたいと思うのだがどうだろう。(実際に、レジ袋が有料化されていない区では、そういうスーパーがある。)

0.1%を取るに足らない数字と見るか、塵も積もればと見るかは人それぞれだと思う。自分としては、もし本当に環境負荷を減らせるのであれば、たとえ少しであっても努力すべきだとは思うのだが・・・。レジ袋をゴミ袋を一体化する方が消費者負担は少ないし、少なくとも逆効果ということにはならないのではないかと。
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この回答へのお礼

具体的な数字を用いての回答ありがとうございました。
日本のCO2排出の0.134%ですか...これをどう解釈するかですが、私自身はレジ袋を全廃しても全く意味がないような気がします。
名古屋市については私の住む町から近いこともあり、テレビやラジオで頻繁に情報が入ってきます。あの市の環境行政のあり方ははっきり言って異常だと感じていました。ごみ処理業者やゴミ袋製造業者との癒着を疑ってしまいますね。そもそもなぜ市民が無償で、本来ならごみ処理業者がするはずの分別作業などしなければならないのか?さらには指定ゴミ袋などは有料ですから、実質的には無償どころかお金を出していますからね。

お礼日時:2008/06/15 17:31

>お聞きしたかったのは、レジ袋を使わずにマイバッグを使うことが、地球の将来にどの程度影響をするのか、ということです。



どうやったら正確な値がでるのかわかりませんが、正確に知ってる人ってのはいないんじゃないでしょうか?
割り箸を作るにしても、割り箸工場で使われる木材の問題だけでなく、流通や伐採の作業時に発生する部分も関わってくるんだと思います。
でもその木材は割り箸だけのためではなく、その他もろもろの用途で使われるものであったり、流通にしても割り箸材だけ運んでるわけでなく、しかも何段階にも分かれて複雑な経路でやってくるんじゃないでしょうか?
エコの問題は地球全体のことなので正確な値や、それに近い値ですらはじき出すのは困難だと思います。仮に出された値であってもなんとなく信用できません。

でもやっぱり割り箸を使うか使わないかで言うと、一回使えばその分の木材は消費してるわけです。燃やされる木材を作っているわけです。
燃やされなければ二酸化炭素を取り込んで、酸素を吐き出し、炭素だけを残して土に還ったかもしれないのに。

またマイ箸などを使用する手間、洗う際の水や洗剤で考えるならば、例えば食器洗浄器を使う人だったら箸やフォークを1本や2本入れるのを増やしたところで水の量や洗剤の量は変わりません。
何を言いたいかというと、食器洗浄器を使えということではなく、いろいろと無駄が多すぎるということなんです。

環境のことを色々考えることはとても素晴らしいと思います。私もいろいろとなるべく良い方向へ進めるように考えてます。大きなところを見失わないように。すぐに効果はわからない問題です。ずーっと環境無視して生活してきたツケが今の時代を生きる人やこれから生まれてくる人たちに回ってきてるんだと思います。自分が生きてる間に改善されることは無いかもしれません。またそこまで悪い状態に進まないかもしれません。でも自分のひ孫くらいが、どうしょうもない地球で生まれるのか、まだまだ頑張れば改善される環境になっているのかは今からの行いで決まるのかなぁ~って思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
確かに正確に値を出すのはすごく難しいことでしょうね。
ことほど左様に、環境問題はさまざまな要素が複雑に絡み合っていて、一概に「こいつが犯人だ!」と言うことはできないんだと思います。
いつもよりほんの少し雨の多い年があると「それ、異常気象だ、CO2増加が犯人だ」と騒ぎ立て、本当に実効性があるかどうかもわからない割り箸削減なんてナンセンスなことを言い出すのはどうか、と思うのです。
地球の平均気温はこの100年で0.7度ほど上昇しているらしいのですが、そもそもその原因が本当にCO2増加にあるのか、すごく疑問なのです。
失礼、なんか私自身の質問なのに関係のないほうにいっちゃいましたね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/15 17:25

地球温暖化対策に水を差す気は無いですが・・・



そもそも木材自体はCO2排出に対しては中立(「種子→成長→燃えて灰になる」のトータルで見ると木材のCO2排出量はプラスマイナスゼロ)なので、個人的には、割り箸の使用を控えることが大きな効果になるとは思えないです。

もちろん森林面積の減少等の問題はあるのでしょうが、それだったら「紙」の方が遙かに罪は重いですよ。しかし紙系のマスコミ(新聞、週刊誌)が「紙」の使用を控えるように訴えたと言うようなことはあまり聞かれないですね。良く「再生紙を使っています」と言うのもありますが、これだって再生紙の方が本当に地球に優しいのか怪しいものです。

ついこの前発覚した「再生紙問題」(古紙含有率を実際よりは高く偽って販売していた)など本当に傑作でした。20年前だったら「このニュース、『古紙含有率を実際より低く偽って販売していた』の間違いなんじゃないの?」と言われるところです。現状はあまりに倒錯しています。
再生紙の方がコストが馬鹿高い現状で、本当に再生紙を使うことが地球に優しいのか?この問題を契機に検証がもっと行われるかと思いましたが、誰も言い出しませんでしたね。新聞社にとっては都合の悪い方向に話が行く可能性があるので避けたのでしょう。

>こういったメリットとデメリットを天秤にかけると、メリットは小さくしてデメリットばかりが大きいような気がしてなりません。
 この考え方は健全だと思いますよ。「本当にマイ箸の方が地球に優しいの?」と私たちが考える時は、意識下で「箸を洗う手間」とかを配慮しているからだと思うんです。この時に使う洗剤や水の消費は地球に対して悪影響を及ぼさないのか?本来のエコとは「無駄の排除」であるべきです。実施することで却って手間が増えるとかお金がかかるとか言う活動はちょっと怪しいと考えてみる方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
harihorereさんは私の考えに近いものをお持ちのようです。
再生紙偽装問題、あれは私も再生紙を見直すためのよい契機になると感じたのですが、私の職場でも未だに「再生紙の使用をめよう」「古紙リサイクルをやめよう」という声は上がりません。私が上げてみようかとも考えていますが、反対される可能性が大です。新聞で「古紙リサイクルをやめよう」と言わないばかりか、「地球環境保護キャンペーン」が日増しに大々的に報じられているからだと考えています。メディアの力って絶大ですよね。

お礼日時:2008/06/15 09:52

家庭からの二酸化炭素排出量


http://www.jccca.org/content/view/1048/788/

家庭からの二酸化炭素排出量のうち、一般廃棄物は5%。
レジ袋や割り箸を減らしたらいくらか減るでしょうが、
全体への寄与自体は限られているかと思われます。
ただ、それぞれ毎年何百億くらい使われているらしいので、
納得されるなら例えば1つ1円位の税金でもかけて
環境特定財源に使って対策を進めてもいいかもしれませんが(?)。
なお、木材の影響は、違法伐採か、
適切な森林回復を見込んでいる人工林から生産されたものかで異なります。
建材、家具、製紙と比べて割り箸自体の量はそれほど大きくないでしょうが、
一般の木材で東南アジアなどから来る違法伐採材は
広く流通しており、違法伐採剤の規制自体は重要な問題です。

家庭からの二酸化炭素排出量のうち、自動車は30%。
1990年以降の二酸化炭素増加にはマイカーの使用が大きく寄与しています。
公共交通機関を使えば二酸化炭素排出量は大きく削減できますが、
実際に公共交通に転換するのは困難が大きいでしょう。

この他、照明・家電製品等が30%、冷暖房が14%、給湯が14%、キッチンが4%、水道が2%。
給湯などは割と忘れられがちなのではないかと思います。
家庭からの二酸化炭素排出量は、全体の二酸化炭素排出量の1/5で、
日本の二酸化炭素排出量は世界の1/20くらいなので、
国内の家庭部門だけではこの対策で何度温度が抑制できるという表記は難しいです。
比較は難しいですが、顕著な寄与が期待されているのは、
コージェネレーション、高断熱建材、省エネルギー照明などエネルギー削減技術や、
代替エネルギー、CCS、排出権取引などなどの方かと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
>家庭からの二酸化炭素排出量は、全体の二酸化炭素排出量の1/5で、
>日本の二酸化炭素排出量は世界の1/20くらいなので、
>国内の家庭部門だけではこの対策で何度温度が抑制できるという表記は難しいです。
>比較は難しいですが、顕著な寄与が期待されているのは、
>コージェネレーション、高断熱建材、省エネルギー照明などエネルギー削減技術や、
>代替エネルギー、CCS、排出権取引などなどの方かと思います。

ということは、(あり得ないけど)日本の全家庭で一切CO2を出さなかったとしたら、1/5*1/20ってことで、世界で排出されるCO2の1/100が抑制される計算ですね。実際には平均5%も削減されれば上出来でしょうから、1/2000が削減される事になりますね。
これって、努力の割にあまり意味がないんじゃないでしょうか?

お礼日時:2008/06/15 09:46

まず、疑問を持たなければならないのは、CO2排出量の現在値の確からしさではないかと思います。

誤差はいくつあるのか?

しかし質問の内容のに挙げられたことは、まず使い捨てをやめようという、精神の表れではないのでしょうか。

100年後の気候を予想するために地球シミュレータを使用するほうがCO2排出に寄与します。

現在だって、100年後だってそんなことは誰にもわかりません。すべて予想するしかないのですから。
今現在の状況がわかっても、100年後の計算に使用する50年後の値は?
今日友達が、車でデートに行ったのは誰がカウントしたんすか?
袋や割り箸を作っている人が、転職して他の産業が活発化したら?
電車やバスはどれだけ増発すれば全員が移動できるのか?

しかし、
割り箸を使わないのは、伐採を抑止し、レジ袋を使わないことは焼却炉から出るCO2を少なくするでしょう。
自家用車はたかだか60Kgの人間1人を運ぶために1.5トンからの車体を動かさなければなりませんし、電車やバスはもっと1人当たりの重量が軽くなります。
自動車よりも発電所の方が効率よくエネルギー(70%以上?)を取り出せますし、ガソリンエンジン(30%くらい?)よりもディーゼルエンジン(50%?)の方が効率がいいわけです。車だって乗らなければ作る工場も動かなくなり、電気の消費が減ります。

消費者に迷惑でも、業界は使いまわしができてコスト削減、大喜びです。
車屋さんだって売れなくなればもっとエコカーを作り出すはずです。

孫、ひ孫、玄孫がくすんだ空を見上げて咳き込みながら、酸素吸入器を付けて、化学合成された栄養剤を飲んで生きている姿を思い浮かべたら、そんなのは人間の住む世界ではないと私は思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>割り箸を使わないのは、伐採を抑止し、レジ袋を使わないことは焼却炉から出るCO2を少なくするでしょう。
それによって、どの程度CO2が削減され、温暖化防止にどの程度寄与するかをお聞きしたくて質問しました。
>自家用車はたかだか60Kgの人間1人を運ぶために1.5トンからの車体を動かさなければなりませんし、電車やバスはもっと1人当たりの重量が軽くなります。
今はガソリンが高いですし、電車やバスを使った方が安くあがりますので私はそうしています。環境のためという意識はありません。
>自動車よりも発電所の方が効率よくエネルギー(70%以上?)を取り出せますし、ガソリンエンジン(30%くらい?)よりもディーゼルエンジン(50%?)の方が効率がいいわけです。
>車だって乗らなければ作る工場も動かなくなり、電気の消費が減ります。
そうすると日本の産業も経済も衰退していくでしょうね。急激な衰退は何万人もの自殺者をつくり、困窮する家庭を作り、社会全体が活力を失っていくでしょう。そうなるよりもエコの方が大事なのでしょうか?

>孫、ひ孫、玄孫がくすんだ空を見上げて咳き込みながら、酸素吸入器を付けて、化学合成された栄養剤を飲んで生きている姿を思い浮かべたら、そんなのは人間の住む世界ではないと私は思います。
私も当然同じ考えを持っています。しかし、果たして現在の風潮(割り箸、レジ袋削減、自家用車使用を控える)がどの程度効果があるのか、ひょっとしたらただの自己満足ではないのか?どうしてもお聞きしたくて質問しました。あしからず。

お礼日時:2008/06/15 09:36

まがまがしい意見ですみません


確か2015年までに温暖化対策が出来ないと手遅れになると思われています。

一人がやった程度じゃ意味は無いでしょう
皆がすればいいのですが「何で自分がしなくちゃいけないんだ」と思って
簡単に環境を潰すことができますし…
それに日本の小島に漂流されるゴミは中国や韓国ばかりですし
世界中で二酸化炭素の排出を制限しようとしたんですが
アメリカは守りませんし、中国はさらにななめ上いってますし
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>一人がやった程度じゃ意味は無いでしょう
>皆がすればいいのですが「何で自分がしなくちゃいけないんだ」と思って
>簡単に環境を潰すことができますし…
全員が動けば、あるいは全世界が動けば環境が良くなるとお考えだとお見受けしました。
お聞きしたかったのは、レジ袋削減、割り箸削減でどの程度私たちの将来に良い影響があるのか、ということです。ひょっとしてとんでもない欺瞞があるのではないのか?「環境にいいことをしている」という自己満足だけが残って、実際には何も変わっていかないのではないか?

中国はとんでもないですね。地球人口の1/5を占める国が環境汚染をしているのですからね。

お礼日時:2008/06/15 09:25

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