
私は歴史オンチの娘です。
でも数年前から人に勧められて、司馬遼太郎さんの本を読み始めたところ
歴史小説にすっかりはまってしまいました。
学生時代、歴史の授業はとても退屈で、人名の暗記なども馬鹿らしくてやってられなかったのですが、あの頃に歴史小説を読んでいたら、もっと歴史の勉強も楽しかったのになあと後悔したりもします。
それで質問の内容ですが、日本を舞台にした歴史小説は優れたものが数多くあると思うのですが、西欧を舞台にしたものにはどんな作品があるのでしょうか?西欧史をやり直すとっかかりとして、気軽に読める本を探しております。
何かお薦めできる本がありましたら、お教え下さい。
特に以下のような条件で探しています。
・時代はこだわりませんが、近代・現代の本が特に読みたいです。
・日本の作品が本当は良いのですが、あまり無いようなら当然西欧の作家のものでも構いません。(でも邦訳が出版されているもの)
・司馬遼太郎さんの作品が好きなのですが、あのような人物描写に優れた本。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
司馬さんがお好きとは、いい趣味の方ですね。
司馬さんも好きな作家ですが、
私が今、気に入っている作家は【西木正明】です。
昨年、NHKラジオ放送で、西木正明氏がゲストで
「小説とは、史実と虚実が合わさったもの」
と話しをされていたので、史実と虚実とは
どうミックスされているのか、
興味があり読むようになりました。
彼の小説は1900年頃から1945年の現代史を
フィクションとして、史実をいれながら書いていますので、
読んでいても本当の話のような気がしてきます。
お勧めは「ルーズベルトの刺客」1930年の上海を舞台
「梟の朝」山本五十六とヨーロッパが舞台
「冬のゼリア」裕仁天皇と香港が舞台
「其の逝くを知らず」阿片の売買王の話
「間謀二葉亭四迷」日露戦争の前夜が舞台
西木氏の著作はかなりありますので、文庫本ですぐに
入手できますので、お読みになるといいでしょう。
とりあえず、数冊、御読みください。
きっと、はまりますよ。
なお、私は、まだ読んでいない著書のがありますが、
暇を見つけて、古書を扱っている本屋さんで探しています。
個人的には、早く、個人全集が出るといいと思っています。
ありがとうございます。
西木正明さんという作家は知りませんでした。現代史、ということで
とても興味があります。
正直、日本史に関わる小説も、有名なものが沢山あるにも関わらず
まだ司馬さんのものしか読んだことがありません。
司馬さんのだけでも100冊以上あることを考えると・・読みたいモノが
ありすぎて困ります。
お薦めの本、ぜひ読んでみたいと思います。
古本屋で文庫を買いためていくのは楽しいですよね。
No.10
- 回答日時:
#8,#9 の hatman34 です。
#6 の方のお薦めの 西木正明氏の「夢顔さんによろしく」(最後の貴公子・近衛文隆の生涯)を読みました。面白かった。
別のQ&A見てて、下記知りました。今度読んでみようと思います。自分が読む前に紹介するのも変ですが、西洋の近現代史というリクエストだったし、ジェフリー・アーチャーは以前読んで面白かったので、お薦めしてもいいかなと思いました。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=460474
の#4の回答です。
ジェフリー・アーチャー著「ロシア皇帝の密約」(新潮文庫)
参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=460474
久々にのぞいたのですが、hatman34さんが時々回答してくださっているのを見て、うれしく思っております。私は残念なことに、教えていただいた本の幾つも読めておりません。が、先日浅田次郎の「壬生義士伝」を遅まきながら読みました。西洋じゃないけど・・相変わらずの臭さでしたが、やっぱり読むと泣いてしまう。
この後何度かお薦めいただいた西木正明さんの本に取りかかるつもりです。またお暇なときに、回答下さいね。
No.9
- 回答日時:
#8 の hatman34 です。
>実は年末からずっと忙しく紹介されたいずれの本もまだ目を通していないのです。
本って、そういうもんですよね。
回答者に義理立てして、急いで読んでもつまらない。ゆっくり読んで、感想聞かせて欲しいです。それと、質問者が求めておられる近代・現代にかんする本をその後本屋で気にしながら見てるんですが、いいのが見つかりません。
(回答のためじゃなく、自分が読んでみたいからです)
いいのがあったら、教えて欲しいですね。
このQ&Aは、急いで締め切らないでいいと思います。
(他の回答者も同意見であることを期待してます)
No.8
- 回答日時:
質問内容が気に入りました
1.司馬遼太郎がすき。
2.人物描写に重点
3.佐藤賢一さん・・・何でかわからないけど、なんか抵抗あるんです。-->同感(多分、歴史的背景が弱いからでしょう)
さて、回答ですが、#2の方と同じく、塩野七生さんがお薦めです、今回検索してみたんですが、個人のファンがずいぶんホームページで紹介してますね。
たとえば
http://iwao.pekori.to/shiono/sakuhin.html
その中でのお薦めの本を下記します。
1.ローマ人の物語
全15巻で今11巻まで出ています。その中で
・ハンニバル戦記 - ローマ人の物語II
・ユリウス・カエサル ルビコン以前 - ローマ人の物語IV
・ユリウス・カエサル ルビコン以後 - ローマ人の物語V
が良いですねえ。これらを読むと他の巻まで、読みたくなる。
2.チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷
日本人には分かりにくい「西欧におけるキリスト教の立場」に付いて、一つの見方を与えてくれます。しかも物語性があって、読みやすい。
もし、読まれたら、感想を聞かせてほしいですね。では。
参考URL:http://iwao.pekori.to/shiono/sakuhin.html
どうもありがとうございます。
実は年末からずっと忙しく紹介されたいずれの本もまだ目を通していないのです。
これから早速一冊ずつ試していこうと思っていますが・・
塩野七生さんの本かなりたくさんあるようですね。本読む時間がほしーい。
No.7
- 回答日時:
佐藤賢一は紹介済みなので。
佐藤亜紀の「モンティニューの狼男爵」光文社文庫。
歴史背景がわからなくても、気軽に恋愛小説として楽しめます。(田舎の話ですけど)
平野啓一郎の「日蝕」と佐藤亜紀の「鏡の影」の読み比べも面白いかもしれません。
No.5
- 回答日時:
佐藤賢一
「傭兵ピエール」 英仏戦争時のフランスで,傭兵隊長ピエールは魔女裁判にかけられるジャンヌ・ダルクの救出を命令される.
「二人のガスコン」 ともにガスコーニュ出身のダルタニャンとシラノ・ド・ベルジュラックがブルボン王朝の最高機密に挑む.
「双頭の鷲」 ブルターニュの貧乏貴族ベルトラン・デュ・ゲクラン.稀代の軍才を武器に破天荒な活躍.
藤本ひとみ
「ブルボンの封印」「逆光のメディチ」「ハプスブルクの宝剣」の中では「ハプスブルク~」が面白かったです.
両者とも確かな歴史認識のもとに,魅力的なキャラクター造形とストーリー展開でグイグイ読ませてくれます.
沢山ありがとうございます。 佐藤賢一さんの双頭の鷲は、なんか賞もらったやつですよね。
読みかけたんですが、まだ0.5ページです。
面白いと相当な評判だったような気がしますが、何でかわからないけど、なんか抵抗あるんです。読み始めが。がんばって再挑戦しようかなあ。
それにしても、やはりもうちょっと後の時代のものは少ないのですかねー。
あと、全然関係ないんですが、(歴史小説で思い出した)浅田次郎さんの「蒼穹の昴」はすごく面白かったんですが、私はぽっぽやの良さが全く分からない。
なんで皆あれで泣けたのか不思議だー。
No.4
- 回答日時:
桐生操さんはどうですか? ちょっと前に
恐ろしい童話モノで人気が出たけどそれ以外にも色々と
西洋モノをちゃんと書いてますよ
藤本ひとみさんも西洋もの多いです
どちらもけっこう面白いですよ お薦めです
でも近代じゃないかも・・・
桐生操さんという作家は知らなかったです。
早速調べたところ、あの「・・グリム童話」書いた方ですね。
これはまだ読んでなく、他のもなかなか面白そうなので、ぜひ読んでみたいと思います。
藤本ひとみさんのは、過去に、お目目きらきらな人がいっぱい出てくる、ヤングアダルト(っていうの?)な文庫を良く読んでましたが、今思うと気持ち悪い。 でも普通の本(?)も書いてるようですね。こちらはぜひ読んでみようと思います。
ありがとうございました。
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