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大学で、民族・宗教問題という授業を履修しユダヤ教、イスラム教、キリスト教の考え方や今までに起きた個人的な宗教が及ぼした紛争や問題について学びました。
そこで、イスラム原理主義について知り、9.11について私は異なった見方をするようになりました。米国はイスラム教の聖地であるメッカに軍を駐留しました。また、イスラム教を支持する民族が独立を主張した際にロシアが反対し約8万人から10万人が殺害されました。更にキリスト教徒であるセルビアはアルバニア・イスラム教徒に対して「民族浄化」を行おうとして約28万人ものイスラム教徒を殺害しました。このようにグローバル化に伴う歴史変化でイスラム教徒の大量殺害がアメリカを背景に行われたそうです。
これらのことからキリスト教の軍隊、つまりアメリカとその同盟の軍隊によってイスラムが占領された、とオサマ・ビン・ラディンは発言したそうです。
このようなことを知ると、9.11後のアメリカの軍事行動はアメリカによって正当化されすぎではないか、と考えてしまいます。

皆さんはどう考えられますか。
見当違いなことを書いていたらごめんなさい。
意見を聞かせてください。

A 回答 (7件)

こんにちは。


私は大学で工学を学んでおり、まったくの畑違いですが、
質問者様の考えに共感しました。
その分野について知識がない私ですら怪しく思う事なのですから、
やはり、米国をはじめとするキリスト教国家によるイスラム圏への侵攻
は、明らかにおかしいものであるように思えます。
 イスラム=悪
 アメリカ=正義
といった単純な二項対立の構造に型をはめること自体に無理があるのに、
9.11のセンセーショナルな映像のせいもあってか、当時の日本人の
ほとんども騙されましたよね。
9.11は突発的に起こったものではないと思います。
過去の米国の誤りや傲慢が積み重なって、起きた事件のように思えます。
確かにテロは悪な行いですが、米国が正義かと言うと、それもおかしい
話だと思います。
正義の名の下になら、誤爆をしてもOKか?女子供も含めて数十万人も
虐殺してもOKか?劣化ウラン弾を使用して、数十億年もの半減期を持つ
放射性廃棄物を大量にばら撒き、何の罪もない現地住民のDNAにキズを
つけてもOKなのか?
全てはNO!であると思います。これに反論する人はいないと思います。
ゆえに、主題の件は、米国による過度の正当化であり、米国による
戦争、情報操作、ロビー活動の勝利であったと思います。
多くの女性や子供の命が失われたことを、残念に思います。
戦争をし、地域や文化をぐちゃぐちゃに破壊しておきながら、
戦争処理は適当に扱うという、戦後の米国の対応を見れば、
あの戦争に“正義”は無かったものであると確信できます。

質問者様のお考えが、見当違いであるとは思いません。
これからも、特定のイデオロギーに毒されない、柔軟でニュートラルな
思考で、研究頑張ってください。
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こんばんは。


質問者様、ご質問の趣旨と大きく外れた回答となり、申し訳ありません。
また、rikukoro2様、私の意見が不快に思われたのなら、申し訳ありません。
質問に対して回答するという本サイトの趣旨・規約と大きく外れた回答
であり、不適切かとは思いますが、No6のご回答が非常に興味深いもの
でありますので、補足回答(回答というのもおこがましいですが、、)
させていただきます。

まず、No6の後半で語られているシエラレオネの件について、No6さんの
ご回答で初めて知りました。非常に勉強になりましたし、シエラレオネ
の件については、私はrikukoro2様の意見に全く同意します。
“戦争でしか解決できないこともある。”というのにも、残念ながら、
同意せざるおえません。人類の歴史を紐解くと、そう感じます。

しかし、シエラレオネや北朝鮮とイラクは違います。
私は、北朝鮮に関しては、悪の枢軸であるし、現政権は崩壊すべきだと
思います。ただ、武力をもって崩壊させるのが正義だとも思いません。
北朝鮮は、単一民族国家であり、宗教派閥もほとんど存在しないことから、
民主主義が根づく土台があると思います。その中での、キム一家の独裁
体制でありますから、直ちに(平和的に)革命を起こさせるべきです。
北朝鮮とイラクは全く違います。“独裁者”や“テロ”といった
少数のパラメータを肥大化させ、異なる他の事象に適用させるのは、
論理的ではないしフェアじゃありません。

私は、“本質問の件”、つまり、イラク戦争には、米国の言う“正義”
の裏に、石油資源に対する底心や、異教徒に対する蔑視のようなもの
を感じてならないのです。
イデオロギーではなく、個別の事象を、複合的な情報を基に考察した
結果、イラク戦争は誤りであった。と言う事を、私は言いたいのです。

と言っても、門外漢の意見であります。少々暴走してしまい、申し訳ありません。
この書き込みは、決して「荒らし」として書き込んだものではないことを
ご理解ください。
異なる考えを持つ一般人の意見として、参考になれば幸いです。
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補足ですが。

もしこれが北朝鮮に例えるとどうなんでしょうねw

 北は日本、韓国に拉致等のテロを起こしてます
   又金総書記にる世襲制の独裁政治が続いてますよね

 北では飢えた人民が次々と餓死して、又逆らえば銃殺刑です。平穏な市民のために社会秩序を保つためには、ある種の暴力や、軸となるような存在(例えば、金正日の個人崇拝)が必要なのか?

 このまま何の罪もない北朝鮮の自民が死んでいくのが正義なのか、この人民を助けるために、多少の人民の犠牲を覚悟の上で多国籍軍を派遣するのが正義なのか・・・

 もし軍事行動すべてが罪というなら、前回の湾岸戦争、イラクがクウエェートに進行するのを放置すべきだったのか・・

 軍事行動そのものな悪なら、国連の理念自体が間違いとなり、国連平和維持軍さえも悪なのか、そして国連加盟国すべてが悪の国家なのか
 国連を支持する人間の存在そのものが悪なのか・・・


シエラレオネいう国をご存知でしょうか?
シエラレオネ共和国 世界で最も、平均寿命が短い国です。
長年に渡るシエラレオネ政府と反政府勢力の革命統一戦線(RUF)による内戦により、7万5千人以上の死者と国民の半数に値する200万人以上の難民を出すという大惨事をおこしました。

 一般市民に対する四肢切断、誘拐、子どもの徴兵、少女や女性に対する誘拐や強姦などが報告されています。

また2000年5月だけでも3万5千人以上の人びとが国内避難民となり、隣国ギニアでは、45万人以上の人びとが難民として生活を送っています(アムネスティ・シエラレオネ支部の会員も、ほぼ全員がギニアに難民として緊急避難しています)。


 そして、子ども達はこの内戦の一番の被害者となっています。
I8歳以下の子供たちは、政府、反政府勢力の両方に誘拐され、内戦へと駆り出されているのです。コフィ・アナン国連事務総長も政府軍の兵士の25%が18歳以下の子供であるという調査結果を発表しています。

 アムネスティなどの人権擁護団体によるはたらきかけの結果、政府軍は215人の子ども兵士をユニセフ等の機関に引き渡しましたが、反政府勢力によって囚われ、戦闘への参加を余儀なくされている子どもたちがまだ数多く存在していることは確かです。

原因としては国内で産出されるダイヤの利権です。

2000年-シエラレオネ政府、RUFと停戦合意。イギリス政府、シエラレオネにイギリス軍の小隊をシエラレオネのフリータウンに派兵、駐留。
2001年-武装解除について実施の方法について政府、RUFと合意成立。

 でようやく沈静化しましたが、沈静化の原因は米軍を中心とする国連軍の出動による武力鎮圧でした。話し合いでは解決できず、軍事介入という方法で解決したのです。
 しかも現在も、その爪あとは深く残されています。反政府軍は政府の抵抗をそぐために、捕らえた国民の 両手首を切り落とします。
 そうすると介護のために、人員をさかねばならず、国力が低下するからです。

『戦争は無ければよい』
しかし戦闘(戦争)でしか解決できないこともある。 


 もし早急に軍事介入していれば何人の罪も無い子供の命が助かったのだろう? 

 何人の子供が手足を切り足られずにすんだのであろう?

 軍事行動すべてが悪で介入すべきでないというのなら、何の罪もない子供たちが虐殺さえるのが善なんだろうか? 
 自分はそれを『善』と肯定するならそんな『善』は入りません
 戦争で多くの命が救えるものならその戦争を肯定します。
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結局アメリカの価値観の押しつけであり、アメリカは傲慢だと思います。


「正義の反対は悪ではなく、また別の正義....」どこかで聞いたことがあるような・・・?
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補足です。


ここは議論する場ではありませんが、補足させてください。
私は、イラクという、異なる民族、宗教派閥が対立している地に
おいては、フセインの政策もいたしかたないことであると考えます。
平穏な市民のために社会秩序を保つためには、ある種の暴力や、
軸となるような存在(例えば、フセインの個人崇拝)が必要であった
ように思えます。
民主主義といえども完全な体系ではありませんし、
民主主義がなじまない地域や文化というのも存在するのです。
全く環境の違う日本や米国の感覚で他国を断罪し、武力をもって
その地の文化や伝統を破壊するのは、やはり良い事ではありません。

物事を善や悪として単純化してはいけません。
その、単純な二項対立により先導されて、イラク戦争を引き起こしたのも、
民主主義の米国です。
民主主義にも問題点は多々あるのです。
正直、私もフセインは好きではありませんが、女性を解放し教育を
受けさせる政策をとるなど、評価すべき点もあります。

致し方のない暴力や、それに伴う軍事行動もあるかと思います。
しかし、正しい軍事行動というものはありません。
以上が、私の考えです。
長文失礼しました。門外漢の意見として参考になれば幸いです。
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補足ですが・・・自分なりの解釈です



米国の中東での軍事行動は正しいと思ってます。
 大切なのは当時のフセイン政権が民衆にとって日本の善悪の判断基準で言えば悪だからです。
 つまりフセインを打倒すること自体は『善』です
 間違っていたのはその方法で、方法事態は『悪』です
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 正義とは常に勝者側にあります。


敗者は常に悪である。
 それが人類の歴史だと思ってますからねw

 敗者でも無論自由はあります。文句をいう自由が・・
でもその敗者の世界は勝者によって自由に作られるものです。
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