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本支店会計の「他店の債権・債務を決済した取引」に
ご教授を願いします。

・支店は、本店の得意先から売掛金 \200,000を同店振出の小切手で受け取
 り、本店はこの通知を受け取った。

上記設問の仕分けをすると、以下のようになります。

[本店の仕訳]
(借) 支店 20,000 (貸) 受取手数料 20,000
[支店の仕訳]
(借) 現金 20,000 (貸) 本店 20,000


本店の仕訳について、借方に支店勘定が記載されております。
借方への記述は、「支店へ商品、現金などを送った」場合に
するものであり、支店への債権は発生していなと思われます。

何故、本店の借方に対して支店勘定とするのか。
同様に、支店の貸方に本店勘定とするのか。

他店の債権・債務を決済した取引について、
イメージがつかみにくいため、詳細について
教えていただけばと思います。

【参考URL】
http://www.sentora.org/univ/boki/2com_6.html

A 回答 (2件)

本店、支店勘定は借方にくることもあれば、貸方にくることもあります。

よって、ある一定の取引パターンを覚えてしまっていたのでは問題は解けません。

私は本支店会計の取引について、「本支店ということを度外視して一つの企業としての取引の仕訳を考えてから、本支店間の取引についての仕訳を考えてみてください」と習いました。これを基に質問にある取引を考えると、企業は売掛金を小切手で回収したのですから、
(借方)現金 200,000 (貸方)売掛金 200,000
と仕訳をすることができます。ここまでは全然問題ないですよね?じゃあ、次に本支店間の取引について考えてみます。

本店は、支店が売掛金を回収したため、売掛金消滅の仕訳をする必要があります。そこでまず、(貸方)売掛金 200,000 となります。次に借方ですが、本来ならば現金 200、000 としたいところですが、現金を受け取ったのは「支店」なので、そうすることは出来ません。そこで(借方)支店 200,000 とするのです。
まとめると、(借方)支店 200,000 (貸方)売掛金 200、000 となります。支店についても同様に考えてみてください。

じゃあ、本支店勘定っていったいなんなの?って思われると思います。これは「照合勘定」と呼ばれるもので、決算整理後試算表から合併財務諸表(本支店を一つにまとめた貸借対照表や損益計算書など)を作成する際に、相殺消去されます。推測ですが、本支店間の取引に記帳漏れや誤りがないようにするために存在するのだと思います。
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>借方への記述は、「支店へ商品、現金などを送った」場合に


するものであり、支店への債権は発生していなと思われます。

この認識が間違っているのだと思います。

支店は、現金を受け取っています。(借方)
この受け取った現金は、本店に返さなければなりません。
つまり本店に対して「債務」があると考えてください。(貸方に負債の増加)

本店は、売掛金の決済ができました。(貸方)
つまり得意先に対しての債権は消滅しました。
けれど現金はまだ支店から回収できていません。
つまり支店に対して「債権」があるのと、同じことです。(借方に資産の増加)

仕訳は、まずは現金の移動に着目するのがポイントです。
現金が入った場合は借方に増加しますが、その現金が「自分のもの」でない場合、債務が発生しているのと同じです。
逆に、自分のもらうべき現金を、まだ手元にもらっていない場合、それは債権があるのと同じだと、考えてください。
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