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ジャズには全く縁がなかったのですが、C. Parkerの「Take Five」が気に入り、同じような曲を探したいと考えています。お勧めの曲を教えて頂けないでしょうか。イメージとしては、薄暗いジャズバーに流れる少しけだるい感じです。今後、このジャンルの曲を探したいのですが、「Take Five」はジャズの中のどういうジャンルに属すのでしょうか。

A 回答 (4件)

No1です。


そういえばフィギアでこの曲で滑っている方がいましたね。見た記憶があります。

ジャズのジャンルだと”ウエストコースト・ジャズ”になると思います。
ジャズの本場は南部やニューヨークが中心でしたがロサンゼルスなど西海岸の演奏者たちのものを総じて、こんな呼び方で区別しているようです。

「Take Five」はデイヴ・ブルーベック・カルテットの代表曲ですが、作曲がこのグループでサックスを吹いていたポール・デズモンドです。
4分の5拍子という変拍子なので「テイクファイブ」という曲名にしたようです。
で、デズモンドがレコード会社を移籍しリーダーアルバムを作ったときに、先の曲の大ヒットにあやかってまた変拍子で「テイクテン」を作ったということです。

ウエストコーストジャズだと初期のアート・ペッパーが似ている雰囲気を持っているかもしれません。
ペッパーの代表作「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」から



>薄暗いジャズバーに流れる少しけだるい感じ
というと、70年代から80年代に流行ったジャズフュージョンなんかもいいように思います。ジャズにくらべもっとメロディがはっきりしていて、ややイージーリスニング的なところもあり、より聴きやすい曲が多いです。
参考にいくつか挙げてみます。
デヴィド・サンボーン(サックス)
http://www.youtube.com/watch?v=lsq5eWCRz0U
アール・クルー(アコースティックギター)
http://www.youtube.com/watch?v=0BUnCuCdtFQ
チャク・マンジョーネ(フリューゲル・ホーン)
http://www.youtube.com/watch?v=uzIpFvU1NP0
チキンシャック(邦人グループです)
http://www.youtube.com/watch?v=Q9xjNmpJ0JE

凝れば凝るほど深い世界なので、いろいろと聴くとより素晴らしい曲に巡り会えると思います。
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この回答へのお礼

「ウエストコースト・ジャズ」!
おお、こういうジャンルだったんですか。よ~く分りました。
ご紹介くださった「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」も、聞いていて膝を打ったし、こんな感じです、こんな感じ!!

参考に挙げて下さった曲では、「デヴィド・サンボーン」がなかなか渋みがあってイメージ通りでしたが、残りは、薄暗い部屋でけだるさの中に身を沈めるには、少し陽気過ぎるような。楽しい曲ですけど。

それにしても、ご紹介頂いた曲がどれも従来の「ジャズ」のイメージと違っていたので、ジャズ観がゴロリ、と変わりました。前に買ってきたCDに懲りて「ジャズは苦手」と思いこんでいましたが、本当に奥が深いですね。ジャズ道の入口に立った感じです。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/25 12:00

CHARLIE PARKERはアドリブ効かせてなんぼ的なミュージシャンですので、「メロディラインがしっかりした」ものですとこういう感じはいかがでしょう。


JOHN COLTRANE/Ballads
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10: …
また一見聴きやすいのですが奥が深いのが
BILL EVANS/Waltz For Debby
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10: …
けだるい感じで泣きのメロディの
MAL WALDRON/Left Alone

などなど。
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この回答へのお礼

いろいろご紹介くださり、ありがとうございます。

「Take Five」のイメージは、「都会の片隅のウッディなジャズバーで、一人小心者の男がイスに座り、策をめぐらそうと頭に浮かぶことを次からつぎへとメモしている感じ」です。とても勝手なイメージですが。

ご紹介くださった「MAL WALDRON/Left Alone」は、早速拝聴すると、ご指摘の通り、けだるい感じで、それはそれでいいのですが、聞いていると何だか切なくなりました。泣きのメロディとはそういうことだったのですね。う~ん。

「CHARLIE PARKERはアドリブ効かせてなんぼ」とは、興味深いフレーズですね。

あとの2つも早速聞かせて頂きました。奥の深さがよく分りました。私にとってはまだ暗闇のこの世界に、手を引っ張って歩いてもらった感じです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/25 11:40

ジャズでも「スイング」ではない、敢えて言えば「ビバップ」という


ジャンルがそうですね。まあ、ジャズは学術的にジャンル分けする
ようなモノじゃないですし、チャーリー・パーカーでも乗り乗りの
プレイがあったり、オスカー・ピーターソンでも「ジャズバー」的な
プレイがあったりします。

とりあえず、クールジャズの創始者であるマイルス・デービスや、
ビル・エヴァンス、ジョン・コルトレーンあたりのプレイなら、
その感じに近いかと思います。ベタですが、DeAgostiniの「クール
ジャズコレクション」シリーズは、名演ばかり集めてますので、
参考になるかもです。
http://deagostini.jp/cjc/

この回答への補足

早々にご教示くださり、ありがとうございました。

この「ビバップ」というのがよく分からないので、ウィキペディアで調べてみましたが、この「ビバップ」には即興性があるようですね。しかし、できればメロディラインがしっかりしたものがいいのですが。

以前、ジャズのCDを買ってきましたが、即興的すぎて何が何だか分からなかったため(ごめんなさいね)、二度と聞かなくなりました。「ビバップ」の理解を間違っているだけでしょうが、けだるい感じで、しかし、即興的でなく、メロディラインもしっかりしたもの、それもこのジャンルに入りますか。

ご紹介くださったマイルス・デービスや、ビル・エヴァンスなどはこれから探してみます。ありがとうございました。

補足日時:2010/02/24 18:32
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「Take Five」だとデイヴ・ブルーベックじゃありませんか?


作曲はポール・デスモンドで。だったら「Take Ten」もいいかもしれません。

この回答への補足

う~ん。今日、テレビで五輪の女子フィギュアを見ていたら、外国人選手がこの曲を使っていたので、大会の公式HPで調べたところ、選曲は「Take Five by C. Parker」となっていたので、youtubeなどでも確認して確信したのですが。
ご紹介頂いた「Take Ten」もなかなか渋いですね。それにしても、「Take」はFiveやTenなど、いくつもシリーズがあるんですか。FiveとTenは曲の雰囲気が何となく似ている感じがしますけど。

補足日時:2010/02/24 18:44
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