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本校では、実験中心の理科(化学・生物・地学)の授業が行われています。
しかし、生徒は、実験については興味を示す生徒が比較的多いものの、テストをすると全く結果にむすびつきません。
そこで、ワークシートみたいなものを作り、実験のレポートや内容をまとめたりしているのですが、ただ単に実験をやったから楽しかった(めんどうくさかった)など稚拙な感想が多く、何を学んだかが理解できていないようです。このまま実験中心の授業ばかりでいいのでしょうか?
それとも、もっと問題集を活用したほうがいいのでしょうか?
週に3時間分授業がありますが、そのうち2時間を実験授業で行っています。
皆様での学校の成功授業などを簡単でもかまいませんのでご紹介ください。

A 回答 (2件)

私もずいぶん悩みました。


実験しても成績に結び付かない。だけど実験は楽しそうにやっているのですが・・・。

理科の好きな子と嫌いな子の差も激しく、レポートを詳しく調べる子もいればやっつけ仕事な子もいます。

私は実験や授業を受けるのが嫌いな生徒でしたので理科の授業中はずっと資料集を読んでいました。正直言えば資料集でことが足りるんです。
だから中高のノートは1冊もありません。でも塾で理科を教えているんですから、実験=成績ではないことは明確です。

中一の時の私の恩師は危険な感じの先生でよくこれは毒薬で飲むとこうなる~的なことを話していました。その先生は完全にプリント穴埋め形式の授業を行い、テストは教科書内容をほぼ網羅した恐ろしいテストを行っていましたが全体的に生徒の成績は良かったです。ただ勉強しない生徒は切り捨ててましたね。

中二の時の理科の先生は完全に知識不足で、教科書に書かれた問題を生徒たちに投げかけて、答えられないと授業がストップ!そのうち私が答えられるのを先生が気付いたらしくお昼寝中の私が毎回答えさせられる羽目になりました。その時私が友達に依頼されて制作したテスト対策プリントの問題がそのままテストにコピペされていたときは唖然としました・・・。
言うまでもなくテストは簡単でしたので全体的な成績は高かったものの授業内容としては基礎すらおろそかな状況でした。


高校の時の先生は一年生の時はおっかなびっくり実験をしている先生がおり、塩酸を扱うのに手がぷるぷる・・・。
呆れるとしか言いようがありません。

高校二年生の時の地学の先生はNHKスペシャル「地球大進化」を授業中にずっと見てプリントの穴埋めを行う先生。
地球大進化は楽しい内容ですから下手な授業より効率的だと思いました。しかし教科書内容ではないので大学受験の時に問題が残ります。

高校三年生の時の化学の先生は一番まともでしたかね。
授業は最初は実験の説明と理論、後半は実験と後片付け。
テルミット反応を教えてくれた時は子供心に火がともりました。

振り返ってみると私を教えてきた理科の先生にまともな人いないんですよ。ただし私にとっては恩師でなくともほかの生徒の中には恩師に思う人もいると思います。

最近の子供たちは塾でどうにかなると思っている生徒が多く、学校でまともに授業を受けてこないで塾に来る子供もたくさんいます。
しかし基礎を覚えないで塾に来られてもついてこれないんですね。指導要領をすべて教えるにはどこかで線を引かざる負えませんから・・・。

宿題として問題集を出すとたいていの子供がやっつけ仕事をします。
問題を解かせること=授業評価に結び付け、楽をさせないのが最善だと思います。
成績を単純に上げたければ授業で練習問題を1つ黒板で解き、残りの問題は黒板で手助けしながら自分で考えさせることです。
たとえば
マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム

では酸化銅は何が化合したものか?

などのように例題に当てはめれば何とかなる問題を今度は自分の頭で考えさせることです。

これは確かに成績が上がりました。しかし理科を嫌いになる子もいるんですね。

実験というのは基礎を抑えたうえで行うと資料集ではわからない強烈な印象を与えるのですが、基礎を抑えていないとただの作業なわけです。


理論的には需要と供給曲線のように100%満足いく結果にはならないのですが、まれに両立させる先生がいますよね。
それは生徒からの信頼を得ている先生の授業はちゃんと聞くということです。
子供って先生の性格や立場、心境などをよく読み取って、生徒間で共有しています。
要するによい情報が共有されている先生はそれだけで知らない子の信頼を得ているといっても言いすぎじゃないと思います。

結局最終的な成績に結び付ける条件というのは先生の人格にあるというのが私が導いた答えです。
私は残念ながら人格者ではありませんが、30点台の生徒を50点程度をキープさせる程度の実力はあります。
100点にはできませんので参考にはならないと思いますが、わたくしの心理をそのまま文章にしたので、心理学的に学べることはあるとは思います。
これが何かのきっかけになれることを心よりお祈り申し上げます。
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 私が高校の時は、化学の授業は2時間続きで、すべて実験室で実験が主体でした。

教室での授業はテストのときくらいで、必ず何がしかの実験をしていました。
 私も基本的に実験主体ですが、実験をすることで結果が残らないと意味がありません。実験をすることで
・今から学ぶことに強い意欲を持たせる。
・学んだことを実験によって確認し、うまく行かなかったときは考える。
 この二つを、しっかり区別して、目的を定めて行わないと意味がありません。私の授業速度はとても早いですが、この二つをきちんと理解してその目的に合わせて実験を行っています。
 たとえば電池ひとつとってみても、ミカンに二種類の金属を差し込んでモーターを回すだけで良いので、それを酸化還元の最初に十数分の実験をさせて起きます。数種類の金属で比較させても良い。
 その後、その日に学ぶことをプリントで配って・・・板書したり筆記させていたら時間がもったいない。子供たちの頭の回転は速い、頭が遊ぶと騒ぐのがせいぜい。子供たちは一生懸命プリントを見て答えがかいてあるか見るけど、あちこち空欄で答えはない。
 そこでおもむろに説明をしながら空欄を埋めさせがら授業を進める。時には色々な電池を見せたり、演示も加えて・・
 そして、簡単な復習プリント(プリントの最後)をしたあと、今度は本格的な電池の実験をさせる。何種類かの金属を用意してイオン化傾向どおりに電圧が発生するかを確認させる。---これが意外と順番どおりにならない組み合わせがあるが、それは「難しい、どうしても知りたければ自分で勉強するか、大学での楽しみにしろ」とすべて教えない。塩化鉄(II)の水溶液で銅を溶かさせても良い。

実験には二種類あること
1) 今から学ぶテーマに興味を持たせるための感動を与えるもの
2) 学んだ結果を検証するもの
そして、学んだことと矛盾するものも見せておくのも良いでしょう。

 教科書や指導書に載っているものを、自分の授業での実験の位置づけを理解せずに惰性で行っても成果は上がりません。問題集をやってくれと父兄どころか子供や教務からお叱りを受ける羽目になるよ。

 座学で何時間も指導するより、実験を使えば、ほぼ半分時間でその単元はすむはず、余った時間は発展実験とか、模擬テストとか。

 私が高校のときも、そんな学び方で、教科書を2冊消化しました。県下でもトップクラスの進学校でしたから、教科書一冊ではたりなかった。まだまだ、私が学んだ先生の足元にも及びませんが、がんばってます。
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