牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

ホークス元オーナー・中内正容疑者と鳩山由紀夫、茂木健一郎の違い



まず、今月初めの下記ニュースご覧ください。
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中内正・元ホークスオーナー、脱税疑いで逮捕
 ダイエー創業者の中内功(いさお)氏(故人)から生前に贈与された約5億円を申告せず、贈与税約2億円を免れていたとして、さいたま地検は3日、プロ野球・旧福岡ダイエーホークスの元オーナーで次男の中内正容疑者(50)を相続税法違反(脱税)の疑いで逮捕した。

 同地検は関東信越国税局とともに、東京都港区の自宅などの捜索を始めた。同地検では、多額の債務を抱えていた功氏の相続を放棄したが、贈与については申告を免れていたとみて、調べている。

 捜査関係者によると、中内容疑者は2005年2月、銀行へ借入金を返済する際、功氏から約5億円を提供されたにもかかわらず、贈与財産として申告せず、贈与税約2億円を脱税した疑いが持たれているという。贈与税については、相続税法の罰則が適用される。

 中内容疑者は02年6月、東京都大田区田園調布の自宅を担保に銀行から計約10億円を借り入れた。その後、05年2月に自宅を約10億円で売却。自宅の一部は功氏が所有していたが、中内容疑者は売却代金すべてを自身の借金返済に充てたという。売却代金のうち約5億円は、功氏の所有分を売って得たものだったという。

 中内容疑者は、功氏から資金提供を受けて返済に充てた形になっており、約5億円については、贈与を受けた財産として、06年の確定申告で納税する必要があった。
 同地検と関東信越国税局では、中内容疑者が贈与の申告義務を認識していながら、意図的に申告しなかった疑いがあるとみている。

(2010年6月3日 読売新聞)
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あまり報道されなかったので知らなかった人もいるでしょうが、ホークスの中内元オーナーが脱税で逮捕されました。


一方、鳩山前首相は「知らなかった」といえば無罪放免。
昨年、3年間に渡って確定申告してなかった茂木健一郎は修正申告で無罪放免。

中内氏は「意図的に申告しなかった」ということで逮捕ですが、茂木氏だって、国税局から何度も確定申告を督促されていたのに「忙しかったら」という理由で意図的に申告しなかったのは事実です。
なお、茂木氏の事件発覚はリンゼイさん事件の市橋逮捕と森繁久弥死去と同日だったのでベタ記事でしたが、本来なら大ニュースです。


この違いは何なんでしょうか??

個人的には中内氏が一番可哀そうではないかと思います。贈与当時はダイエー再建問題の渦中で贈与されても相続税など払えないのは明白だったのに、鳩山・茂木両名は「知らなかった」「忙しかった」でセーフなんですから。

A 回答 (3件)

茂木は悪質だよ。


「悪意」はないが、やったことは「悪質」極まりない。
一般人が同じことしたらどうなる?
例えばFXで儲かったサラリーマンが3年間も確定申告してなかったら、どんな言い訳しても逮捕されるでしょう。

「中内容疑者」は2006年の確定申告すべきをやらなかったのは、はっきりいって億単位の納税をする余力がなかったんでしょう。親父(功氏)がダイエーを潰して、親族にも責任あるとはいえ、逮捕する必要あったのか?修正申告でよかったのではないか。

茂木のように「忙しくて申告できませんでした」なんてガキのような言い訳が許されるなら、副業やってるサラリーマンなんか誰もバカバカしくて確定申告しなくなるよ。
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お礼をありがとうございます。




茂木氏をかばおうとは思わないのですが、

仮にですね、税理士をつけずに、節税対策を一切せずにいたとしたら、
三年間で3億円の申告漏れ、だそうですから、年で一億円の申告漏れ。
通常だと半分が税金だそうですから、五千万円。
となると、五千万円の延滞金が14%として700万円
ですから、最初の年が、700万×3で2100万円
次の年が、1400万円。最後の年が700万円。
合計で4200万円よけいに納税したことになります。
これを多いとみるか、少ないと見るか、ですが、
ペナルティと考えたら十分な額じゃないでしょうか?

もちろん悪質な所得隠し(架空の経費を計上するとか)をしていなければ、です。

ただ、多くの高額所得者がさまざまな節税対策を講じている事を考えると、

(車はもちろんのこと、テレビに出る人でしたら、衣装はすべて経費につけるそうですし、
日常の飲み食いも打合せ・会議費として経費にするそうです。
また、家族を役員とした会社をつくり、家族へ給与を支払い、
どんなつまらないものでも経費に繰り込もうとします。
キャミソール荒井の事務所の、マンガ代、キャミソール代なんかの如く。)

彼の場合、節税で消えていた分が国庫に納付されたとも考えられます。

さぼってはいましたが、他の人たちが限りなくグレーな方法で節税するのと比べたら、
まぁ、許容範囲内ではないか、と。

もちろん、真面目に確定申告しているこちらからしてみればムカつきますが。

もちろん、税務署は、好き嫌いではなく、客観的な証拠で、悪質な所得隠しをしていたかどうかを判断し、その上で処分を決めるのが原則です。
鳩山氏にもその原則が適用されたのでしょうか。疑問は残ります。
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茂木氏の場合は、忙しくて申告をしていなかった。

という理屈です。
そのため、延滞金をあわせて納税したはずです。
(年利14%程度で計算されますから、結構な額になったと思います)

鳩山氏の場合は、自分自身が把握していなかった。という理屈です。
そのため、延滞金をあわせて納税しています。

中内氏の場合は、自分自身が把握し、かつ、贈与の申告をしていなかった、という理屈です。
そのため、脱税となりました。

つまり、前の二者は「知らなかった」し、「認識していなかった」うえ、脱税(所得隠し)をした痕跡がなかったと税務署が判断し、
中内氏は、意図して所得隠しをした、と税務署が判断したわけです。

つまり、犯罪の構成要因として、「意図した」のか「意図していなかったのか」があるわけです(殺人未遂と傷害致死傷の違い、のような)が、

また、色々と忙しかったというのは、個人的にはわからなくもないですが、これぐらい高額の所得・財産をお持ちの方は、顧問税理士をつけているのが普通です。そちらが依頼主の判断に応じて作業をしたのでしょう。しかし、税理士も脱税の手伝いをしたら罰せられますから、税理士にも解らないように財産隠しをして申告書類を作らせた、ということになれば、これはやはり「悪質」と判断されてもしょうがないか、と思います。

また、個人的には鳩山氏の無罪放免(延滞金を支払ったとはいえ)もむかつきますが、犯罪を意図したという形跡すら無かったのでしょう。彼にとっては億単位の金ですらこの程度のものか、とは思います。

茂木氏に関して言えば、本当に何も隠し立てしていなかったらしい、というのがマスコミ報道です。彼こそ税理士を雇えば良かったのに、と思うのですが。
まぁ、これも「学者らしい」と言えるのかもしれません。

という事で、前の二者は「犯罪を犯す意志がなかった」
中内氏は、「意図して財産隠しをした」と認定されたのだと思います。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>>前の二者は「知らなかった」し、「認識していなかった」うえ、脱税(所得隠し)をした痕跡がなかったと税務署が判断し、


そうでしょうか?
茂木氏は税務署から再三に渡り確定申告するように督促されていました。確か3年で4億の所得を申告していなかったと思います。
よって茂木氏に関しては、確定申告(つまり納税)しないといけないと「知っていたし」、「認識していた」はずです。
お金いっぱい持ってるから、摘発されたら利子付けて払えばいいやという考えではなかったのでしょうか。確かに意図的な所得隠しといった悪質性はありませんでしたが、国民の三大義務である「納税の義務」を「忙しい」を理由に知っててやらなかった、逮捕されてもおかしくないと思いますが。

お礼日時:2010/06/20 05:38

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