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FTR223のスカチューンに乗っているものです。
2年ほど前から所有していまして、手に入れてから最近まで夏場・冬場関係なく始動はセル・キック共に一発(チョーク引き)だったのですが、先月くらいから急にかかりが絶不調になってしまいました。

現状以下のようにするとかかります。

チョーク引きキックを2~3回行った後、チョークを戻しキック。ちょっとかかります。その後またチョーク引きキックを同じように繰り返し、チョーク戻しキックでまたちょっとかかります。この行為を4~5回繰り返すとポンポンポンと嫌々かかりますので、そこでチョークを引くと一気に回転が上がりOKの状態になります。しばらくアイドリングをした後エンジンを切ってすぐに再始動する場合はチョークを引かずにキック一発です。

こんなような状態です。この行為を行わずにいきなりかけようとしても、チョークを引こうが引こまいが全くかかりません。ちなみに始動性が悪くなったのはオイル交換後ですが、オイルがここまで影響するとは思えませんし、キャブも一応清掃はしました。ただジェットは外していません。バッテリーはミニバッテリーで、セル4~5回であがりそうになりますので、かなり弱っているのは確かです。プラグは新品に交換済みです。

何が悪いのか行き詰ってます。どなたか詳しい方、アドバイスをお願いします。

A 回答 (3件)

>FTR223のスカチューンに乗っているものです。



ということは、エアクリーナーボックスは外していて、パワーフィルターのようなものが付いているわけですね。
そのパワーフィルターの構造なんですが、エンジンからのブローバイガスのホースが付いていますか?
(保安基準適合のパワフィル類は、必ず付いています)

>チョーク引きキックを2~3回行った後、チョークを戻しキック。ちょっとかかります。
>その後またチョーク引きキックを同じように繰り返し、チョーク戻しキックでまたちょっとかかります。
>この行為を4~5回繰り返すとポンポンポンと嫌々かかりますので、そこでチョークを引くと一気に回転が上がりOKの状態になります。
>しばらくアイドリングをした後エンジンを切ってすぐに再始動する場合はチョークを引かずにキック一発です。

症状からして、キャブのバイスタータ系の不調の可能性が高いようです。

ちなみに、FTRを含め、80年代以降の設計のバイクは、特殊な例を除いてすべて「チョーク」は存在しません。
一般に「チョーク」と呼ばれているものは、「バイスターター」(単に「スターター」とも)という機構です。

「チョーク」は、文字のとおりキャブの入り口をフタで絞る(チョーク)するものですが、バイスターターは、キャブの中に始動用の濃い混合気を作り出すバイパス回路のことです。
すなわち、「スターターレバー」(チョークレバー)を引いたときのみ、その回路が作用するというものです。

この回路が詰まりなどで不調になると、当然冷間始動が困難になります。

キャブの入り口(エアクリーナー側)からキャブボア(筒)を見ると、穴が3個見えると思います。
小さな穴2つは、メインブリードエア、パイロットブリードエアの入り口で、一番大きな穴が、バイスターターエアの入り口です。

最初にブローバイガスについて尋ねましたが、このブローバイガスがよくイタズラをしてこのエア通路を詰まらせることがあります。

ブローバイガスは、ピストンやバルブなどから漏れた燃焼ガスのことですが、同時に蒸発したオイルも当然含まれます。
それがキャブのほうに回ると、キャブで冷やされて凝結し、オイルに戻ってエアジェットなどを詰まらせるということが多いです。

もちろんノーマルのエアクリーナーボックスは、そうならないような工夫をされていますが、社外品に交換したり、転倒してオイルをエアクリーナーに回してしまうとそういうことがおきます。

オイル交換をしてから、ということですが、オイルの銘柄によってもそういうことがおきやすくなったりもします。
すなわち、蒸発量が多いオイルですと、当然回り込むオイルは増えますから。
また、オイルも注入量が過大なときも起きやすいですね。

オイルについての蛇足ですが、4stエンジンオイルには二輪車用と四輪車用の区別があります。
大きな違いは、ギヤ潤滑用のポリマー含有量です。
二輪車用は、ミッションも同時に潤滑するために、ギヤ潤滑用ポリマー含有量が四輪車用に比べケタ違いに多いわけです。

もちろん、四輪車用を二輪車に使っても、いきなりエンジンが壊れるなどの弊害はありません。
経験上、非常に少ない距離で、ミッションのタッチが悪くなります。
また、オイル交換のときに、金属粉が確実に増えます。(ギヤの磨耗が大きい)
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。キャブのバイスタータ系の不調が原因で冷間始動が困難になるんですね。勉強になりました。今週末そのあたりの回路を集中的にOHしてみます。オイルの件も丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2011/01/12 19:34

FTR223は、CDI式バッテリー点火のはずですが、バッテリーの始動時電圧はチェックしていますか?


一見電圧が足りているようでもバッテリーが容量不足なら、通電したとたんに電圧が降下することも当然あり得ることで、CDIにかかる電圧が低くなればそれに比してスパークが弱くなる構造です。

バッテリーを適正品又は新品に代えるとかして、十分な電圧と容量を確保すれば改善すると思いますし、火花が飛ぶのであれば、中心電極の細いプラグは着火性の向上に繋がることもあります。

こういったところからチェックしては如何でしょうか?
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。ご指摘ありました、バッテリーの始動時電圧はチェックしていません。スパークの確認は新品のプラグに換えた時に行っていますが、もう一台バイクを所有していますが、そちらと比べて確かに弱かったです。あくまでも目視ですが…。一度もう一台のバイクの元気なバッテリーをつないで始動を確認してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/10 18:43

とりあえず交換したオイルの詳細がないので、提示するか


以前使っていたものも提示か元に戻してみる。
冬場、硬めのオイルだと始動性に影響しますし、セルの回りも
悪くなりがちなので余慶にそう感じるかもしれません。
少し使えば徐々に劣化して多少やわらかくなります。

燃料系ならパイロット系(ジェット、スクリュー)の詰まりでしょう。
清掃するならそこはしないと、始動性向上は難しいです。
あとは電装系ですが、テスターとサービスガイド、データが必要。
バッテリーあるほうが電装系の保護にも役立ちます。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。オイルでも影響があるのですね。以前はホンダのG1 10W-30 を使用していましたが、今回はホームセンターにある名前は忘れましたが、安い(1Lが700円くらい)10W-40のオイルを入れました。こちらは様子を見るとして、ご指摘のあったパイロット系を今週早速OHしてみます。

お礼日時:2011/01/10 18:32

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