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こんにちは、最近経済とかを勉強し始めた者です。

銀行には都市銀行と地方銀行がありますが、
地方銀行って何のためにあるのでしょうか?
多分、規模としては都市銀行>地方銀行だと思うので、
地方銀行の方が潰れるリスクなども大きいのではないでしょうか?
いろいろ考えてみても、地方銀行のメリットというのが思い浮かばないのですが。。

よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

地方有力企業や地方自治体は、できるだけ自分の縄張りの地域に金が流れるようにしたいと考えているという前提であれば、地方銀行は必要です。



大都市に本部を持つ都市銀行に預金をしても何もメリットがありません。
また融資を受けても、利子は東京に流れてしまいます。
日本全体でみたら、その方が効率がいいのかもしれませんが、
地方からみれば金が奪われるだけで何もメリットがありません。
地方のバス会社が東京の金融機関と取引したところで、地方でバスを利用するお客さんが増えるわけではありませんし。

自分たちの地域に、金を調達して金のめぐりを良くする金融機関があれば、
日頃から顔が見える取引ができますし、
ある程度稼がせておけば、経営者を信用してもらって、
不景気でも融資をしてくれたり債務免除などのリスクを背負ってくれる可能性があります。
金融機関が自分たちの製品やサービスを買ってくれることもあります。
地方金融機関は、行政や企業と一緒になって地域経済を成長することを考えてくれるわけです。

また地方金融機関は、その取引状況から地域全体の金回り事情に精通しているので
地方経済の動向、問題点や展望などを研究し公表してくれることもありますし、
あまり取引関係のない企業同士を紹介して結びつけてくれたり、
行政や有力企業にとってシンクタンクとしての役割をはたしてくれて都合がいいのです。

地方自治体にとっても地方金融機関を利用して手数料を支払うことで、
大きな銀行が見捨てるような地域にも支店を設けてもらって、
各種手続きや税金等の支払ができるよう便宜をはかってもらえますし、
企業誘致の際に優遇した金利で資金を融資してくれたり、
緊急時に自治体の債券を買ってもらうこともできます。

多くの地方銀行は特定の都道府県単位で営業していますが、
バブル期の不動産融資で経営が悪化した地銀があったり、少子化や過疎化等の経済情勢の変化に対応して、
複数の地方銀行が連携してホールディングスを組んだり組織力を強化しております。
さらにATMのシステムを複数の地方銀行が共通化してコスト削減等をしております。
資金調達面等で不得意な部分を補うために、都市銀行と資本関係を持ったり人的交流を持っている地方銀行もあります。
日本公庫と組んで商品を開発したりしているとこもありますね。

地方の企業を相手にしている分、リスクが高い融資をせざるおえない部分もあるでしょうが、
その分地方自治体や企業から信頼されて、企業同士を結びつけ地域経済で金を回す重要な役割を担っているのです。

あくまで個人的な私見です。
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皆さんの回答の補足ですが、地方銀行は、


それぞれの地域経済の会計業務を担っています。

銀行が無ければ、手形決済もままなりません。

銀行の業務をメリット、デメリットでしか考えられないのは
ちょっと残念ですね。
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滋賀県を例にとると、



三菱東京UFJ銀行・・・草津支店のみ

みずほ銀行・・・大津支店のみ

三井住友銀行・・・草津出張所のみ

地方銀行(滋賀銀行など)がなければ、どうするの?
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もともと日本の銀行は明治期に第1銀行から第300銀行ぐらいまで順番に番号を振って設立されたようです。

ようですと言うのはそんなに詳しくないからで、明治期以前との関係もあるはずだからです。明治期以前の話を割愛すれば、明治期以降、そういった銀行のうち、大手が都銀になり、中小が地方銀行になって行ったと言う理解で正しいと思います。

銀行は二つの機能があります。

1.預金を集める。つまり、その地域の余剰資金を吸収していく機能があります。このとき、全国的に資金を集める機構とその地方地方で預金を集める機能を分けたほうが、いろいろな意味で便利、または合理的と考えたようです。つまり、昔でいう華族階級の資産を預かる銀行とか、または、その地域の一般市民の財産を預かる銀行のように、対象を分けたのです。

2.貸し出しをする。国家レベルの事業などに貸し出しをするのは都銀です。国債の買い入れをやっているのは都銀であり、地方銀行はあまり買い入れをしていません。しかし、地方自治体の債券を引き受けているのはほぼ100%地銀です。郵貯は地方から金を集めて国債を大量に引き受けているので、この区分けには当てはまりません。

つまり、都銀と地銀の区別は、借金をして事業をやるときに、その責任のつけ回しを国と地方で分けると言うことです。

地銀のメリットは地域密着ということにつきます。バブル期の静岡銀行のように、不動産投資にあまり走らず、不良債権を抱えずに済んだのは、地方銀行だからでしょう。つまり、国の意向にあまり左右されないと言う面があります。都銀はどちらにしろ、つまり、いいにしろ悪いにしろ、国の意向にそって動くしかありません。
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アナタは都会に住んでいるのですね。



田舎にはUFJ銀行支店なんて何処探しても見つかりませんよ。

田舎では都銀なんぞ屁の役にもたたないのです。

田舎には郵便局、信金、地銀、都銀は無し、の順番で支店があります。

都銀の口座を作っても引き出すだけで手数料がかかる事になる訳です。
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メリットは地方銀行はあります・・内容は他の解答を参考に



>地方銀行の方が潰れるリスクなども大きいのではないでしょうか?
 それは間違いです、取扱額が違うだけですからそれは関係ない、過去の例でもそのようなことはない、現実には都市銀行がつぶれるのが多いし、それを逃れるための合併も都市銀行です。
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もともと、名だたる銀行は、


都市銀行と地方銀行という区分けはなく、全国にネットワーク
をつくり、地域経済を円滑にするべく、均等に配置していった結果
国営銀行が、民間に移行していったところが多いような気がします。
つまり、いま都市銀行と言っているのは、たまたま、都市にあったので
都市銀行で、すべては地方銀行ではないかと。
そう考えると、いまのネット時代と異なり、都道府県単位で、
当初より活動してきたのかと思います。
その県の、金庫番として、時に発言力もあり、土地の経済界の
重鎮となっていったのかと思います。
県単位は、実際的には、担保を取って、あるいは、信用を調査しなければ
ならない銀行にとっては、都合のいいエリアなんでしょう。
大手銀行だけでは、地方に貸し付けすることもでません。
しかし、その後、信用金庫ををはじめ分野別の金融機関が
でき、ネット銀行ができた今、差別化され、
一部地方銀行は存在意義がとわれ、岐路に立たされているのは
たしかですが、地方銀行が、すぐ無くなるということもないでしょう。
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地場産業の育成が主眼じゃないでしょうか?


だから、地場で資金を集めて、地場の事業会社に資金を出す。
大手都市銀行だと、それほど、地場産業の育成には、あまり店舗もなければ、知識もないと思います。
地銀ですと、特定地域に店舗網を張り巡らせていますから、それなりの情報が集まる。
京都銀行の場合、京都に本社がある日本電産などは、創業期に京都銀行に相当お世話になったようです。
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たまたま見かけました。


中小企業にとって都銀は雲の上です。
地銀いや、信用金庫の方が地域の細かなことを知っています。
グローバルな視点でしか見ていない都銀では無理な融資でも、地場産業の動向などもわかっていて小回りの利く地銀とか、個人商店などでは信用金庫の方が融資がしやすいのです。
第一メガバンクが個人商店を相手にすると思いますか?
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地方銀行は地元の銀行です。


規模は都市銀行の方が大きくなりましたが、県によっては窓口が極端に少ないです。
地方銀行の窓口はその地域にたくさんあります。
頭で考える前に、その地方に住み、地方銀行を使用してみましょう。
メリットが浮かばないのは、あなたの経験と知識不足です。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

都市銀行の窓口が少ないというのは、
規模の小さい会社は
相手にしてもらいにくいということでしょうか?

よろしくお願いします。

補足日時:2011/03/06 14:38
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