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元ネタは5日放送のNHKスペシャルです。

2号機「とてつもない事故」寸前だった 作業員に「ここから出るのは止めません」
http://news.livedoor.com/article/detail/5616571/
以下、その記事から
福島第1原発2号機は、原子炉そのものが爆発危機にあった可能性が強まっている。万が一これが起きていれば、これまでの建屋の水素爆発をはるかに超える甚大な被害が出たものと見られる。
 事故直後の2号機が「これまでにない危機」だったことを、2011年6月5日放送のNHKスペシャルが報じた。
番組によると、1号機、3号機の建屋が相次いで水素爆発した後の3月14日夕、福島第1原発は、予想を超える深刻なシミュレーション結果に直面した。
 それは、格納容器から気体を抜いて圧力を下げる操作のベントが2号機でできないことが分かったことだ。
 1号機では、電動弁が使えなかったが、作業員が高い放射線量で被曝しながらも、手動で弁を開いてベントを行っていた。ところが、2号機では、シミュレーションでそれができないことが分かったのだ。
 確かに、ベントを行っても、1号機ではその後すぐに水素爆発が起きていた。政府関係者の予測を超えて、水素が建屋内に漏れ出していたからだ。しかし、ベントが行えず、もっともっと深刻なことが起きる可能性があったというのだ。
 原発事故に詳しいある原子炉専門家は、こう指摘する。
  「ベントができないということになれば、格納容器の内圧が高まってしまい、どうにも制御できなくなって壊れてしまうということです。これは、本当にとんでもないことで、その内圧で原子炉そのものが爆発して核燃料が飛び散ってしまうことにもなります」
 東電社長「現場から撤退したい」
2号機原子炉の爆発危機を前に、原発事故の関係者には動揺が走った。
 事故対応の現場責任者だった第1原発の吉田昌郎所長は、シミュレーション結果を聞いて、黙り込んでしまう。そして、NHKの番組によると、免震棟の廊下で休む作業員に声をかけ、「皆さんがここから出るのは止めません」とまで言い切った。
 結局、2011年3月14日は、東京電力の社員ら70人を残して、200人以上が原発を去った。さらに、東電の清水正孝社長は、「現場から撤退したい」と政府に5回も電話で伝えている。
 これに対し、菅直人首相は翌15日早朝、東電本店に乗り込んで、「お前らふざけるな」とケンカ腰で言ったというのだ。そして、「撤退は許されない。60歳以上の人間は現場に行って、自分たちでやる覚悟を持て」とまくし立てた。一部報道では、菅首相は、撤退するなら東電の存続は認めないと激怒したとされていたが、これは本当だったようだ。官邸はこの日、東電本店に統合対策本部を設置している。

3点について
1.原子炉そのものが爆発(原爆ではない)した場合が最悪のシナリオなのか?
2.この時の被害は今よりどれほど大きいのか?
3.いろいろダメ菅と言われているが東電に乗り込んで「撤退は許されない。60歳以上の人間は現場に行って、自分たちでやる覚悟を持て」の評価はどうなのか?

A 回答 (2件)

NHKの番組は見ていました。



事故以来、NHKとドイツのニュースと平行して見ていました。 また、3月の末にオーストリアのネット新聞で3号機の燃料はMOXと分かり、その後は、京大の小出先生のラジオ放送を聞いています。

おそらく、1~3号機はこのような状態なのだと思います。
http://www.youtube.com/user/seriousmoon2008?blen …

>3.いろいろダメ菅と言われているが東電に乗り込んで「撤退は許されない。60歳以上の人間は現場に行って、自分たちでやる覚悟を持て」の評価はどうなのか?

メルトスルーになるだろうこを予想した時点で、吉田所長は作業員達を撤退させたかったのだと思います。 おそらく、チェルノブイリの様な爆発という最悪の事態を予想なされたのではないでしょうか。 管総理の「60歳以上の人間」と言うのは、おそらく、被曝しても、癌になる確率は50歳以上では低くなりますし、何かあっても、小さい子供が家に残す様な年齢ではないことを考慮したのだと思います。 もし、あの時、撤退していたらもっと事態は悪化していたのではないでしょうか。 でも、事実は、吉田所長と管首相しか分からないと思います。

>2.この時の被害は今よりどれほど大きいのか?

メルトスルーしているとしたら、事態は以前より悪化していると思います。 其のことは、日々線量濃度が高くなることからも考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
マスコミはもっと原発に批判的だった小出先生たちを取り上げるべきですね。

お礼日時:2011/06/10 14:44

たぶんそうだと思います。

どれかひとつでも水蒸気爆発を起こすとおびただしい量の放射性物質が撒き散らされることになります。100キロとか200キロ離れていても住むには不適とされるところがでてくるかもしれません。
しかも福島第一には全部で6基の原子炉があるのですが、水蒸気爆発がおこれば近づくこともできなくなるでしょう。したがって他の原子炉も放置されるため、冷却できずに容器は破損、中身の核燃料がだだ漏れ状態になるかもしれません。
原子炉1基には広島の原爆500~1000発分のウランがつまっています。震災時に稼動していた炉の他にも使用済みの燃料も保管されていますので、全部をあわせればどれくらいになるのでしょうね? それだけのものが私たちの生活する空間にばら撒かれれば、1基だけで済んだチェルノブイリをはるかに上回る被害が起こるだろうことは容易に想像できます。

3.についてはまた別の機会にということで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
福島第一に近づけない事態も想定し、第二の燃料棒をどこかに移送するのも必要かしれませんね。

お礼日時:2011/06/10 14:46

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