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ミステリーやホラーを好んで読んでいたのですが、
うっとりするような素敵な文章の本をもっと読みたいと思うようになってきました。

50年以上前に遡れば名作が沢山あるのは知っていますが、
純文学に若干苦手意識もあり出来れば最近のものの方がとっつきやすいのでは、と思って質問してみました。

日本の作品で、文章が上手で恋愛メインではないものがいいです。
目に浮かぶような情景描写や巧みな心理描写、読み終わってしまうのが惜しいそんな小説を読みたいです。
あと癖のない読みやすい文体、文章の方が有り難いです。
太宰治は何作品か読みました。斜陽など面白かったものの方が多いですが読みづらいものもありました。

ミステリーで森博嗣さんの小説はとても文章が上手いと聞いて読んでみましたが、お話が全然好みではなかったので純文学のみで答えて頂けると嬉しいです。

A 回答 (2件)

日本の作品、癖のない文体と云っても曖昧ですね。


文章というもの自体、好みですから、ステーキが好きな人も居れば、和食が好きな人もおります。
その違いが分かるようになるには、名作と呼ばれる作品を幾つも繰り返し読むことですが……。
大江健三郎の飼育や川端康成の雪国などは、好きな方も多い作品ですが、私には翻訳臭が強くて読みにくく、
吐き気すら覚えるときもあります。
そういう時は口直しに志賀直哉の暗夜行路や夏目漱石の草枕を適当に開いたところから数行サラサラと読みます。
正確には志賀直哉と漱石も全く違う文体ですが、此の「素敵」の違いも矢張り説明するのは困難です。

何を私が申し上げているか恐らく全く伝わらないと思いますが、
分かる時がもし来るのであれば、そのときはあなたが純文学の奥深さの虜になっているときかもしれませんね。
本題について、芥川賞を取った中から挙げさせて頂きました。

町田康 きれぎれ
綿矢りさ 蹴りたい背中
青山七恵 ひとり日和
吉田修一 パークライフ
朝吹真理子 きことわ
川上未映子 乳と卵

どんな一冊でも好いですから、騙されたと思って、賞を取った作品だけ気楽に三回繰り返して読んでみて下さい。
うっかり見過ごして気付かなかった「すてき」な言葉、場面の数々に出会えるはずです。
そしてその後で、併録されている賞を取っていない作品を読んでみましょう。
同じ作家の中でも出来、不出来がはっきり分かると思います。
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luka02さん、こんにちは。



>日本の作品で、文章が上手で恋愛メインではないものがいいです。
目に浮かぶような情景描写や巧みな心理描写、読み終わってしまうのが惜しいそんな小説を読みたいです。

このオーダーは難しいですね。

往年の 堀辰雄 が一番近いかなと…。
あとは 日野啓三の「抱擁」

最近のということなので、堀とは全くテイストは違いますが、下記を

阿部和重 「ニッポニア ニッポン」「シンセミア」「グランド・フィナーレ」
村田喜代子「蕨野行 」「龍秘御天歌 」「百年佳約」
薄井ゆうじ「星の感触」
中山可穂 「サイゴン・タンゴ・カフェ」
皆川博子 「薔薇密室」

ミステリーで
北村 薫 「空飛ぶ馬」「夏の蝉」「街の灯」
有栖川有栖「月光ゲーム」「孤島パズル」

>ミステリーで森博嗣さんの小説はとても文章が上手いと聞いて
 ・・・

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