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商法について教えてください。

手持ちのテキストでは、
「支配人・ある種類または特定の事項の委任を受けた使用人・物品の販売等を目的とする店舗の使用人・媒介代理商・締約代理商」は、特定の商人のために継続的に補助・取引・媒介をする、とあります。
さらにもう一つ、
「仲立人・問屋・準問屋・運送取扱人」は、不特定多数人のために随時に取引・媒介をする、とあります。

ここで教えて頂きたいのは、「特定の商人のために」という表現と「不特定多数人のために」という表現の違い、それから「継続的に」という表現と「随時に」という表現の違いです。
この表現の違いが、うまくイメージできず、理解できません。

実際の商行為を例にして頂けると助かります。
宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

>実際の商行為を例にして頂けると助かります。


ということなので、実際の商人をあげようかのう。

代理商=携帯販売店(ソフマップ、石丸電気、トップカメラ)
仲立人=賃貸物の不動産業者(エイブル)
問屋=証券会社(野村證券、日興コーディアル) ×いわゆる卸売商は問屋ではない!!
準問屋=旅行代理店
運送取扱人=現在はほとんど運送屋が兼ねているので独立した意味での運送取扱人はあまり実例がない。

となる。少しはイメージがついたであろうか。

そこで「特定の商人のために」という文言は、文字通りなのじゃが、特定された一人ないし複数の商人のために継続的に、代理業務を行うことをいう。
いうまでもないが、ヨドバシカメラは、ソフトバンクの携帯を売っており、そこで携帯を買えばソフトバンクとの携帯電話加入契約を締結するのじゃが、実際にこれら手続きをおこなっているのは、ソフトバンクの社員ではなく、ヨドバシカメラの店員さんである。このようにソフトバンク(特定の商人)のために、継続的に代理業務を行う商人(ヨドバシカメラ)のことを代理商と呼ぶ。


一方で、賃貸アパートの不動産業者にしろ、証券会社にしろ、彼らは顧客の為に大家と交渉して賃貸アパートの仲介をしたり、または証券取引所などで証券を集めたりするけれども、これらの顧客は、特定の商人というわけでもないし、継続的に代理しているわけではない。まさに不特定多数の客を随時に代理しているといえる。


これでわかっていただけたであろうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!
イメージがつきやすく、とても分かりやすかったです!

お礼日時:2012/05/18 19:51

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