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昭和30年代に流行った「アカシアの雨がやむとき」の歌詞の解釈と解説をお願いします。

アカシアの雨にうたれて、このまま死んでしまいたい……♪

いなくなってしまった恋人を想って、死んでしまいたいという想い・・・どこか厭世的でアンニュイな感じ、その背景には、この世の生を超越する彼岸への憧憬のようなものがあるのでしょうか?

歌詞(音に注意):http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/a …

歌詞そのものの解釈だけでも有り難いですし、この曲の作詞者である水木かおる氏は、芹沢光治良の『巴里に死す』という小説をモチーフにして書いたと語ったそうですが、そういう背景なども含めて教えて頂けると有り難いです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AB% …

A 回答 (2件)

>芹沢光治良の『巴里に死す』という小説をモチーフにして書いたと語ったそうですが



そうですか、『巴里に死す』から「アカシアの雨がやむとき」を作ったとすれば作詞者のフィルターとしての品格が見えてきます。芹沢光治良などという古色蒼然たる小説を読む人は現代では希少でしょうが、まあ、言ってみればロマン・ローラン風の白樺系のヒューマニズムを継承した作家といえます。

西田佐智子さん、大好きです。都会風の歌が似合う、しゃれた感じの人で「アカシアの雨がやむとき」とよくマッチしていますが、この歌は格好つけて言えば実存風、孤独で絶望と怨念にさいなまれている状況を歌っていて、死んでも人生肯定とフランス文化崇拝を捨てない芹沢光治良とは決定的に違います。


西田佐智子をはじめ、あの頃多くの歌手が歌った「One rainy night in Tokyo」の方がリッチでアダルトで私は好きでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。芹沢光治良氏というのは、ロマン・ロランなど、人生肯定、理想主義的なヒューマニストという感じの人物だったとのこと。アカシアの雨の歌とは、かなり面もちが違うのかもしれませんね~。

孤独・絶望・死・ルサンチマン・・・実存思想はその超克を目指したものかもしれませんが、そこにとどまるようなニヒルな感じにどこか魅力を感じているのかも知れません・・・

お礼日時:2012/06/29 14:24

学生運動華やかなりし頃流行った歌ですね。

今を燃焼させれば明日のことは考えない。先を考えたら今こんなことはしていられない。虚無という、ある意味無責任な詩だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ニヒルな感じが素敵だというか・・・

お礼日時:2012/06/29 14:17

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