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福島第一原発から出た放射能に関する現在の測定をみているとガンマ線だけを測っている。セシウム-137は文献によると、ベータ線とガンマ線を出しながら崩壊するとあります。だから、ガンマ線だけ測っておけばいいんだとなるのだろうと思います。しかし、人体に危険なのはエネルギーの低い、つまり体内で全部吸収されてしまうベータ線です。検体からセシウムを精製して、あるいはせめて鉱質分画を濃縮して、そのベータ放射能を測定する必要はないのでしょうか。専門家の回答を求めます。

A 回答 (5件)

0.66MeVをγ線を



間違いました。0.66MeVにピークをもつγ線を ..です。
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多くの核種は固有のエネルギーのγ線を出します。

セシウム137は0.66MeVのエネルギーのγ線を放出します。ゲルマニウム半導体検出器は放出されたγ線のエネルギー別に計測できますので、0.66MeVをγ線をセシウム137からのγ線として計測します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。さすが専門家ですね。しかし、献体のすべてとは言わないまでも、その検体の一部についてガンマ線のエネルギー分布を測定していますか。ちょっと気になります。

お礼日時:2012/07/06 22:19

質問の意味が分かりませんが、セシウムの量を測定したいのならγ線だけで問題ありません。


なぜなら、γ線の測定だけでセシウムの量が分かるからです。途中で減衰しやすいβ線で評価したら、セシウムの量を過小評価してしまいます。
セシウムの量がわかれば放出するβ線量は計算できますし。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。だけど、γ線がセシウムのものだということはどうしてわかるのですか。

お礼日時:2012/07/06 18:10

ご参考。


http://johokizai.com/wpblog/archives/752

上記を読めばβ線を測る事が「不経済で無意味」な事が判ります。

>人体に危険なのはエネルギーの低い、つまり体内で全部吸収されてしまうベータ線です。

β線の正体はβ粒子、すなわち「電子」です。

貴方は「体内に飛び込んできた電子が、いつまでも体内に悪影響を及ぼす」と主張される訳ですね?

では、その科学的根拠を提示して下さい。

>そのベータ放射能を測定する必要はないのでしょうか。

「γ線を測れば、一緒に出ているだろうβ線の量も予測可能」だと考えます。

β線を測る必要があるとすれば「γ線をまったく出さずにβ線だけを出す放射性物質が環境に漏れた時」だけです。

「ベータ放射能を測定する必要がある」と主張するのであれば「γ線をまったく出さずにβ線だけを出す放射性物質が環境に漏れている」と言う科学的根拠を提示して下さい。

推測のみで科学的根拠のない事柄を投稿し、いたずらに人心を惑わす投稿、いたずらに人を不安にさせる投稿は、あまり良い行いとは思えませんが、いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

いろいろご教示ありがとうございます。お示しいただいたURLの中でadminさんは「β線は外部被ばくについては無視できるレベルですが内部被ばくは激烈です。」とおっしゃっておられます。あなたのおっしゃるように「外部から体内に飛び込んできた電子」ではなく体内に取り込まれたセシウム-137などから出続ける高いエネルギーの電子が問題になるわけで、近くの細胞のDNAに損傷を起こす可能性が考えられませんか。

セシウム-137についてはベータ線を測る必要はないということはわかりました。

最後に一言。回答者は「推測のみで科学的根拠のない事柄を投稿し・・・」とおっしゃっていますが、「ベータ線を測らなくてもいいのですか」という非専門家の単純な疑問への専門家の回答を求めただけであって、質問者はなんら根拠のないことがらを主張したりはしていません。偏見をもって質問に対応しないでいただきたいと思うのですが。

お礼日時:2012/07/05 22:15

専門家じゃないですが



アルファ線やベータ線を計る機器もあります。
このページはわかりやすいです。

http://rphpwww.jaea.go.jp/senkan/senryo/b_1.html

セシウム以外の放射能物質もあり
溜まりやすい部分はだいたい以下の通りとのこと。

皮膚   クリプトン
甲状腺  ヨウ素
肺    プルトニウム
肝臓   コバルト・セリウム
腎臓   ウラン・ルテニウム
生殖腺  セシウム・プルトニウム
筋肉   セシウム
骨    ストロンチウム・ジルコニウム・プルトニウム

体内残留分は尿検査や血液検査だけだとわかりにくいですが
蓄積場所を特定してこういった機器で検査すればかなり精度は上がると考えます。

セシウム以外でもヨウ素・ストロンチウム
場合によってはプルトニウムなども広がっている可能性があります。
(まあ近場だけでしょうが。重いから)
骨は検査しにくいですがあばら骨なら可能かと考えます。

必要性としては空気中に設置したαβγをはかれる測定器で異常があった場合
人間の各部位ごとに測定すれば良いかと。
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