大人が幼少の頃の淡い恋を想い出しているような

現代小説（できれば日本の）に限ります。
あらすじや内容には触れず、タイトルだけでお願いします。

２０代から３０代までの大人の主人公（男女どちらでもよい）が、
幼少の頃～学生の頃までの恋の片鱗や、
特定の異性への憧れ（片思い・叶わなかった恋）を想い出し、
回想しているような内容が書かれている、小説を紹介してください。

小説全体の主題になっているけれども、
あまり具体的ではなく、ドラマ結実のテーマとして置かれていたり、心理描写の一部だったりの方が、なおいいです。
あくまでも、伝わらなかった・通じなかった想い・もう出会えはしない～というところがポイントです。

タイトルと作家を挙げて、ご紹介下さい、
よろしくお願いいたします。

No.2 回答者： 31192525 回答日時： 2012/07/13 10:54

zosteropsさん、こんにちは。

＞伝わらなかった・通じなかった想い・もう出会えはしない～というところがポイントです。
＊堀辰雄『ルゥベンスの偽画』
　これはこのジャンルの傑作ですよ。
＊朱川 湊人『花まんま』
　もう出会えはしない、の意味が違いますけど。。。
＞あまり具体的ではなく、ドラマ結実のテーマとして置かれていたり、心理描写の一部だったり
＊太宰治『津軽』
　少し違いますけど、ベースになっているのはお手伝いさんへの憧れ。

とりあえず、このあたりからドーゾ。

この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます。
「ルウベンスの偽画」読みました。
なんとも不思議な文章や描写、
つまるところ、彼女という表現だけが際立っていて、
短かったので、なお良かったです。

質問した動機には、
あの某氏が連出した有名な小説のＢｌｕｅｂｅａｎｓさんと相手との距離感のようなものが漂うものを探していた、という事がありました。
何か、思い浮かぶ作品があれば、またお願いいたします。

お礼日時：2012/08/03 18:55

No.1 回答者： born1960 回答日時： 2012/07/12 23:29

　「野菊の墓」　1906年発表・・・100年過ぎてたらさすがに現代じゃないか（笑）

この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます。
野菊の墓は、あまりにも有名ですが、
通して読んだ記憶がありません、
これを機会にトライしてみようと思います。

お礼日時：2012/08/03 18:56