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削れるというか脆くなる(なりやすい)と言ったほうがいいかもしれませんが…
今は大丈夫でも10年後20年後にはボロボロみたいなことってあるんでしょうか?

磨きすぎといっても1回だけじゃなくて1度口を濯いでまた1回2回磨くだけですが…

A 回答 (3件)

脆くなるのではなく、削れるんです。

原因は力の入れすぎが主な原因で、もう一つが乾燥です。
少し前までは「歯磨きの研磨剤が原因」と言っていましたが今は言いません。現在外国製や煙草歯磨きの一部などを除いては鉱物系の研磨剤ではなく「塩(えん)」を使っています。テレビのコマーシャルでも前にやっていましたけど。これは水に溶けやすく、すぐに崩れてしまいますので歯(エナメル質)を傷つけません。
塩(しお)で磨く人もいますけど、塩は溶けにくいので多少傷つけます。

歯ブラシで歯を傷つけると、歯と歯肉の境界部分が、まるで斧を当てたようにV字型に削れていきます。これを楔状欠損(くさびじょうけっそん)といいます。(ここではV字欠損といいます)
このメカニズムは次の通りです。
歯は歯の本体である象牙質の周囲を、歯肉から上の部分は結晶のエナメル質で、歯肉に隠れている部分から根全体はセメント質で覆われています。
歯ブラシでゴシゴシと磨くとまず歯肉を傷つけます。歯肉は治癒する際に僅かに萎縮します。つまり歯茎が下がるのです。歯肉が下がると歯が植わっている顎骨である歯槽骨が溶けて低くなります。
コレを繰り返していると歯槽骨が下がり、歯肉が下がり、隠れていたセメント質が露出します。
セメント質と象牙質は柔らかいので、歯ブラシの毛によって削れて行きます。これは硬いブラシでも柔らかいブラシでも一緒です。なぜなら、強い力で歯を磨く人は柔らかくすれば更に力を入れるからです。
まずセメント質が削れ、やがて象牙質が削れます。象牙質が削れて行くとV字欠損が大きくなり、やがてエナメル質の裏側の象牙質がなくなります。エナメル質は硬い組織ですが、結晶の走る方向の力に弱く欠けやすい性質があります。
象牙質の支えを失ったエナメル質は弱い力でもかけてしまい、更にV字欠損が大きくなります。
この悪循環を繰り返し、やがて神経に届くほどの深いV字欠損となります。このとき急激に磨耗が進めば知覚過敏や疼痛を起こしますが、ゆっくり進むと神経が内側から象牙質を作り痛みを出しません。そしてV字欠損が進むにつれて神経は細くなり、やがて死んでしまうことがあります。
斧で打った木がやがて自分を支えきれなくなって折れるのと同じく、歯も噛む力で簡単に折れてしまいます。

強い力で磨く癖のある人の多くが、ゴシゴシ感で傷ついた歯肉の感触が忘れられず、力を抜くと磨けていないような感覚に陥って、暫くするとまた強く磨くようになります。これはかきむしる癖のある人がカサカサ肌を止めてもかきむしるのと同じ原理です。
コレを防止するには週に一回は意識して確認し、力を入れないように慣れていくしかありません。

歯を一生懸命に磨く人の多くは途中でうがいをしません。また一時期、歯磨き粉は良くないといわれて使わない人が増えました。
その結果、歯磨きの為に口を開けていて、歯の表面は乾燥するようになりました。乾燥すれば摩擦が大きくなり削れ易くなるのは簡単な理科の理論です。そのためにブラシで簡単に歯が削れるようになりました。
コレを防ぐにはこまめにブクブクうがいをして歯の表面を濡れた状態にしておくか、潤滑剤入りの歯磨き粉を用いるしかありません。

二度磨きをしているなら、フッ素入り歯磨き粉を使い、最初に汚れを取るための歯磨きをブラシとフロスで行い、よくうがいして次に歯に塗りたくるように軽く磨き(特に歯間部)磨きます。そのままうがいしないで1分おき、軽く1-2度だけ(表面から歯磨き粉が見えければいい)うがいして終わりにします。
幾ら薬用成分が入っていても流してしまったら意味ありません。フッ素やキシリトールは最短でも1分おく必要があり、その後も置くほうがいいのです。もちろんこの後はできるだけ長く飲食をしないことです。
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歯の篏合面に当たるエナメル質は硬いですが、側面(この部分はエナメル質が薄い)のセメント質は結構脆い材質で出来ています。

この部分を力を入れて磨くと、長期間後には削れてしまうことになるでしょう。
歯を磨くときは力を入れないのと、大きく動かさないことが重要です(大きく動かすと、歯の高い部分だけに圧力が掛かる)。極小さな往復運動が基本で、鉛筆を持つような感じで軽く握ってください(鉛筆の先が歯ブラシの毛部分方向)。
http://www.ha-channel-88.com/jiten/kusabijou-kes …
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私は定期的に健診を受けていますが、これが一部あり注意を受けたことがあります。歯は皮膚の怪我のように放置してても治らず、一度虫歯になったり歯周病(歯槽膿漏等)になれば二度と元に戻ることはありません。歯は一生もので、一つ抜けると隣にも影響が及びます。いつまでも食べたい物を食べたいですよね?
なので、信頼出来る歯科医を見つけ(無暗に削ったり抜きたがらない)、定期的な健診を受けることをお勧めします。もう10年以上通ってますが、何某か歯磨き指導を受けたりするくらいですので。
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歯科衛生士です。



昔は、歯の磨きすぎというか、力の入れすぎで、歯が削れると言われていましたが、最近は、歯にかかる力(噛み合わせ、歯ぎしり等)が原因だと言われています。

「磨きすぎ」・・・・磨く回数や、時間よりも、力の入れ具合や、動かす幅の方が影響ありますので、歯ブラシをグーで握って、前歯全部を一気に磨くようなことをせず、鉛筆を持つように持って、(つい力が入っちゃう人は、親指、人差し指の2本だけで持つ)歯を一本づつ磨くようにすれば、20分でも30分でも、一日に5回でも6回でもOKですよ。

あと、歯磨きの弊害は、歯より、歯茎の方が出やすいです。

歯って硬いですよー。ご安心ください。
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