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海外旅行をしても今の時代のアダプターなどは何ボルトでも対応できるので便利ですが、110ボルトの国はあっても、日本のような100ボルトの電圧の国は日本以外にないように思います。
日本はどうしてこんなに低い電圧を採用しているのでしょうか?

A 回答 (7件)

各家庭に来ている日本の商用電源の始まりは、エジソンが八幡男山付近(京都)の竹をフィラメントにした実用可能な白熱電球を作った1880年あたりから10年ほど経った頃で、東京電燈と大阪電燈がおもに電灯を目的とした電力供給からスタートしています。



東京電燈は50Hz仕様のドイツ製発電機を、大阪電燈は60Hz仕様のアメリカ製発電機を採用したわけですが、電圧を幾らにすべきかは議論があったようで、木造中心の日本の家屋では安全性の面で電圧は低めがよい(被覆の絶縁性の問題もあった)とか、白熱電球は100Vを超えると切れやすいとか、様々な理由があって100Vに収まったようです。

当時は今と違って各国と協調して統一的な電圧にすべきという必要性の認識もなく、100Vに決めたのではないでしょうか。今となっては400Vくらいの高めの電圧のほうが送配電のロスも少なくて効率的・経済的(言い換えると貴金属の導体である銅線の使用量が少なくて済む)なのですけれどね。
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この回答へのお礼

白熱電球は100ボルトを超えると切れやすかったのですね。それなら納得できます。
絶縁性の問題も参考になりました。
いまとなってはどうしようもないのかも知れませんが、少し特殊な国ですね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/14 14:52

正確な電圧は電気事業法では101V±6Vだが・・・。



そもそも論で言うと、実はわからない。
興味があって調べたことがあるけど今だ不明。
当初は電灯としての役割から始まっているので
単純にW(ワット)で電流の計算しやすいだけかもしれない。
そういえば、昔(1960年代)はヒューズが切れるたび
計算していたような気がする。
メインヒューズも10Aくらいだったような。
まあ、家庭には1kWの家電製品もなかった時代だから
それで足りていた。
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日本は100Vと200Vが選べますよ。


決して低い訳ではありません。

アメリカも低いほうは120Vですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/17 07:31

>―般家庭でもブレーカーまでは200V三相で給電されています。



200V単相三線式 の間違いですね。
トランスの200Vの2次巻き線からセンタータップを引き出し
中性線(アース)としたもの。

200Vと100Vの両方を容易に得られ、対地電圧が100Vなので
安全です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/17 07:31

一部訂正



誤)一般家庭でもブレーカーまでは200V三相で給電されています。
正)一般家庭でもブレーカーまでは200V三線単相で給電されています。

誤)200V配線だとコンセントは三口になるので、穴の2つに従来のプラグを挿せば100Vの機器も使えます。
正)200V配線でもプラグ形状変換アダプタを使う事で従来の100Vの機器も使えます。
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この回答へのお礼

わざわざ訂正をありがとうございました。

お礼日時:2015/11/15 07:38

一般家庭でもブレーカーまでは200V三相で給電されています。


だから、ブレーカーからコンセントまでの配線を遣り替えれば良いのです。
実際、200Vのエアコンは結構普及してますよ。
ただし、まだまだ屋内配線は100V対応の配線しか普及しておらず、家電メーカーも200Vの機器を作っても売れないだけの話。

200V配線だとコンセントは三口になるので、穴の2つに従来のプラグを挿せば100Vの機器も使えます。
要は、国策として通産省辺りが200V普及推進を遣れば良いだけの事です。
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この回答へのお礼

一時期200ボルト住宅の話が出たことが日本でありましたね。
でも、海外旅行で電圧の高い国で使うと時々バチッと火花がコンセントから出ることもあるので100ボルトは安全と言えば安全ですね。

お礼日時:2015/11/15 07:42

一番はじめはもっと低く50Vとかでした。

その後、日本の東西で別々に発電機を入れたときには110Vと100Vのを入れたのです。
それが直接の理由。
低い電圧のおかげで仕事量が大きい機械が使えないので別途200Vもあるわけですね。

昔は絶縁技術が未熟だったので電圧を上げることはできませんでした。
普及の早かった国は一旦普及した電圧を変えるのは困難ですのでそのまんまなのです。
現在高い電圧の国は電気の普及が遅かった事で技術上がった後の各種設備導入をしたからです。

ちなみにアメリカは120Vですので。日本以外にないとかいうのは間違いです。
カンボジア120、台湾110、リビア127、リベリア120、モロッコ115、セネガル127、バーレーン110、
レバノン110、モナコ127、スペイン127、カナダ120、ブラジル127、キューバ110、ニカラグア120などなど。

植民地だなんだの関係で設備が決まって電圧決まって、そのままって感じでしょうかね。
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この回答へのお礼

昔は50ボルトだったのですか?
私も調べたら、100ボルトは日本と北朝鮮とマダガスカルだけみたいですね。
絶縁技術が悪かったからというのは分かりますが、110Vとかにしなかったのはなぜでしょうね?
ただ、感電死の事故が少ないことに貢献はしたようですね。
参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/14 14:49

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