
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
バブルを潰した張本人ははっきりしています。
株価を下落させた人、三重野日銀総裁(当時)
公定歩合を1年で2.5%から6%へ上昇させました。結果、国債利回りが7%を超えたため、株式市場から国債市場へ資金が流れ出し、日経平均38000円台だった株価は20000円を割り込みました。
地価を下落させたもの
大蔵省、土屋正顕銀行局長名で出された通達「土地関連融資の抑制について」(総量規制)
この通達で住専を除く金融機関は、不動産向けの融資が出来なくなり、不動産取引は激減しました。
地価のグラフをつけていれば分かることですが、高値水準から調整期に入っていました。
市場価格は、何もしなくても市場の原理で適正水準に落ち着くものです。役人の仕事は、好景気を少しでも持続させ、また、景気後退の影響を最小限に抑える努力をすることだと思います。
バブルが潰れたのは、経済原理を知らない役人が価格を操作しようとした結果に起きた人災です。
市場から約1500兆円を雲散霧消させた責任は、誰一人とっていません。
No.7
- 回答日時:
#4です。
政治経済に興味がおありでしたら、(ご存知かもしれませんが)増田俊男先生の「時事直言」をご覧になることをお勧めします。
jedimaster様のご回答にあります「アメリカの影響」については、現職の某大臣が「アメリカの集金人」として名指しで紹介されています。
1997年版からご覧になると、今の状況も良く分かります。
これだけ他国から搾取されても気が付かない、気が付いていても何も言わない日本人は、新しい価値観を見出したのかもしれない、という意味の言葉が、増田先生の著書にあったのが印象的です。
参考URL:http://www.chokugen.com/
No.6
- 回答日時:
#4の方の回答を支持します。
しかし、問題は何故#4の方が挙げている人物は、当時そのような行動をとったか、です。
当時バブル経済は永続的なものではなく、いつかははじけなければならなかった。それが何故かの説明は省略します。しかし、いつか自然にはじけるような予測不可能なはじけ方ではなく、人為的にはじけさせるほうが好ましかった、という考え方がひとつあります。
そして、公定歩合と総量規制については、外国(アメリカ)の影響もあったと思われます。これは内政干渉以外の何物でもないのですが、事実バブル崩壊後の規制緩和、グローバリゼーション、世界的に高いといわれる日本人の平均賃金の低下などをみていると、アメリカの力があったと考えるのが自然です。
アメリカの財界は政界との癒着の色が濃いので、日本を市場にしたい、しかし参入規制等が厳しいことがネックになっていたアメリカの財界が、アメリカの政界にはたらきかけ、日本に規制緩和せざるを得ない選択をさせたと考えられます。
バブル崩壊後、あらゆる産業で参入規制等が緩和され、特に金融や通信等の分野で外資の参入が容易に行われる環境整備が行われました。結局、得をしたのはアメリカなのです。
では、アメリカは、なぜハゲタカのように日本を食いつぶしにかかったかというと、冷戦終結の影響が大きいと思われます。当時アメリカは双子の赤字を抱え、冷戦終結による兵器産業の冷え込みも予想されたため、日本に目をつけたのだと思います。
冷戦終結に大きな役割を果たしたのはゴルバチョフ。こう考えれば、ご友人の意見も、ややこじつけながらバブル崩壊の遠因にゴルバチョフが絡んでいるという見方も間違いではありません。
いずれにせよ、日本の官僚がアメリカの言いなりにならず、本当に国益を考えていたなら、もう少しマシな世の中になっていたと思われます。
この回答へのお礼
お礼日時:2004/11/04 02:30
ありがとうございます。経済のことって難しい、理解しにくいって敬遠しがちでしたが興味を持ちました。こうなったということだけを受け入れず何故こうなったかと考えるのも楽しいですね。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
No2 delmondo です
なるほど。笑 悪の政治が復活するとなればまさに恐怖ですね。
友人のようにそういった考えを持つ人は、実際世の中にたくさん
います。 しかしイメージや心配事だけで一国や世界の経済が
不景気に突入することなどありません。同時に別の考えを持つ人
もいます。また考えだけでなく実際に何か起きることによって
大きく方向性が変化することもあります。
ご質問が「日本のバブル崩壊のきっかけ」ですから、ソ連一国の
体制変化が(しかも世界経済からみても圧倒的に日本経済が巨大
である状況下において)日本の経済を崩壊させる主因になること
はありません。
こうご説明するともっとわかりやすいでしょうか…。
経済を家計に置き換えてみてください。父親が会社員、母は専業
主婦、子供は小学生の家庭があるとします。ある日リストラや
病気などで父親の収入が突然無くなったら家計(経済)への影響
は大きいでしょう。家や買い物のローンがあれば最悪、自己破産
(バブル崩壊)になりかねません。しかし母親や子供(ソ連)が
病気などになっても家計への影響は大きくない、あるいは殆ど無い
といえますよね。
ですから大きな経済力や経済への影響力を持つ側が、より、まし
てや当時資本主義への仲間入りを始めようとした国の出来事が、
世界で1、2位を争う国の経済を崩壊させる主因になる、という
のはとても考えにくいことです。
さらにゴルバチョフが退陣したことで時代が逆行する、やソ連の
政治が悪…という決めつけも間違っていますね。

No.3
- 回答日時:
ものすごくカンタンな表現をさせてもらうと、
昔なぜか日本には「土地神話」などというものがあって、
みんな「土地や株の値段は上がり続ける」と信じていました。みんなというのは、政府もです。
でも、1980年代の後半かな、もともと「1億円」の土地が「30億円」まで上がったりしちゃって、これはいくらなんでもマズイだろう・・・と偉いヒトが思って、調整をし始めた。
例えば銀行の金利を上げたり。。。。
その時点ではほとんどの人が銀行にお金を借りて土地を買っていたので、銀行の金利があがるとお金が借りにくくなる→土地が買えなくなる。
土地が売れなくなってくると当然土地の値段も下がってくる。みたいなことになった。
そうすると、土地を持っていた人たちは「もう値段は上がらないのかな??」と不安になってどんどん土地を手放した。
政府はこういった「調整」をゆっくりしたかったんだけど予想よりはるかに早いスピードで変化が起こってしまって、一気に土地の値段は下がった。
30億の土地を買って「50億になったら売って20億儲けよう!」と思っていた人は、いきなりその土地が「1億」になってしまったので、29億の借金ができた。
みたいなことがあちこちで起こって大パニックになりたくさんの人が自殺した。
他にも原因はいろいろあるはずなんですが、こういう事がいろんな分野で起こったらしいです。
というわけで、わたしは、
「日本が調子に乗って舞い上がっちゃったから」が原因だと思います(笑)
No.1
- 回答日時:
いろいろな原因がありますが、
一番大きなものは、
『大蔵省による総量規制の実施』
これだと思います。
ちなみに・・・
>ゴルバチョフが辞任
あまり関係ないと思います(^^;
参考URL:http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/hudo.htm
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