己が罪を悔いての自決は、何の償いにもならない？るろうに剣心無意味なのか

Question

以前るろうに剣心を愛読していました、とても面白いし、哲学的な作品であると思います。 ですが、一つ気になる事がありました。

るろうに剣心ではこのようなことが繰り返し描写されてました。
たとえ悪人が改心してそれまで自身が行ってきた悪行の罪深さを自覚しても、安易な自決自死は、何の償いにも解決にもならない。
生き続けることで苦しみながら、償いの答えを探していかなければならないとも。
もちろん、充分に一理あると思います、それも一つの答えもであるでしょう。

しかし、それまでに悪人が行ってきた殺人や放火や詐欺や強姦などなどの、罪深さを自覚して、自身がどれほど他者を苦しめ悲しませてきたかを自覚したならば。
わずかでも償うために、自決自死を選ぶというのなら、それも償いの方法の一つではあるのではないかなと？
私としては贖罪の結論として、切腹などで自決を選ぶとしてもそれはそれで否定はできないし、何もしないよりはよいのではないかとも感じているのです…。

皆様はどう思いますかね、それまで悪人であった者が、己が罪深さを悔いて自決するなら、それは間違いであると感じますか？ 「るろうに剣心」などのように。
後悔しながら、生き続けなければならないと。

それとも、自決自死もまた償いの一つの形であると認めますか？ 間違いではないと。

るろうに剣心シリーズを読まれた人や、倫理に興味ある人など、皆さんからのいろんな回答を待っていますね。

tanzou2 · Accepted Answer

人間は生きたいのです。

だから、生きるか死ぬかの岐路に
立つと、生きる方を選びたくなります。

そうなると、そのための理由が
欲しくなります。

自分を誤魔化せる大義名分ですね。

それがこれであるわけです。

「たとえ悪人が改心してそれまで自身が行ってきた
　悪行の罪深さを自覚しても、安易な自決自死は、
　何の償いにも解決にもならない。
　生き続けることで苦しみながら、
　償いの答えを探していかなければならない」

そして、生き恥をさらします。

○
生きるか死ぬかの岐路に立ったら
迷わず死ね。
（葉隠れ）

rose2011 · Answer

私自身は、あらゆる自死を、肯定や美化はしませんが、とは言え、確かに否定しても、全く無意味とも思いますし。

中には、心底から気の毒と思う非業の自死とか。
肯定や美化せぬ立場でも、共感や感嘆など、要は「カッコいい」と感じてしまう様な自死も存在します。

しかし、そんなのは稀だし、そもそも悪人なのかどうかも判らない様な場合に限定的で、少なくとも私の中では、悪人には分類されません。

逆に、質問の犯罪者（悪人）の自死に関しては、同情の余地は乏しく、まして「カッコいい」などとも全く思えません。
従い、冒頭の「否定しても全く無意味」のみが残存し、「お好きにどうぞ！」くらいの感想ですかね？

あるいは、「根っからの犯罪者体質だなぁ・・」とか。
なぜなら「自死は究極の逃避」などとも言うので、当局の捜査から逃げるのと同様に、最終的には「罪を償うことからも逃げたな」と思います。

ちなみに、カッコいいと感じる様な自死は、「命の使い方」と思いますが、概ねの自死は、逆に「命の無駄遣い」とも思いますし。
死刑が確定的な凶悪な犯罪者に至っては、無駄遣いにも該当しないのかも知れません。

堺太郎丸 · Answer

自殺ほど罪深いことはありゃせん‼️＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

XR500 · Answer

自死他死を問わず「死刑」が罰としてある限りは
死をもって償うという考え方は続くでしょうね。

何にせよ「死」は責から逃れる手軽な方法です。

生きて償うことのほうがずっと大変だから
志の弱い人は死に逃げるんです。

己が罪を悔いての自決は、何の償いにもならない？ るろうに剣心 無意味なのか

人間は生きたいのです。

私自身は、あらゆる自死を、肯定や美化はしませんが、とは言え、確かに否定しても、全く無意味とも思いますし。

自殺ほど罪深いことはありゃせん‼️＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

自死他死を問わず「死刑」が罰としてある限りは

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