プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

当方ADSLなのですがそろそろ光に変えようかと思っております。
しかし光がどんどん安くなったりして光ファイバーの選択肢が増えつつあります。
いったい今乗り換えるとしたらどこの光ファイバーがいいのでしょうか?
品質、サービスの良さ、安さを三拍子そろえた回線事業者とISPの組み合わせは何なのでしょうか?
ちなみに当方、大阪府在住です。

A 回答 (1件)

光ファイバーを選ぶときの着目点としては、(1)ファイバーの専有・共有(2)プロバイダーサービス(3)付加サービスの3点が上げられます。



(1)については、今の多くの低価格光ファイバーサービスは共有型になっています。共有型とは、あなたのご近所さんと光ファイバーを共有する形のサービスのことです。例えば水道を考えたとき、水道管は浄水場からあなたの家に引かれてくる訳ではないですよね?太い水道管があなたの町内に引かれ、その太い管からご町内の各戸が細い水道管で水を自宅に引き込んでいるのです。このように、ご町内まで光ファイバーを引き込み、それを近所の何軒かに分岐して利用するタイプを共有型と呼び、対してあなたの家に向けて電話局から専用の光ファイバーを引いてくるタイプを専有型と呼びます。

共有型のメリットは、ご町内に一本だけファイバーを工事し、電柱の上で分岐して短いファイバーを各戸に引けばいいということで、工事が安くつきます。その分、値段の安いサービスが多いです。デメリットは、近所に非常に多くの通信を行う人(違法に音楽や映像をインターネットで共有している人は通信量がとても多いです)がいた場合、その人の通信のために光ファイバーの能力が溢れてしまい、あなたを含む他の家の利用者の通信が遅くなるなどの影響が出る可能性があることです(水道の例で言えば、あるお宅がものすごい勢いで水を使い、他のお宅の蛇口をひねっても水がちょぼちょぼしか出てこないような状況でしょうか)。

専有型は、他の利用者の影響を受けにくく(全く受けない訳ではないですが)、より安定した通信が見込めますが、その分値段が高いのがデメリットです。

主なサービスとしては、NTTのBフレッツファミリータイプやケイオプティコムのEOホームファイバーなどは共有型、またBフレッツのベーシックタイプなどは専有型になります。

(2)としては、一部の光ファイバーサービスにはプロバイダ機能が無く、別途契約する必要がある場合があります。例えばADSLサービスでも、NTTのフレッツADSLはプロバイダ契約が別に必要になりますが、Yahoo!BBはプロバイダ契約込みでした。光ファイバーについてもプロバイダ料金込みのもの、別のものが存在します。

プロバイダー料金込みの場合は、トータルとして値段が安いなどのメリットがありますが、それまで利用していたプロバイダを解約するとメールアドレスやホームページスペースが使えなくなり、かといって解約しないと結局プロバイダ料金を二重取りされてお得じゃないなどのデメリットもあります。ケイオプティコムのEOホームファイバーなどはこちらになります。
プロバイダー料金無しの場合、自分の好きなプロバイダやこれまで使ってきたプロバイダを使い続けられますが、料金が込みのものよりも高めで、かつ、別にプロバイダに申し込む手間が必要です。NTTのフレッツシリーズは全てこちらです。

(3)の場合、最近ではIP電話サービスが大きく取り上げられていますが、ものによっては今の電話番号のままIP電話が利用できるような高度なIP電話が付加サービスとして使えるものもあります。
大阪の場合、NTT西日本のフレッツ・光プレミアムサービスやケイオプティコムのEOホームファイバーなどで、今の電話番号をそのまま利用できるIP電話サービスが選べるようですね。

で、結局のところどれがいいかは難しいですが、ケイオプティコムのEOホームファイバーか、NTT西日本のフレッツ・光プレミアムのどちらかが良いのではないでしょうか。
組み合わせるプロバイダは、ケイオプティコムのEOホームファイバーの場合は選択不要、NTTのフレッツ・光プレミアムの場合は今お使いのプロバイダに不満がなければそのまま継続というのが良い気がします。もし今回変更するのであれば、本来は値段で勝負ですがExcite.BBやASAHIネットなどでも、最近は品質面では特に不満はないようです。
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