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藤井聡太さんって強いらしいですけど、YouTubeでいるようなウォーズ七段の人でも全く勝てないんですか?

A 回答 (7件)

>YouTubeでいるようなウォーズ七段の人


その方がどのような棋力か知らないけど…
一昔前はプロとアマの差が極めて大きいもので、頭脳ゲームは将棋、スポーツでは相撲と言われた。
将棋界の頂点であるA級在位者と名人の11名の棋力は
「現役アマチュア名人に角を落として100%勝てる」
とも言われた。
現役プロ棋士がアマチュアに負けることはあり得なかった。
それが昭和53年に覆った。
もちろんアマチュアと言えど元奨(元奨励会員)のように基礎がしっかりしている方もいる。
(昔はオリンピックの出場資格と同様、アマの定義は厳しくて元奨はアマ棋戦に出られなかったはず)
だがアマの棋力の向上で一番の原因はコンピュータの普及と対局ソフトの進化だろう。
将棋は強い相手と対局しないと強くなれない。
だがアマチュアが強くなるにはハードルが高い。
だってそうでしょ。
プロ棋士って朝から晩まで将棋に没頭できる。
だがアマチュアの多くは学業や仕事など別の顔を持つ。
やや前には研究会なるものでプロ棋士が集まり研究をしたものだ。
切磋琢磨してプロはより強くなった。
これがコンピュータの登場で変わってきた。
データベースの蓄積は凄い、いつでも過去の棋譜を出して研究ができる。
これによりアマとプロの差が無くなってきたと思う。

だが名人や藤井竜王含むA級が現役棋士のトップ11であることは厳然たる事実だ。
普通の条件、つまりプロが対局するように将棋盤を挟んで持ち時間4時間くらいで対局すればトッププロがアマに負ける要素がない。
もし負ける可能性があるとすれば1分切れ負け、などのトリッキーな条件だろう。
他の回答者が言っているが、小山アマのように強いアマは過去にもいた。
古くは東海の鬼と恐れられた故・花村九段。
そして新宿の殺し屋と呼ばれた故・小池重明さん。
二人とも奨励会とは無縁だった。
共通しているのは
「真剣師」
賭け将棋のプロ。
花村九段は編入試験を経てプロ入りした。
小池さんは波乱万丈の人生だった。

小池さんのエピソードをいくつか。
ちな、プロ棋士との公式戦で最初に勝ったアマが小池さん。

カネが無い、アマでもタイトルを取ると賞金が出ると聞き、仲間に担ぎ上げられてアマ名人戦の東京大会に出場した。
決勝前夜、酒場で飲み明かし酩酊状態、棄権しようとしたが仲間がタクシーで対局場へと連行。
酒が抜けずあまりの眠さに盤の前で
「少し寝かせてくれ」
ペナルティとして持ち時間を減らして30分ほど仮眠、ついでに気付け薬として冷えたビールをあおる、そして勝利。
そのまま全国大会でも勝利してアマ名人を獲得、ついでに翌年は連覇。

アマプロ対抗戦という企画があった。
各地の強豪アマチュアがノミネートされたがまだ名前の売れていない小池は選外、補欠扱いだった。
アマとプロとの総当たり、ノミネートされたアマが欠席、そこへ小池が選ばれた。
アマ総崩れの中、小池は5番指して4勝1敗の好成績。
打ち上げの場で感想を聞かれた小池、補欠扱いだったこともあり機嫌は良くない。
「確かにプロは強かった、俺でも全勝できず1敗したから。」
と吐いた。

別のアマプロオープン、小池がプロ4段から現役A級までと対局する企画。
条件は勝ち抜き、つまり4段に勝てば5段と対局、そこで勝てばさらに上級者、と。
小池は4段、5段、6段、7段、と勝ち抜けて最後に現役A級の森さんと対局することとなった。
最後のA級との対局に限り差し込み制が採用された。
まず角落ちで、そこで小池が勝てば次に香落ちで、それで勝てばやっと平手の勝負。
小池は角落ち、香落ちと連勝し、平手戦まで持ち込んだ。
平手戦、小池は序盤に苦戦したが終盤で焦点の歩の妖しい手を指す、それに惑わされた森さんが応手を誤り、、、
アマ=そこらのオッサン(ただし真剣師)が現役棋士4段からA級8段まで総なめで平手で勝つ、という快挙を成し遂げた瞬間。
この恥知らずな結果に激怒したのは当時の連盟会長の大山さん、以降この棋戦が開催させることは無かった。
当の小池、その前に大山さんと角落ちで対局、勝っていたのだが。。。

最後は癌に侵されて病院で点滴のチューブを引きちぎって壮絶な生涯を終えた。
小池アマの対プロの公式戦の通算戦績、平手で10勝8敗、勝率5割超え。
(非公式戦のほうが面白いんだが…)
この頃はネットはおろかコンピュータもまだまだ、小池は自宅に盤も駒も持たず、天性の才能のみで戦ってきた。
将棋連盟での対局に勝って連盟職員が棋譜を渡そうとしたら
「俺、家に盤が無いので要らないです」
と断られた、後に世話人の団鬼六氏が笑って話していたらしい。
生まれついての勝負師、真剣師で、目の前にカネをぶら下げれば勝てた。
それは生きるため、だ。
メシを食うため。
今はどの世界でもハングリー精神って無くなったよね。
YouTuberは再生回数でメシを食うエンターテイナーのプロだ。
映像作成に全力を出すだろうが、それはリアルの勝負とは関係無い。

特に藤井竜王は規格外だ。
最盛期の大山さん、中原さん、名人奪取の頃の谷川さん、全冠制覇の頃の羽生さんも同様。
編入試験で合格しても最初はフリークラスのはず、順位戦に参加するまでが大変だろう。
プロはコンスタントに勝つことを強いられる。
一発勝負のトーナメントではなくリーグ戦が主戦場だ。
いくら天才アマでも、退会付きの3段リーグという修羅場を抜けた人間と同じ土俵で対等に戦えるとは思わない。
将棋の世界に遅咲きは無い。
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ちなみに、速報です。



アマ超トップクラスの小山さんは、朝日杯将棋オープン戦で、1次予選でプロ棋士相手に4連勝し、2次予選に進出していました。
こうした中、本日(2022.12.9)、2次予選で千田七段(B1級)に勝ったものの、残念ながら、バリバリのA級棋士広瀬八段には敗れたようです。

千田七段はB級1組所属なので、プロでもベスト20には入るような棋士です。
その人が持ち時間が短い将棋とはいえ、よもやアマチュアに負けるとは。

このことを見ても、アマの超トップクラスの力量は、プロ棋士にもある程度通用するということがおわかりになるのではないでしょうか。

とはいえ、藤井五冠は別格ですので、ふつうに強い程度のアマチュアでは全く歯がたたないでしょうけどね。

【速報記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef0ec8bb5e7113 …
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将棋界の実情をわかっていない方も回答しているようですが、



アマとプロの実力に関して申し上げれば、
アマのトップクラス(アマ竜王、アマ名人)なら、奨励会三段以上の実力はあります。

そのことは、過去にプロ編入試験等を受け合格してプロ編入を果たした瀬川六段や今泉五段等をみれば、歴然とした事実です。
(いずれも、苦労人でわたくしの好きな棋士なんですけどね。)

なので、将棋に関しては昔と比べ、プロとアマの実力差はそれほどなくなってきているのが実情です。
現に、いまアマ超トップクラスの小山さんがプロ編入試験を受けていらっしやいますが、バリバリの四段相手先日に先勝しました。

ちなみに、奨励会に入りたての6級程度の奨励会員であれば、アマ四段程度の実力でしょう。
わたくしはアマ四段で県代表にはなっておらず、アマ竜王戦ベスト4が最高成績にすぎませんが、以前、奨励会6級には勝ったことがあります。(過去1局しか対局経験がありませんので、1勝0敗)

しかしながら、藤井五冠は別格。
どう考えても、プロのC2、フリークラスの棋士とは桂、香1~2枚程度は違うように感じます。
まあ、近い将来8大タイトル全制覇もありうるでしょうね。

なので、アマでは、どう考えても藤井五冠には勝てるわけがありませんね。
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プロ棋士養成所の奨励会、アマで県代表でも合格できない。



奨励会入会で6級だけど、アマ県代表でも勝てない。

プロ棋士とアマでは比較になら無い。
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ウォーズの7段なら四枚落ちでも勝てないかな?


素人とプロは全く違いますね。
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絶対に勝てませんね。



藤井聡太五冠は、プロ棋士の中でも久々の天才です。
既に将棋界の8大タイトルのうち、竜王、王将、王位、棋聖、叡王の5つを獲得しているところです。

いまはまだ、若干20歳ぐらいですが、
升田幸三九段、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、谷川浩司九段(十七世名人)、羽生善治九段、こういった過去の偉大な棋士たちとともに、将来将棋界に名を残すような才能をもった棋士だと思われます。

現状を申し上げれば、アマ名人やアマ竜王戦優勝者等のアマトップクラスの人でも、プロ四段と互角の勝負をするのがやっとの状態なのですから。
それでも、ものすごいことではありますが。

上記の人が仮にアマチュアだとしたら、平手ではまず勝てるわけがありません。
仮に、論ずるにしても、まずは、アマ竜王とか、アマ名人とかのタイトルを取ってからの話ですね。
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ウォーズ七段がサッパリ判らないですが、基本的にプロ棋士が素人に負ける事はありません


野球やサッカーなんかは素人(アマチュア)が勝つ事もあるのですけどね
将棋、相撲はプロとアマチュアの実力差が半端ないそうですよ
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