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作曲について
amazarashiの月曜日という曲についてです。
この曲のキーはCメジャーかAマイナーになると思うのですが、サビの「転がって潮風に錆びた」の「風」の音はA♭になっていると思います。
ブルーノートと呼ばれるものにあたるのかなと思い、調べてみたところ、通常ブルーノートは3、5、7度の音を半音下げて使うということがわかりました。
つまりCメジャーかAマイナーキーの曲の場合これに当てはまらないと思います。
この曲のメロディで使われるA♭の音はどのような役割を持ち、なんと言う名称でどのような法則に従っているのでしょうか。

A 回答 (2件)

その部分のコード進行はきちんと採譜すると



|F6(9)|G6|Em7 E7(♭9)/G♯|Am7 Gm7|

ナチュラル・マイナーのⅤ度(Em7)から、ハーモニック・マイナーのⅤ度(E7)にしています。つまり「ソ」の音を「ソ♯」の音に臨時記号で半音上げた音を採用したという事になります。

WEB上には、コード譜サイトがあり、当該部分をG♯dim7としたり、E7/G♯としたりしていますが、「ミ」と「ファ」のノートが入っているので、正確なコード表記は「E7(♭9)/G♯」になります。

このように、3種類のマイナー・スケール上にできるコードはナチュラル・マイナーの「ソ」が「ソ♯」になったものを、ハーモニック・マイナーと呼び、「ファとソ」を「ファ♯とソ♯」にしたものを、メロディック・マイナーと呼んでいます。

実際の曲では、3つのスケール上にできるコードが混在して作曲されるのは日常茶飯事であり、楽譜上も臨時記号で表されるだけです。
ソ♯=ラ♭で異名同音ですが、理論上は「ソ♯」とするのが正しいです。
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この回答へのお礼

助かりました

非常にわかりやすく、丁寧なご回答ありがとうございます。
コード譜サイトより詳しいコードまでお調べ頂いてとてもありがたいです。
ソ#が響いた瞬間、グッと心揺さぶられる感じがして、その仕組みがわかれば自分の曲にも活かせると思った次第でした。
教えて頂いた事を学びながら作曲頑張ります。
本当に本当にありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2023/12/29 10:10

通常のMajor Scaleから


和声的短音階(Harmonic Minor Scale)に移行したんじゃないですかね
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