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電磁気の教科書で
ガウスの定理から始まっているものが多いのですが
マックスウェルの式から始まって
クーロンの法則や電磁誘導や様々な電磁現象を
公理論的に分かりやすく説明する
数学指向の本はないものでしょうか?

A 回答 (3件)

マックスウェルの方程式から始まる教科書の定番は、


JDジャクソン「電磁気学」(吉岡書店)
原著:
Classical Electrodynamics
John David Jackson
(1998/07) John Wiley & Sons
です。


日本人の著書だと、そういう感じのものは

「理論電磁気学」
砂川 重信 (著) 単行本
(1999/09/01) 紀伊国屋書店

がおすすめです。

さらに、初めから相対性理論まで意識して書かれた
電磁気学の本としては、
ランダウ・リフシッツ著の
「場の古典論」(東京図書)
が極めて有名で、名著です。
かなり数学的で難解です。

この回答への補足

砂川さんのは初版は何時のでしょうか?
だいぶ古いのではないでしょうか
だいぶ前に書店に並んでいたようないないような気がします
気のせいかもしれません
古いから悪いということはないのですが

補足日時:2001/12/20 03:56
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>砂川さんのは初版は何時のでしょうか?


>だいぶ古いのではないでしょうか
>だいぶ前に書店に並んでいたようないないような気がします
>気のせいかもしれません
>古いから悪いということはないのですが

砂川の
「理論電磁気学」は
第1版1964年
第2版1973年
第3版1998年
です。確かに初版は古いです。
そして、版を経るにしたがって、難解とされる部分が
削除されていくのが残念です。

しかし、私個人としては非常に好きな本です。

まあ、ジャクソンも、ランダウもさらに古い本ですが。
むしろもう確立してしまった電磁気学のような学問は
内容に変化がないので、
教科書は、昔のものほど「硬派」で好きです。

数学者が、高木貞治の解析概論を愛読するようなものです。
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大学院で電磁波に関して勉強しているものです.


どのような本が公理論的に分かりやすく説明する数学指向の本かわからないのですが,参考までに自分の手元にいつも置いてあるのは,
「基礎電磁波-マクスウェル方程式から幾何光学まで」徳丸 仁 著,森北出版
「光学の原理 I」マックス・ボルン エミル・ウォルフ著 東海大学出版会
光学の原理はIからIIIまでありますが,電磁波の基礎および幾何光学だけでしたら
Iだけでいいと思います.
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この回答へのお礼

ありがとうございました
「光学の原理 I」マックス・ボルン エミル・ウォルフ著 東海大学出版会 は大阪府立中央図書館にありましたので早速予約をかけます
ただ「基礎電磁波-マクスウェル方程式から幾何光学まで」徳丸 仁 著,森北出版 はなかったのでおいおい探して見るつもりです

お礼日時:2001/12/22 18:17

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