プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

オークションサイトで見かけたのですが、

「市販されているCDに高音質処理を行っており、ラジカセで聴いても音の違いが分かる」

というような事が書いてありました。
CDのプレス前の処理ならばともかく、市販CDに何らかの処理をして音が良くなる、ということはあるのでしょうか?私は嘘じゃないのかなあ、と思うのですが実際どうなんでしょう?

真贋をどなたか教えて下さい。

A 回答 (8件)

まず、断っておきますがここで回答する音の善し悪しは、人が心地よいと思う音ではなく、原音に近いかどうか(ノイズレスかどうか)という概念の元で回答します。



Q/市販CDに何らかの処理をして音が良くなる、ということはあるのでしょうか?

A/はっきり言えばCDが持つ音質以上の高音質は不可能です。そのため、高音質化できるという製品はありません。これは、どこのメーカーでも例え販売しているメーカーであっても、否定はできないはずです。

なぜなら、保存される音は、あくまで情報としてどこまで保存しているかに過ぎません。そのため、CDであれば44.1KHz/16bitという枠を超えた音を出すことは出来ないのです。そのため、高音質化処理で高音質化されたという考え方はできません。CDの音はCDの音以上にはならないです。

では、高音質化があるとすれば何なのかというと、どこまでCDに保存されている音を忠実に取り出し再生するかという部分と、どれだけ聞いたときに心地よい自分が好む音にするかという部分の2つがあるのです。

そのうち、ここで言う高音質化は多くの場合前者だと思われます。
CDメディアの加工を行い偏心などを制御したり、傷や埃を除去する、もしくは保護層に何らかの処理を加えるなどで読み出しの精度を上げ音飛びやエラー訂正の回数を低減するということが考えられます。

元々音質が低下している場合はこれをすることでラジカセでの再生品質は改善されます。ただし、CD以上に高音質化することはありません。要は、CDの持つ音を最大限発揮できるようになるというだけのことです。

基本的にデジタルは音が変わることがないと言われますが、デジタルのメディアを再生するためには、CDを回転させる必要もありますし、適正にCDを読み出す必要もあります。そのため、CDメディアの重量、光学系から記録面までのレーザーの飛び方、そして振動に至るまで細かな音の成分を左右します。よって、CDの形状や作り加工の仕方によってはわずかな差かもしれませんが、音質をより引き出すことも、殺すことも可能になるとことになります。

では、後者とは何かというと一般にイコライザやバスレフなどの再生部での加工や保存するときに、エコーなどを加え音の臨場感を出すなどの手法にあります。これは、音をその人好みに加工することができます。

まあ、個人的には高音質化という売り文句は止めて欲しいですね。違いがわかるというのもどうかと・・・この手の場合は高音質になるという製品は、CDによって効果がある場合と全くない場合があります。そのため、もし検討するならば、必ず効果があるという前提ではなく、良くなることもあるという考え方が必要でしょう。その代わり、これは逆に悪くなる可能性もあります。
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この回答へのお礼

まとめてのお礼になりますことをお許し下さい。

皆さんの回答を拝見して、自分なりに納得できました。また、具体的な説明で、漠然と思っていたことの裏づけにもなり、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/19 13:56

#2です。



先の回答では、あまり時間がないときに書いていたので、自分の回答へのフォローということで、もう少し...

この手の「あとから処理をして音質・画質を改善するアイテム」に関しては、賛否両論あって、実際に自分自身で体験しないと分からない、という部分があることは否めません。
そして、支持派の意見としては「聴いて効果があったから有効だ」「なんとかの理論(一見科学的?なものからオカルト的なものまで)で有効だ」といった具合、反対派の意見としては「非科学的だ」「客観的実証がない」「思い込みだ」「聴いたけど分からなかった」といった具合だと思います。
同様の議論は、「怪しげなグッズ」に限らず、ケーブルによる音の変化に関してもあり、概して「聴けば分かる(分からないヤツは耳(音楽的センス)が悪い)」という意見と、「科学的に考えれば云々」という意見の対立が見られます(そして喧々囂々、時にはただの罵り合いに発展)。

プラシーボ効果(偽薬効果)について、当方は医学や薬学には門外漢ですので詳しい話は分かりかねますが、少なくとも、音楽という人間の精神活動に深く関わる分野では、それがあってもおかしくはないでしょう。

ただし、「プラシーボ効果が悪」と決めてかかるのは短絡的結論であると思います。
音楽は人間の精神活動と深く関わるものですから、たとえそれが思い込みによるものであっても、心地よく演奏し、聴くことができるという点が最も重要であるはずです。本物のプラシーボ(変な言葉ですが)も、もし薬に頼らず症状を改善することができるのなら、それに越したことはないはずです。(もっといえば、心理学だって立派な科学ですからね。)

私たちがCDという技術の恩恵に与っていることは疑いようがありませんが、その本質は音楽をするということです。
個人的には、「何とかの理屈で効果がある/ナンセンスだ」という議論より、「聴いたら良かったよ/悪かったよ」という意見の方が、音楽に関する限りでは、むしろより本質的であると思います。

まあ、理科の分からない人間のたわ言ですが。
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俺もオークションで高音質処理したCDを出品なさっている方を


見た事がありますが、ラジカセでも音の違いが分かる程の処理が
一般人にでも簡単に出来るのであれば
製造段階(CDをプレスする)でやっていてもおかしくないでしょうね。
俺はそんな事はあり得ないと思っています。
それに処理の方法を明かしてない辺りが嘘っぽいですよ。
見た目も変わりないですしね。
ホントに違うのか?自分の買いたいCDがあったら試してみたいと思っています。
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本当のとこを確かめた人いないのでは、確かめようもないし。


未確認飛行物体には宇宙人が・・・レベルの話だと思います。
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CDに記録されているデータがエラーなく読み出せている限り、音に違いがあるなど有り得ません。


ただ、普通はいくらかエラーが発生しますから、それを少なくする処理をしたものは結果的に音が良くなります。

また、へたな処理をするとかえって読み取り誤りを多くします。
光学的にまずい処理をするのは当然だめですが、ペイントした結果
ムラによりディスクが振動して読み取り誤りを増大させる危険性も考えられるので、
ディスク面をクリーニングするに留めた方がいいというのが私の持論です。

また、プラシーボという言葉も調べてください。
要するに、「苦労してやったのだから、良くなっているに決まってる」
と「無意識に」思うことです。
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以前話題になったCDの音をよくする方法として、


・CDを冷凍する
・CDのふちに緑色の塗料を塗ることでレーザーの乱反射を抑え、
 高音質化をはかる
というものがありました。
検索したらそのほかにもいろいろ高音質化を謳う機械、器具があるようです。

また、市販CDでも普通のCDのレーザー反射層素材をアルミから
金にしたものがあり、実際に音質がよくなるようです。

しかし、市販CDで金反射層以外の物理的な処理を行われているCDが
見当たらないということは、
・コストがあわない
・音質が改善しない
ということが考えられるかと思います。

自分としては未処理、処理済の差は見出せないです。

参考URL:http://fweb.midi.co.jp/~wproject/CDRTEST2.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

見出せませんか…
私も、ハード性能の違いならば理解できるのですが、プレス済みのCDに処理を行うことで、そんなに劇的な変化があるのかなあ?と疑問に思ったのです。
実際に皆さんが挙げて下さった処理を行ってみて変わったかどうか自分で判断できたら良いのですが、そのために出費するには若干高価なハードですので難しいですね。

お礼日時:2006/01/13 16:53

たとえば、


Acoustic Revive: Disc Demagnetizer RD-2(http://www.acoustic-revive.com/dd.html
同社: マイナスイオン発生器 RIO-5 II(http://www.acoustic-revive.com/rio.html
Nanotech Systems: NESPAシリーズ等(http://www.nanotec-systems.jp/audioproduct.html
GLA¨SS-AUDIO DESK SYSTEM(Teac扱い): CD Sound UpGrader(http://www.teac.co.jp/av/import/gads/gads_csi.html
のように、CDなどのディスクに「あとから」処理を施すことで、音質・画質等を改善しようというコンセプトの製品が多数あります。

最初のRD-2(その前身のRD-1)や、最後のディスクを削るマシーンなどは、確かに効果を感じました。ただ、変化が分かるか分からないかは環境や機器にもよると思いますので、絶対の効果が保証されているわけではないと考えます。

なお、古典的な方法としては、CDを冷凍庫でキンキンに冷やすとか、CDの外周に緑色のポスターカラーを塗るとかいった方法も有名です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、記録されたデータを正しく読み取るための加工、という意味では、消磁したり、外周をカットして歪みを除去するという考え方は納得できますね。

お礼日時:2006/01/13 16:47

スーパーオーディオCDと言うものが有ります。


再生には専用ハードが必要です。
通常のCDプレイヤーで聞けるものも有りますが、高音質では聞けません。
詳細は参考URLで確認をしてください。

参考URL:http://www.tdk.co.jp/davguide/dav00200.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

SACDなど現行フォーマットよりも高音質化を図ったものではなくて、普通に売られているCDに何らかの処理を施して音質が極端に改善されるようなことがあるのか?という意味でした。
私の質問の仕方が紛らわしかったようです...

お礼日時:2006/01/13 16:43

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