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TVでオカマ(ゲイ・ニューハーフ)の方はよく見かけるのに対してオナベ(レズ)の方って見かけませんよね。
KABA.ちゃんやマエケンは堂々とTVでゲイ宣言をしているし、「アドレな!ガレッジ」では「芸人とゲイ人のねるとん」もあります。
「中居正広のボク生き」で本物の女性とニューハーフを見分けるコーナーもありました。
なのにレズの方がTVにでるとしたら性同一性障害とか深刻な問題のときぐらいです(性別同一性障害の方はレズと言えないかもしれませんが…)まぁ少なくとも「笑い」に関してでTVに出ることは稀です。

「ウォーターボーイズ」のドラマでも3人のオカマさんが出てきましたが、この3人はお笑い要員でした。
オカマというと面白いイメージって割と強いと思います。
例えば化粧もヒゲも濃くて喋り方が気持ち悪くて源氏名がキモい(めろん・キャサリンとか)というカンジで。
なのにオナベに面白いイメージが無いのはどうしてなんでしょう?
同姓が好きで普通でない点は同じなのに、こんなにイメージの差があるのは不思議です。

これって女装と男装に対するイメージにも共通してるんでしょうか?
これも「面白い・気持ち悪い」というイメージと「カッコいい」(宝塚など)というイメージの差がありますよね。

私の持っているイメージは、
オカマ=オッサン・ヒゲも化粧も濃い・似合ってない女物の服
ニューハーフ=めちゃくちゃ綺麗・でも声は野太い
ゲイ=片耳ピアス・仕草が女っぽいけど見かけは普通の男性
オナベ=宝塚みたい・ホストみたいな格好・美人
レズ=綺麗なおねぇさま系・キリっとした背の高い美人
…というカンジです。
名前でイメージが違うのも不思議です。
一般的な認識も大体私と同じようなものだと思いますが、これってどうしてなんでしょう?

A 回答 (6件)

一般人というか、経験者というか、レズではありませんが性同一性障害者の当事者です。


同性愛者ということ自体とは少し違う気もしますが、狭義では女性でありたい男性(逆も)などは同性愛者とは言いません。おそらくKABA.ちゃんなどは精神的には女性であるとおっしゃっていますし、女性として男性が好きなのではないかなと思います。ですから、ノーマルということになります。こういった方々は、一人称が「あたし」や「私」などでいわゆる女口調ですね。それに比べて逆の女だけど精神的に男性だという方は男性的にしようとするため一人称は「オレ」が多く、言葉遣いも乱暴で下品な感じになりやすくなってしまうため世間に受け入れられにくいのではないでしょうか?また、男尊女卑の思考が強い男性などはそういった男まさりの女性を排除しようとする傾向にあります。それに比べて女口調は、優しくて丁寧な他人を気遣った言葉遣いであったりするので、女性らしい男性は女性や子供にも親しみやすいのではないでしょうか?

たしかに一般にゲイとかニューハーフの方の方が認知度が高く、ビアンやオナベと言われる方の方が露出も少なく一般的には馴染みが無いですよね。私も不思議に思いますが。やはり今までに形成された男尊女卑や固定観念とか偏見によるものが大きいと思います。一部の男性の性癖によるものや、いわゆるオタクと言われる女性たちの世界ではBLというものもポピュラーです。

ハードゲイなどのキャラクターをされている、住谷さんご自身はゲイではないそうですし。体格もよく、ゲイ受けもよさそうな男気のある方ですし、単純にかっこいいと思えるので女性にも子供にも人気があるのではないかなと思います。おちゃらけていたりしても男性的な特徴を生かしてパフォーマンス、エンターテイメントとして成り立つからではないでしょうか?
それに対して、ビアンとしてのキャラクターが見られないのは女性特有の習性や他の視線などからではないでしょうか?グループ単位での行動や、違う雰囲気の人間にあからさまに近づかないようにする傾向があるように思います。また、こういった小さなグループを形成していても男性の性の対象にされてしまうことがあります。さらにこうした悪循環(?)から、少数派というものはどうしても好奇の目で見られてしまいがちです。また、少数派はバカにされてしまうこともよくありますね。
支離滅裂になってしまいましたが、やはりこういう所でも男女格差があるのかなと思います。ジェンダーフリーやフェミニストの働き、一人一人の心がけなどで少しでも平等な社会になっていくといいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
同性愛者と、異性の格好をする方って違うんですか!初めて知りました。
性同一性障害(またはそれに良く似た考え)の方が同性を「異性として」愛するのと、そうではない方が同性を「同性として」愛するのは、両方とも同性を愛しているとして同じに見えてましたから…
女性的な口調は親しみやすい…なるほど。
そう考えると、KABA.ちゃん系の方はよく見るのに対して男性のままの喋り方をする男性同性愛者ってTVじゃ見ませんね。
そういう方や女性同性愛者も一般的に認知されるように、メディアが良い方向に影響力を振るってくれればいいんですが。

お礼日時:2006/02/02 04:27

再び#5です(しつこくてスミマセン)


さっき回答を入れた後、僧侶で差別問題を研究されている神戸修さんのコラムをたまたま目にしたのですが、特定の世界に属することを許されず複数の世界の境界上に在る人を「マージナマルマン(境界人)」というのだそうです。自由意思によってそんな境地を選択した人はどうかわりませんが、他方の世界から何らか違和感を覚えられてしまうのは確かで、違和感も価値観が違うであるだけ種を越えた愛ぐらいまで発展するのでなければ尊重します。世界は広いな~。

そのコラムの中で沖縄の女性が米兵に性的暴力を受けた時、当時の外務大臣田中真紀子さんは「夜中にフラフラしている方が悪い」と加害者男性の責任や有り方を問題にしないで、被害者女性の責任と有り方を問題にしていました。

性暴力の加害者が悪いのでも社会が悪いものでもなく、あなたが「女性として認識のない行動と、有り方が悪いのだ」と同性でさえそういうモラルを持っているものなのですね。

「人権侵害正当論」は被害者が悪いということなんですが、それを言われたくなければ加害者にも被害者にもならないよう気を付けるしかしょうがなくなりますね。
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知的な部分では男女で性差はあまりないように思います。

肉体的な部分では性差がはっきりしますが、男性は攻める性で、精神的にも自らで男を捨て中性的に人間としても生きられる。母性本能が昇華すると正義感にもなりますし、男性的な人も母性はありますね。

女性らしさは肉体の構造上、守り、受身の能力ではないかと。女を捨てたくても(凶暴性があっても、笑)、そういう肉体(産む性を包括した)をもって生まれてしまうと、これがなかなか自らで捨てれるものじゃなく、回りもあまりスキだらけで開放的になられると安心しておれないわけで。

ボーボワールは「人は女に生まれない、女になるのだ」といいましたが、女は女らしくしていることが善しとされて育てられるのですから。同性愛のこともよくわからないのですが、女の性(さが)…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼遅くなって申し訳ありません。
体のつくりからみるとこういう見方もあるんですね。

お礼日時:2006/02/14 06:07

テレビや映画業界は、男性の同性愛者の「面白い使い方」しか知らないんです。

そういう「道化役」や「色物」が必要な時に男性同性愛者のタレントを起用するわけです。
本当は、クールで知的でカッコイイ男性同性愛者もいっぱいいるんだけど、どう使っていいのか絡んでいいのかわからないんで、いつもマンネリな使い方をして冒険をしないんですよね。
例えば、海外の有名人でいえば「ワム!」のジョージ・マイケルとか、イアン・マッケラン(ロードオブザリングのガンダルフ)とかが同性愛者だと公言してますが、日本みたいなオカマなポジションの役に使われたりしないでしょう?日本のテレビや映画は同性愛者だと思うと批判が怖くておちゃらけた使い方しかできないんですよね。

で、日本のテレビや映画はレズビアンの使い方、どうしていいかがわかってないので、あんまり使いません。で、女装の同性愛者と同じ扱いができそうなオナベだけ、ときどき出してみたりするんだけど面白くないせいか最近減ってますよね。

普通の同性愛の女性も、今までにいました。でも、それがバレると芸能界から抹殺される時代があったんです。
歌手の相良直美は、人気があったのに「レズ疑惑」が持ち上がり芸能界から抹殺されたひとりです。
また、「東京少年」というグループのボーカルだった笹野みちるさんがレズビアンだと告白しましたが、ほとんどの取材が音楽でなく同性愛のことを聞くようになり、多くのテレビ出演でレズビアンとしての発言ばかり求められるようになり(別にレズビアンの代表じゃないのにね)、ストレスで病気になってしまいメジャーから姿を消しました。
中谷美紀さんや華原朋美さんが一時期レズビアンバーで頻繁に目撃されていましたが、事務所が強いのか彼女たちに実力があるからか、レズビアンという噂も立たないかわりに、あまりそのことで圧力はかかっていないようですね。

海外のレズビアンの女優は、ジョディー・フォスターや、「アリーマイラブ」でアリーの同僚役だったポーシャ・デ・ロッシが有名ですし、バイセクシュアルの有名人には、マドンナやアンジェリーナ・ジョリー(女性とつき合うために最初の夫と離婚している)がいます。彼女たちが女性の恋人と一緒にいるときのことは、ほとんど日本では報道されませんが。

「フレンズ」とか「セックス イン ザ シティ」みたいな人気連続ドラマに、メイン登場人物のほとんどがレズビアンという「The L Word」というテレビドラマもあります。このドラマの中のレズビアンはプロバスケットボール選手や、キャリアウーマンや、大学生などで、カッコよくて普通に生活しています。日本みたいに「お笑い」とか「エロ」の要員ではありません。だからかなぁ、日本語版DVDが出ないのは。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …

だから、日本のテレビや映画の同性愛者の使い方は偏っています。「男性同性愛者」は「オカマ」として「お笑い要員」という形を、日本のテレビは「日本の視聴者が安心して見られる使い方」と信じて繰り返しているわけです。本当は違うのに。

見た目や雰囲気で言えば、キムタクみたいな男性同性愛者もいるし、中田英寿みたいな男性同性愛者もいるし、泉ピン子みたいな女性同性愛者もいるし、浜崎あゆみみたいな女性同性愛者もいるわけです。でも、そういう人たちが同性愛者だとした時に、前例がないからどう絡んでいいのか、どう報道していいのかわからないのがテレビ業界なんです。惑わされないでほしいなぁ。

本当に、いろんなレズビアン、いろんなゲイがいるんです。
私たちの周りの人たちと同じです。いろんなタイプがいます。
質問者さんが
>確かに現実で直にオカマさんと会ったことはないですねぇ。
って言っているってことは、男性同性愛者も女性同性愛者もあなたの前ではそれを隠してるってことですから。
偏見を持ってる人の前では、みんなそういうことは隠しますからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。お礼遅くなって申し訳ありませんでした。
日本と海外でこんなにメディアの対応が違うとは…今まで知りませんでした。
色んな種類の同性愛者がいるのに、使いやすいお笑い要員になれそうな人達だけを選んでTVに出してるんですね。
同性愛者への偏見がある上にメディアに頼りすぎてるからこんなことが起きるんでしょうか…

お礼日時:2006/02/02 04:06

ゲームやマンガでは、エッチ系じゃなくってもたまにいますよ。


ギャグ要員でも、リアル系でも、レズキャラ。
で、テレビには出ないとなると、レズの方が生々しいからじゃないですかねー。
あんまり詳しく書くと削除されちゃいそうですが、興奮状態に男女差があるのが、生々しかったりそうでなかったり、男の私はそう感じます。

テレビ局というか、社会が男性社会ってのもあるのかな?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
青年マンガとかだとたまに見かけますね。
男性社会…これからは女性も社会に多くなってきますから、これからは変化してくんですかねぇ?

お礼日時:2006/01/29 20:18

>オナベ(レズ)の方って見かけませんよね。



これは、単純にタレントがいないだけだと思います。加えて、テレビ業界が
求めていない、とも考えられます。

>「ウォーターボーイズ」のドラマでも3人のオカマさんが出てきましたが、この3人はお笑い要員でした。
>オカマというと面白いイメージって割と強いと思います。
例えば化粧もヒゲも濃くて喋り方が気持ち悪くて源氏名がキモい(めろん・キャサリンとか)というカンジで。

これは、テレビのネタとして面白いからだと思います。

>オナベに面白いイメージが無いのはどうしてなんでしょう?

テレビなどを使って(オナベ=面白い)のイメージを作ろうとしないからでわ。加えて、「女は、女らしく」と言う考えを持っているからとも取れる。

>一般的な認識も大体私と同じようなものだと思いますが、これってどうしてなんでしょう?

あなたが、実際に会ったのではなく、テレビなどを通してでしかこの人たちを知らないからです。名前に付随するイメージが似ているのは、あなたと同じように、他の人もテレビを通してでしか知らないからです。先ほどから、テレビを挙げていた理由はこれです。

たとえば、"女子高生"と聞いてあなたの両親はどんなイメージを持っているでしょう?たぶん、テレビで取り上げられるようなイメージを答えるでしょう。でも、実際はそうではないですよね。そのイメージから離れた人もいます。"ある属性を持ったもの"をグループ化して見ることは、人間誰しも行っていることです。これはそのほうが楽だからです。

参考のURLは、これに似たことについて書かれた本ですのでお勧めします。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000068 …

この回答への補足

なるほど、確かに現実で直にオカマさんと会ったことはないですねぇ。
これって、女装と男装に関してもそうなんですか?
今のところ気持ち悪い女装は見たことがあっても気持ち悪い男装は見たことないです。(すごく似合ってる女装も見たことはありますが)
友達が学ラン着てる写真や、男性キャラのコスプレしている女性は今まで気持ち悪いと思ったことはありません。
これも私が今までTVや本で見てきた「男装」=「宝塚」=「綺麗」や「女装」=「お笑い番組」=「キモい」の方程式のせいなんでしょうか?

補足日時:2006/01/28 04:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
テレビの影響力って凄いですね…。
これが悪用されたり変な方向へ突っ走ってしまわないといいんですが。(もしかしたらもう既にそうなってるかも!?)
参考URLの本も機会があったら買ってみようと思います。

お礼日時:2006/01/28 04:40

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