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仏教には沢山の宗派があり、沢山の経典があるようですが、般若心経はどこに位置するのでしょうか?

仏教にどれくらい宗派があり、それぞれの宗派が持っている経典がどんなものなのか知りたいのですが、なにかいいサイトはありますか?

A 回答 (4件)

仏教は、紀元前5世紀頃にお釈迦様によって説かれたもので、仏陀になることを勧め、仏陀になるための修行法を説く宗教です。



現在の仏教は、大きく、南伝仏教(上座部仏教)、チベット仏教(密教)、大乗仏教(日本宗派仏教)に分類されます。この中で、日本に伝えられたのは大乗仏教だけです。

お釈迦様の仏教(根本仏教)は、南伝仏教(上座部仏教)の「阿含経典」(あごんきょうてん、アーガマ)にのみ説かれています。阿含経典にのみ、仏陀になるための修行方法(七科三十七道品)が記されています。それは、瞑想を中心とした修行です。

法華経を含む全ての大乗仏教経典は、インドの後の人々によって創作されたもので、お釈迦様がお説きになったものではありません。(これは、世界および日本の宗教学で検証済みのことで、日本の大乗仏教の信者に知らされていないだけのことです。)

「般若心経」は、大乗仏教が成立した最初の頃に作成された初期大乗仏教の経典です。「般若心経」は、西暦2~3世紀にインドの龍樹が般若経典の注釈書である『大智度論』を著したとされ、「般若心経」もこの頃に成立したものと考えられています。

中国天台宗、智顗の五時教判は、仏教を、
「華厳時、阿含時、方等時、般若時、法華時、涅槃時」と分類しましたが、現在では、これは誤りであることが分かっています。

仏教:
http://www.geocities.jp/zen9you/
バウッダ(中村・三枝著):http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4094600809.h …
般若心経:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AC%E8%8B%A5% …
大乗仏教経典:
http://www.geocities.jp/butsuzo1220/buddha/html/ …
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再びNo.3です。

補足説明します。

お釈迦様の仏教は、本来、「現世」において瞑想を中心とした「仏陀」になる(=現世成仏)ための修行法を実践するものです。

お釈迦様が、大乗仏教で行われているような、お題目を唱えさせたり、念仏を唱えさせたり、仏を神様のように信仰させて現世利益を祈願するよう指導したためしはありませんし、そうするはずもありません。お釈迦様の仏教は、仏を神様のように信仰したり、現世利益(金、地位、名誉、権力、政治力、支配力)を仏に祈願したりするものではありません。

法華経を含む大乗経典は、お釈迦様の死後、人によって創作されたものです。大乗仏教は、神様を信仰し現世利益を祈願する多神教のヒンズー教の影響を受けたそうです。

なお、「妙法蓮華経方便品 第二」に「・・・此の諸の仏子の為に 是の大乗経を説く 我是の如き人 来世に仏道を成ぜんと記す」とある通り、法華経は、「現世成仏」ではなく「来世成仏」を目的としています。これは、お釈迦様の教えではありません。
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>般若心経はどこに位置するのでしょうか?



この質問内容がいまいち解りませんので、質問者さんの意図する質問の内容とは違うかもしれません。

僕が知っている限りでは、

お釈迦様の教えは、6つ時期に分けられ説いています。

初めから、華厳時、阿含時、方等時、般若時、法華時、涅槃時です。

般若時に説かれた教えが般若心教です。

お釈迦様の教えは、3つに分けられます。実教と大乗教、小乗教です。簡単に説明すると
小乗教は自己の幸福を求めた教え、
大乗教は、自分と周りの幸福を求めた教えです。
実教は、修行することで、お釈迦様と同じ境涯、仏になれると説かれた教えです。

般若心教は、大乗教に入ります。

さらに詳しく説明する(あくまでも僕の勉強した範囲)と(simonokuさんには余計なことかもしれませんので、余計だったら読まないでください)

仏法を説くに、実教を教えても大衆は解らないだろうとお釈迦様は思いました。そのために、小乗教を説き、仏教の大切さを理解させました。これは、偽りの教えです。そして、仏教の目的は、自分と周りの人も救う、幸せな境涯にすることであると言って、自分の幸せばかり
求めては駄目だということで大乗教を教えました。これもまた、嘘です。般若時では、大乗教も小乗教も区別はないと説きました。しかし、この教えの内容も嘘です。

そして、最後に実教である法華経を説き、皆、修行をすれば仏の境涯になれると説きました。

だけど、この法華経は、保つのが難しく、これを広める者は、迫害や嫌がらせを受けるだろうと説きました。人は何も知らないのでこれを否定するだろうとも説きました。

この法華経には2つあり、お釈迦様から、仏になる心を貰った人のみが成仏できる法華経と、お釈迦様から仏になる心を持たない人でも、成仏できる法華経があります。
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